老若男女が楽しめるスポーツとしてすっかり人気が定着した「ゴルフ」。さまざまなゴルフ用グッズが登場している中、今注目を集めているのがゴルフ向けスマートウォッチです。今回SmartWatchLife編集部では、人気、話題性、実力からセレクトした主要ゴルフウォッチ4モデルを実際にプロに使ってもらいその使い勝手を検証してみました。5回に分けてお届けする特集最終回は『Shot Navi』「W1 エボルブ」を徹底解説します。
『Shot Navi』「W1 エボルブ」ってどんな時計?
プロゴルファー横峯さくらがアンバサダーを務めている『Shot Navi』は日本を代表するゴルフウォッチメーカー。その中でも「W1 エボルブ」はもっとも高い性能を誇るフラッグシップモデルです。なんと日本のゴルフ場は100%対応、世界含め5万9315ものコースを収録しているんです。機能的にも現在地からフェアウェイ中央までの距離と高低差を表示してくれる特許機能『フェアウェイナビ』は、かなり実用的で、多くのゴルファーに愛されている存在なんです。
『フェアウェイナビ』などの高度な独自機能のほか、スコア表示など基本的な機能はすべてオールイン。高精密反射型カラー液晶採用で、文字もくっきり。
いよいよ『Shot Navi』「W1 エボルブ」をコースで試用!
それでは『Shot Navi』「W1 エボルブ」を着用した多田愛プロがコースで実践インプレッション!
圧倒的な情報量でゴルファーをサポート!
基本となるナビ画面がこちら。ゴルファーに必要な情報が多数表示されているのがわかります。情報量はゴルフウォッチの中でも1位2位を争うと言っても過言ではありません。画面の中に所狭しと情報が並んでいますが、高精細反射型カラー液晶を搭載しているため、視認性は非常に良好。推奨番手を表示する機能もありますが、クラブごとの自分の飛距離を登録しておくと、表示される推奨番手もより精度を増します。
『Shot Navi』「W1 エボルブ」の基本操作はとてもシンプル
使い方はシンプルなので、誰でもすぐに使い始められます。まずは、ショット後に3時位置のプッシュボタンを長押しします。するとショットした地点が登録され、その場所から移動すると飛距離計算が始まります。ボールの着地地点で再度長押しして地点登録すると、飛距離が確定。スコアも自動的に1打プラスされるという仕組み。基本的にこの操作をショットごとに繰り返すだけです。
1打目のショットを終え、着地地点で3時位置のプッシュボタンを長押ししたところがこちら。飛距離が確定され、1打カウントされます。
画面も現在地によって自動で変わります。ご覧のとおり、グリーンに近づくとグリーンビューが表示されました。
まるでキャディ付き!『Shot Navi』「W1 エボルブ」の便利すぎなアシスト機能
『Shot Navi』「W1 エボルブ」の特許を取得した看板機能が「フェアウェイナビ」。この機能は、フェアウェイから外れたときに、自分の打ちたい方向のフェアウェイの中心までの距離と、そこからグリーンまでの距離を表示してくれるお役立ち機能。高低差のあるラフに打ち込んでフェアウェイがまったく見えないなんてときに、非常に役立ちます。また、ターゲットに正しくアドレスがとれているかアシストする「エイム機能」も実用的。打ちたい方向に時計を向けてロックし、その後アドレスを取り始めるとインジケーターがガイドしてくれます。そのほかにも、実際の水平距離ではなく、高低差を加味した「目安距離」を表示できたり、アプリ上で膨大な数の登録コースレイアウトをチェックして、プレー前の予習に使うことができるなど、すべてのゴルファーの強い味方になってくれます。
「フェアウェイナビ」画面。フェアウェイから外れたときに、自分の打ちたい方向のフェアウェイの中心までの距離と、そこからグリーンまでの距離を表示してくれます。
ターゲットに正しくアドレスがとれているかアシストする「エイム機能」は、打ちたい方向に時計を向けてロック、その後アドレスを取り始めるとインジケーターがガイド。
実際の水平距離ではなく、高低差を加味した「目安距離」も表示できます。写真ではイエローの数字の横の三角マークが上を向いているので、この場合は打ち上げの目安距離となります。
グリーンセンターまでの残距離が登録したドライバーの飛距離以内になると、シンプルビューとよばれる、残りの距離がより確認しやすい表示画面に自動で切り替わります。ゴルファーに寄り添った機能性が◎!
膨大な登録コースのレイアウトもすべてチェックできます。予習や復習に使えますね。
多田愛のインプレッションは?
『Shot Navi』「W1 エボルブ」製品概要
・価格:2万9800円
・サイズ:ケース径47.5m 厚さ16.2mm
・重さ:74g
・防水:IPX7 / 3ATM
・バッテリー:リチウムイオン (充電時間 PC経由4時間)
●「ゴルフウォッチ特集」過去の連載レビューはこちらから
・世界一豪華なゴルフウォッチ!「タグ・ホイヤー コネクテッド ゴルフ エディション」
・ショットを自動判定してくれる「ガーミン アプローチ S62」
・コースの起伏が丸わかり!「GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ」
多田 愛プロフィール
多田 愛(ただ めぐみ)。東京都出身。16歳からプロゴルファーの父多田泰善氏の薫陶を受け、現在JLPGAティーチングプロフェッショナル受講中。多田泰善氏が主宰する「ティーズスクエアゴルフスクール」でもレッスン活動を行っている。弾ける笑顔と166㎝の長身から繰り出されるダイナミックなショットが魅力。
撮影協力
新君津ベルグリーンカントリー倶楽部
千葉房総の豊かな自然の中に広がる丘陵コースは、マウンドが組み合わされた個性的なコースが特徴。フェアウェイも広く、ドライバーショットも心地よい。13Hは池に囲まれた景観のよい名物コースで、これを目当てに来るゴルファーも多い。280ヤードの打ちっ放しが開放感抜群の練習場や、地元の食材を楽しめるランチなど、満足度の高いコースだ。また、今回時計インプレッションを担当してくれた多田 愛選手の父である多田泰善プロが本コースでレッスン中。多田プロが提唱する関節可動域を最大限に活用するスイングを学び、さらなるスコアアップを目指そう。(レッスンのお申し込み・お問い合わせ:ティーズスクエア03-6868-6700)
新君津ベルグリーンカントリー倶楽部
●住所:千葉県君津市東猪原12番地
●電話番号:0439-70-5130
https://newkimitsu.com
Photo/HIROAKI KAWATA
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