老若男女が楽しめるスポーツとしてすっかり人気が定着した「ゴルフ」。さまざまなゴルフ用グッズが登場している中、今注目を集めているのがゴルフ向けスマートウォッチです。今回SmartWatchLife編集部では、人気、話題性、実力からセレクトした主要ゴルフウォッチ4モデルを実際にプロに使ってもらいその使い勝手を検証してみました。5回に分けてお届けする特集第4回は『GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ』を徹底解説します。
『GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ』ってどんな時計?
『GREENON』はゴルフ用ウォッチを多数ラインナップする専門ブランド。有村智恵プロがアンバサダーを務めていることでも有名ですね。今回試用した「THE GOLF WATCH A1 Ⅱ」は、そんな『GREENON』のフラッグシップモデル。国内コースの99%以上を網羅、アメリカだけでも1万5000以上ものコース情報を内蔵しています。1mという高い精度を誇る人工衛星「みちびき」のL1S信号に対応し、ゴルフウォッチのキモとなる位置計測に高い実力を発揮、多くのゴルファーから信頼されている存在です。そしてなんと言っても「THE GOLF WATCH A1 Ⅱ」のストロングポイントがアンジュレーションの表示機能。高低差をグラフィカルに表示されるので、すべてのゴルファーにとって心強い武器となってくれるはずです。プレイを開始すると、現在位置からコースとホールを自動検出できます。1.34インチの大型の液晶を搭載し、日光の強い屋外でも非常に見やすいのも魅力です。
いよいよ「GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ」をコースで試用!
それでは「GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ」を着用した多田愛プロがコースで実践インプレッション!
必要な情報がすべて配置された基本画面
ゴルファーに必要な情報を分かりやすく表示したメイン画面。手首をひねるだけで、このメイン画面から距離表示画面、高低差画面に切り替えられるモードもあり、非常に使い勝手がいいのも特徴です。
基本操作もシンプルで簡単!
使い方はとても簡単。まず基本画面で2時位置のボタンをプッシュすると、ショット地点が登録されるので、その場でショットします。ボールの落下地点へ移動し、次のショットを打つときに、同じく2時位置のボタンを押せば飛距離や打数が記録されます。「アプローチ画面」「グリーン画面」とプレー場所によって自動的に画面内容が変わるのも特徴で、最後にスコアとパットを入力してホールのルーティンは終了です。
ボールの落下地点で2時位置のボタンをプッシュすると打数がカウントされます。また現在地と飛距離が時計内に表示されます。
グリーンに近づくと、ご覧のように時計もグリーン表示に自動で切り替わります!
プレイヤーが欲しい情報がすべて腕元に
コースの詳細な情報がわかれば、もっとプレーが楽しくなるもの。「GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ」はそんなニーズに答えてくれるゴルフウォッチです。最大の特徴となっているアンジュレーション表示は、コースをどう攻略するか”考えるゴルフ”を上級者はもちろん初心者にも体験させてくれます。高低差、ハザードまでの距離も、非常に読み取りやすく表示してくれるので、コースでほかのプレイヤーを待たせることもありません。もちろんスマホアプリも用意されており、プレーデータはすべてアプリに転送されるため、プレー後にスコアやショット軌跡を確認することができます。さらにアプリ上からはピン位置データも編集することができ、レイアップ戦略シミュレーションも実行可能です。
カラーで細かな起伏まで表現したグリーンのアンジュレーション画面は、まさにこのモデルのウリのひとつ。
現在位置とグリーンまでの高低差を表示。さらに傾斜を考慮した距離である目安距離と、ターゲットまでの水平距離の表示も可能です。高低差のあるコースではとても頼もしい機能ですね。
ハザード表示画面はグリーンターゲットのバック/センター/フロントまでの距離に加え、コース内すべてのハザードまでの距離も表示してくれるのでコース全体の把握がしやすいのが特徴です。
スマホ上のアプリからレイアップ戦略シミュレーションも実行可能です。
『GREENON THE GOLF WATCH A1 Ⅱ』
多田 愛プロフィール
多田 愛(ただ めぐみ)。東京都出身。16歳からプロゴルファーの父多田泰善氏の薫陶を受け、現在JLPGAティーチングプロフェッショナル受講中。多田泰善氏が主宰する「ティーズスクエアゴルフスクール」でもレッスン活動を行っている。弾ける笑顔と166㎝の長身から繰り出されるダイナミックなショットが魅力。
撮影協力
新君津ベルグリーンカントリー倶楽部
千葉房総の豊かな自然の中に広がる丘陵コースは、マウンドが組み合わされた個性的なコースが特徴。フェアウェイも広く、ドライバーショットも心地よい。13Hは池に囲まれた景観のよい名物コースで、これを目当てに来るゴルファーも多い。280ヤードの打ちっ放しが開放感抜群の練習場や、地元の食材を楽しめるランチなど、満足度の高いコースだ。また、今回時計インプレッションを担当してくれた多田 愛選手の父である多田泰善プロが本コースでレッスン中。多田プロが提唱する関節可動域を最大限に活用するスイングを学び、さらなるスコアアップを目指そう。(レッスンのお申し込み・お問い合わせ:ティーズスクエア03-6868-6700)
新君津ベルグリーンカントリー倶楽部
●住所:千葉県君津市東猪原12番地
●電話番号:0439-70-5130
https://newkimitsu.com
Photo/HIROAKI KAWATA
過去の連載記事はこちらから
●第1回「ゴルフウォッチって何ができるの?」
https://www.smartwatchlife.jp/15622/
●第2回「タグ・ホイヤー コネクテッド ゴルフ エディション編」
https://www.smartwatchlife.jp/15919/
●第3回「ガーミン アプローチ S62編」
https://www.smartwatchlife.jp/16163/
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