検索
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. コラム・業界分析
  3. Apple Watchで検証。マンション階段50階分の昇り降りで消費するカロリーは?在宅ワークの運動不足解消に最適だった

Apple Watchで検証。マンション階段50階分の昇り降りで消費するカロリーは?在宅ワークの運動不足解消に最適だった

コラム・業界分析

公開日: 最終更新日:

コロナ禍以降、在宅ワークが定着し、運動不足を自覚している人は少なくないでしょう。さらに梅雨の時期になると、雨や湿気の影響で外出そのものが億劫になり、活動量が一気に落ちがちです。

そんな中、あらためて注目したいのが「家の階段の昇り降り」。特にマンション住まいの方であれば、非常階段を使うだけで、特別な器具や場所を用意せずに、しっかりとした運動になります。

そこで今回は、Apple Watchを着用してマンションの階段を合計50階分(昇り25階・降り25階)昇り降りし、実際の消費カロリーを計測。その結果を詳しくご紹介します。

階段昇降では、どのくらいのカロリーを消費できるのか?

まずはApple Watchでの実測結果を見る前に、一般的に階段昇降がどの程度の運動量とされているのかを確認しておきましょう。

消費カロリーは本来、細かな条件によって変動しますが、簡易的には次の式で求められます。

1.05 × エクササイズ(メッツ × 時間) × 体重(kg)

メッツ(METs)とは、「安静時を1としたときに、どれくらいエネルギーを消費する運動か」を示す指標です。数値が高いほど、運動強度が高いことを意味します。

今回は、体重65kgの30代男性が10分間階段昇降を行った場合の目安を、計算サイトの結果をもとに整理しました。

動作 メッツ 10分間の消費カロリー目安
階段を下りる 3.5 約40 kcal
階段を上る(ゆっくり) 4.0 約46 kcal
階段を上る(速い) 8.8 約100 kcal

注目したいのは、「速いペースで階段を上ると、10分で約100kcal」という点。これは軽いジョギングに匹敵する消費量です。

タワーマンションなどに住んでいる方は、無理のない範囲で試してみる価値はありそうです。ただし、膝や足首への負担には十分注意しましょう。

では、Apple Watchで計測した実際の結果は?

次に、筆者が自宅マンションで行った実測結果です。今回は14階建てのマンションを使用し、以下の条件で計測しました。

・階段昇り:25階分
・階段下り:25階分
・合計:50階分の昇降

なお、階数調整のため、途中で3階分のみエレベーターを使用しています。その間のみApple Watchの計測を一時停止しています。

その結果、約10分間の階段昇降で消費したアクティブカロリーは71kcalでした。

短時間・屋内・特別な道具なしでこの数値は、かなり効率の良い運動といえるでしょう。

運動効率を上げたいなら「昇り」を意識

心拍数の推移を見てみると、階段を下りている時間帯は心拍数があまり上がらず昇っている時間帯にしっかり心拍数が上昇していることが分かります。

つまり、運動効率を重視するなら「昇り」を多めに取り入れるのがポイントです。

ただし、息切れや膝への負担も大きくなるため、体力に応じて無理のないペース・回数で行いましょう。

また、マンション内であっても、

・運動靴を履く
・動きやすい服装に着替える
・雨の日は滑りやすさに注意する

といった基本的な安全対策は必須です。

「アクティブカロリー」と「合計カロリー」の違い

Apple Watchに表示される「アクティブカロリー」とは、立ち上がる・歩く・運動するなど、体を動かしたことによって消費されたカロリーのことです。

一方で「合計カロリー」は、アクティブカロリーに加えて、何もしていなくても消費される基礎代謝を含んだ数値を指します。

運動量の評価やダイエット管理では、まずアクティブカロリーを意識すると分かりやすいでしょう。

Apple Watchは、どうやって消費カロリーを計測している?

Apple Watchの消費カロリー計測は、単純な歩数計算ではありません。

事前に登録した身長・体重・年齢・性別といった個人データに加え、

・加速度センサー
・心拍センサー
・GPS(屋外ワークアウト時)

といった複数のセンサー情報を組み合わせて算出されています。

そのため、特にワークアウト計測時は、比較的信頼性の高い消費カロリーが記録されます。なお、ワークアウト画面の表示項目はカスタマイズ可能で、自分が重視したい指標だけを確認することもできます。

消費カロリーを「見える化」するとダイエットは続きやすい

ダイエットの基本は、「消費カロリーが摂取カロリーを上回ること」。理屈はシンプルですが、実際には自分がどれだけ消費しているかを把握できていない人も多いのが現実です。

Apple Watchのようなスマートウォッチを使えば、

・日常の活動量
・運動による消費カロリー
・心拍数の変化

を継続的に記録できます。これにより、運動や食事管理の精度が格段に上がります。

在宅ワークや梅雨時期の運動不足対策としても、「階段昇降 × Apple Watch」は、非常に現実的で続けやすい選択肢といえるでしょう。

関連記事・あわせて読みたい

Apple Watchで消費カロリー徹底検証まとめ|階段・自転車・ボウリング・庭作業で何kcal?【実測レポート集】
Apple Watchやスマートウォッチのダイエット活用法を解説! 日常生活全体の消費エネルギーが重要
Apple Watchの運動量計測の精度を上げる7つの方法
一般ランナーにも広がるスマートウォッチ活用術。心拍データを練習に活かす
Apple Watchでダイエット・カロリー管理・運動計測を最大活用する方法まとめ

カテゴリー・タグから関連記事を探す

この記事に関連するテーマの記事は、以下のページからまとめてチェックできます。

Apple Watchの使い方・基礎知識:Apple Watchの活用法を初心者向けに解説
Apple Watch:最新モデル情報から使いこなし術まで
健康管理

 はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、 記事の探し方ガイド から目的別に読めます。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. 「どのスマートウォッチが一番正確?」睡眠・心拍・歩数・VO2 Maxを指標別に比較した最新研究まとめ

  2. WHOOPが火をつけた革命――スマートウォッチの「画面なし」モデル流行の源流とは

  3. Googleの画面なしFitbitバンド、製品名は「Fitbit Air」か。サブスクは「Google Health」に刷新の可能性

  4. Google Pixel Watch歴代モデル実機レビューまとめ|初代から最新Pixel Watch 4まで進化を徹底比較

  5. AnkerのBluetoothスピーカー3製品がリコール対象に|充電式スピーカーで火災事故、消費者庁が公表【2026年4月】

  6. Google Pixel Watch 4を徹底解説!レビュー・サイズ選び・健康管理機能まとめ

  7. ロンドンマラソン2026優勝者が着けていたのはGarminの格安入門モデル|世界記録ランナーのウォッチ事情

  8. 【レビュー】Amazfit T-Rex Ultra 2|直径51mm・最大30日バッテリー・64GBストレージを備えたタフネス最上位機をじっくり試した

  9. Apple Watch × iPhone・Mac連携ワザまとめ|ロック解除からナビ、決済まで使いこなす

  10. ファーウェイ、ダイヤモンドをあしらった最高級スマートウォッチ「Huawei Watch Ultimate Design Diamond Edition」を中国で発表へ

   

NEW CONTENTS

  1. ガジェットらしさを抑えたベージュの佇まい。Life on Productsから4ポートGaN「USB急速充電器 USB PD(パワーデリバリー)対応 67W」が4月27日発売

  2. SOXAI RING 2の中古・未使用品がイオシスに入荷|16,800円〜23,800円でカラー・サイズが豊富に揃う

  3. Stravaの2025年レポートが示す「ウェアラブルの今」|Apple Watchが1位、Z世代の最大投資先にも

  4. ロンドンマラソン2026優勝者が着けていたのはGarminの格安入門モデル|世界記録ランナーのウォッチ事情

  5. 【楽天1位の人気スマートウォッチが再入荷】DOOGEE AnyWise W1 Lite|限定100台・先着8,900円で再販開始

  6. Apple Watchに「日光下の時間」が自動記録されている——知られていない健康トラッキング機能の使い方

  7. DeNA×GO×GOドライブのAI勉強会資料が無料公開中|100本超えのスライドアーカイブを紹介

  8. 「watchOS 26.5 Developer Beta 4」が公開、正式版リリースに向けた最終調整段階へ

  9. Apple、Ultraブランドを拡大へ|iPhone UltraとMacBook Ultraが今後登場か?

  10. Apple Watchが小児の不整脈検出でパッチ型モニターを上回る、Heart Rhythm 2026で研究発表