鍵を持ち歩くことなく、スマートフォンやApple Watchでドアの施錠・解錠ができる「スマートロック」。
最近では工事不要で簡単に取り付けられるモデルも増えており、賃貸住宅でも気軽に導入できるようになっています。
特に注目されているのが、Apple Watchに対応したスマートロック。
腕に装着したまま鍵の開け閉めができるので、買い物帰りで両手がふさがっていても、スマートに玄関を開けられます。
この記事では、Apple Watch対応スマートロックのおすすめ製品6選を詳しくご紹介するとともに、
購入前にチェックしたい選び方のポイントや、スマートロックが特に便利な利用シーンについても解説します。
オススメ製品6選はこちら!
SwitchBot スマートロック
スマートホーム分野全般で圧倒的な支持を誇るSwitchBotのスマートロック。
Apple Watchでテレビやエアコン、シーリングライト等のリモコン機能を代用できますが、こちらのスマートロックを設置すればドアの開閉も可能。
別売で指紋認証パッドもありますし、ダブルロックにも対応。他のアイテムを使えばオートロックマンションの入口も開閉可能と、対応する幅が広いです。
家全体をスマートホーム化したい人には、他の関連アイテムも非常に多く揃っているブランドなのでオススメです!
使用レビューはこちらです!
Qrio Lock
Qrio Lockはソニーのグループ企業の手掛けるスマートロック。
ドアのサムターンに取り付けることにより、スマートフォンやApple Watchでカギの解錠/施錠を行うことができるデバイスです。
取り付けは工事不要で、両面テープで取り付けるだけの簡単設置です(しっかりつけないと落下して外れてしまうので注意が必要です)。
スマートフォン、Apple WatchのほかQrio Key(キュリオキー)やSONYのスマートウォッチ「wena 3」を使って開錠/施錠もできます。
【詳細記事はコチラ!】Apple Watchでドアを開閉できるスマートロック『Qrio Lock』。ソニーのwena 3も対応!
SESAME5
Bluetooth接続対応、オートロック機能付きのスマートロック。
「呆れるほど安い」というキャッチフレーズが公式サイトに出てきますが、5000円以下で購入できるタイミングもあるのが魅力です(こちらもAmazonより公式サイトのほうが安いタイミングあり)。
スマートフォンやApple Watchでの施錠・解錠に加えて、スマホを持ってドア前に立つだけで解錠する「手ぶら解錠」も可能。
QRコードで鍵のシェアなんかもできちゃいます。
シリーズが新しくなるたびに性能が上がり、価格も手頃になってきていて、ファンの多いスマートロックです。
ビットキー bitlock LITE2
低価格&サポート充実な、はじめてのスマートロック。iPhoneが自宅のカギになります。
玄関のカギに付属のシールで張るだけなので工事不要。綺麗に剥がせるので賃貸住宅でも使用可能な点も魅力です。
【関連記事はコチラ!】Apple Watchにも対応! 月額300円からのスマートロック「bitlock LITE」
同シリーズのモデルのレビュー記事はこちら!
スマートロック『 bitlock MINI』の「開け方いろいろセット」が便利すぎた! スマホでもApple Watchでも暗証番号でも開閉可能
SADIOT LOCK 2
ミネベアミツミのグループ会社・ユーシン・ショウワが2021年2月に販売を開始したスマートロック。
同年10月販売開始の製品から、Apple Watch対応などの新機能を搭載。カラフルなカラー展開も魅力です
SADIOT LOCK WEBサイト(https://sadiot.com/)
eGeeTouchスマートトラベルロック
こちらは番外編で、南京錠のスマートロック。
スマートフォン(iOS8.0、アンドロイド4.4以降)、専用NFCタグ、Apple Watchなどで解錠可能。
鍵や暗証番号が不要で、小さいダイヤル錠をまわす必要もありません。2個セットでお買い得価格て提供中です。
また、ロックをつけた持ち物が離れたときにスマホを通してくれる「置き忘れお知らせ機能」があり、置忘れや盗難防止に役立ちます。
Apple Watch対応スマートロックの選び方
スマートロックは多機能化が進んでおり、価格や設置方法、対応端末などに違いがあります。Apple Watchと連携して快適に使うためにも、以下のポイントをチェックして選びましょう。
工事不要タイプのメリット
スマートロックには工事が必要な「内蔵型」と、サムターン(つまみ)に取り付けるだけの「後付け型(工事不要)」があります。 Apple Watchに対応したモデルの多くはこの後付け型で、テープやネジで貼り付けるだけで設置が完了します。 賃貸住宅でも使えるほか、引っ越しの際にも取り外して再利用できるため、初めてのスマートロック導入におすすめです。
対応OSとアプリ連携の確認方法
Apple Watchでスマートロックを操作するには、連携アプリがiOSおよびwatchOSに対応している必要があります。 製品によっては、Apple Watch単体では操作できず、iPhoneを経由する必要があるものもあります。 公式サイトやアプリストアの情報を確認し、自分のデバイスで問題なく使えるかを事前にチェックしましょう。
電池交換や電源方式は要チェック
多くのスマートロックは乾電池で稼働しますが、種類によっては電池寿命が数カ月から1年程度と差があります。 頻繁な交換が面倒な方は、長寿命電池採用モデルや、残量通知機能がある製品を選ぶと安心です。
指紋認証やオートロック機能の有無
Apple Watch操作以外にも、指紋認証やオートロックなどの付加機能があると便利です。 家族がスマートウォッチを持っていない場合でも指紋で解錠できますし、ドアの閉め忘れを防ぐオートロック機能は特におすすめです。
Apple Watch対応スマートロックはどんな人におすすめ?
Apple Watch対応のスマートロックは、日々の暮らしをよりスマートかつ快適にしてくれるデバイスです。特に以下のような方におすすめです。
スマホや時計だけで生活を完結させたい人
キャッシュレス決済、通知確認、健康管理と多機能なApple Watchを活用している方には、鍵の開け閉めもApple Watchで完結するのは大きなメリット。 荷物が多い日やポケットからスマホを出すのが煩わしい時でも、手首の操作だけでスムーズに施錠・解錠できます。
在宅ワークが多い人
自宅で仕事をしていると、宅配便や来客の応対が多くなります。スマートロックがあれば、手元のApple Watchでドアの解錠ができるため、いちいち鍵を取りに行く必要がありません。 音声アシスタントやスマートスピーカーと組み合わせれば、より効率的なワークスタイルの構築も可能です。
子どもや高齢者の鍵忘れ対策にも最適
小学生の子どもや高齢の親が外出時に鍵を忘れてしまうことはよくあります。スマートロックなら、スマホやApple Watchさえあれば鍵いらず。 また、遠隔操作での施錠・解錠も可能なので、家族が困っているときに外出先から鍵を開けてあげることもできます。
あわせて読みたい
ウェアラブルデバイスの最終形はマイクロチップの体内埋め込み? スウェーデンでは電車で決済可能も、世界で普及が進まないワケ
https://www.smartwatchlife.jp/27664/
一般販売は10月を予定! キャッシュレス機能搭載スマートリング「EVERING」のポップアップスペースが蔦屋書店で開設中
※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。