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Apple Watchは42mmと45mmと49mmのどれがいい?【2024年最新版】女性は42mmが無難だが、男性の場合は?

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2023.09.16

「よし!買おう」と決意した後も、実はほかにも決めなければいけないことが本当に多いApple Watch。

「SEにするかSeries 10にするかUltra 2にするか」
「GPS + セルラーモデルにするか、GPSモデルにするか」
「ケースはアルミか、ステンレススチールか」
「ケースの色はシルバーか、ゴールドか、スペースグレイか、ディープネイビーか、レッドか」
「ケースのサイズは42mmか45mmか49mmか」
「バンドはどれにするか」

などなど、迷うポイントが沢山あります。今回はその中でも「ケースのサイズは42mmか45mmか49mmか」の問題について掘り下げていきます!

現在発売中のApple Watchのサイズ展開

Apple Watchのケースのサイズはシリーズごとに異なります。

現在発売中のモデルだと、下記のようなサイズ展開。

SEとSeries 9は数字は微妙に違いますが、「大きいサイズと小さいサイズがあり、その差は4mm」というのが共通点です。

・Apple Watch Series 10:42mmと45mm

・Apple Watch Series SE:40mmと44mm

・Apple Watch Ultra:49mm

ちなみに本記事トップの写真は、左から42mmのSeries 7と44mmのSeries 5、49mmのUltra(初代)です。

けっこう大きさ違いますよね。

42mmと45mmと49mm、どのくらい大きさが違うのか。

Apple Watchを使ったことがない人には、42mmと45mmと49mmの大きさの違いもピンとこないはず。

では、公式サイトに記載されているサイズ比較の画像を見てみましょう。

左から40mm、45mm、49mmの大きさになります。

実寸大ではないですが、これを見ただけでも「けっこう大きさが違うな(特にUltraはデカいな!)」と感じる人は多いはずです。

出典:Apple公式サイト

なおサイズの実寸や表示領域は下記のような形となります。

●40mmのケース(SE)

縦40mm 、横34mm、厚さ10.7mm
324 × 394ピクセル
759平方ミリメートルの表示領域

●45mmのケース(Series 9)

縦45mm、横38mm 、厚さ10.7mm
352 × 430ピクセル
904平方ミリメートルの表示領域

●49mmのケース(Ultra 2)

縦49mm、横44mm 、厚さ14.4mm
410 × 502ピクセル
1,185平方ミリメートルの表示領域

40mmと45mmと49mmと聞くと「それぞれ4~5mm違うだけ」という印象ですが、このように表示領域の面積にも、けっこうな違いがあります。

またUltra 2だけは厚みも4mm増している点も見逃せません。

ちなみにスマートウォッチ以外の一般的な腕時計のケースサイズは、男性向けの一般的なものだと40mm前後。

女性物だと20mm台後半から30mm代前半のものが多く、ボーイズと呼ばれる男女とも着用できるサイズで30mm台前半くらい~。

男性向けの腕時計でケース径が45mm以上のものは一般的にはビッグサイズと呼ばれるので、Apple Watch Ultraはかなりのビッグサイズの腕時計になります。

42mmと45mmと49mmで重量もかなり違います

そして見逃してはいけないのは重量の違い。

重量はサイズの違いだけでなく、ケースの素材の違いや、GPSモデルかGPS+Cellularモデルかでも変わってきますが、以下のような形となっています。

いちばん軽いSEの40mmケース(GPSモデル)が26.4 gなのに対して、49mmのUltra 2は61.4 g。

実に2倍以上の重さの違いがあります。

●SE

40mmケース
26.4 g(GPSモデル)
27.8 g(GPS + Cellularモデル)

44mmケース
32.9 g(GPSモデル)
33.0 g(GPS + Cellularモデル)

●Series 9

41mmケース
31.9 g(アルミニウム、GPSモデル)
32.1 g(アルミニウム、GPS + Cellularモデル)
42.3 g(ステンレススチール)

45mmケース
38.7 g(アルミニウム、GPSモデル)
39.0 g(アルミニウム、GPS + Cellularモデル)
51.5 g(ステンレススチール)

●Ultra 2

49mmケース
61.4 g(チタンケース)

こうやって比べてみると、SEは軽さも魅力の一つといえますね!

なお筆者が初代Ultraの重さを測ったところ、実際に上の写真のように61gありました。

一方でSeries 10の42mm、GPSモデルは31g。やはり半分くらいの軽さになります。

ちなみに筆者の体感でいうと、40mmのApple Watchを45mmのApple Watchに変えたときは、重さの違いはさほど気になりませんでした。

ただ、49mmのUltraに付け替えると、大きさの違い以上に「だいぶ腕が重くなったな」という印象があります。

40mmや45mmのときには感じなかった「腕のうえに金属の塊が載っているな」という感覚が明確にある感じです。

そして、Ultraを外したときは「ああ、腕が軽くなった」という心地よさもあります。

腕のサイズで最適なサイズは変わる

なお公式サイトの購入時の画面では、42mmのケースには「手首が130–200mmの方にフィットします」、45mmのケースには「手首が140-220mmの方にフィットします」との説明が。

Ultraについては、SMLとバンドのサイズがあり、Sは手首が130–160mmの人、Mは145–190mmの人、Lは165–210mmの人にフィットすると書かれています。

多くの人は「自分の手首のサイズ」は知らないでしょうが、Apple公式サイトではプリントアウトした紙で手首を測れるPDFファイルが配布されています

なお計測する位置は、手首近くの出っ張った骨より1cm程度肘側に寄った場所くらいがいいようです。

こちらでペンで印をつけながら測れば、手首のサイズ(周囲の長さ)が分かるのですが、168cmの男性である筆者の場合は16cm程度でした。

つまり、UltraのLサイズ以外はどれでもフィットする手首の太さということ。実際にどのApple Watchを付けても大きな違和感はありません。

筆者は標準体型の男性より少し小さい程度の体格なので、おそらく標準的な手首の太さの人なら、どのApple Watchを着用しても問題ないはずです。

一方で、かなり細めな人・太めな人は片方のみに適正がある可能性も。

いろんな体格の人のApple Watchの着用画像

上の画像はやや細身で身長は平均的な女性が40mmのApple Watchを着用した場合の画像。

小さめの40mmでも、けっこう存在感がありますよね。

やっぱり結構大きいので、さらに大きな46mmにすると大きすぎるのでは……という感じがします。

上の写真は168cmの筆者が40mmのApple Watchを着用した画像。

腕時計としては標準的な大きさに感じますし、やはり女性よりも腕が太いので、「44mmでもイケそうだな」という感じがあります。

上記の2枚は標準体型よりやや身長高めの男性が44mmのApple Watchを着用した画像です。

44mmでも違和感なく着用できている気がしますし、49mmのApple Watch Ultraを付けても違和感はなさそうです。

逆にこれで40mmだと少し小さめなのかな……という感じもあります。

こちらは168cmの筆者がUltraを着用した状態。

手首が埋まりそうなほどの大きさがあり、40mmを着用したときとは見た目のサイズ感がかなり違うことが分かると思います。

こちらは150cm程度の小柄な女性がApple Watch Ultraを着用した状態。

女性用の普通の腕時計はケースが30mm程度のものが多いので、これはかなり大きく感じるでしょう。

店員さんに42mmと46mmのメリット・デメリットを聞いた!

Apple Store 家電量販店
画面上で見ていても、今ひとつ実感が湧かない……という人は、町中のApple Storeや家電量販店で現物を見てみましょう。

また店員さんに「ケースのサイズを42mmにするか、46mmにするか、49mmにするか迷ってるんです」と聞いてみましょう!

筆者が以前にApple WatchのSeries6の購入を検討中、40mmと44mmのどちらにすべきか実際に聞いてみたところ、大まかに以下のような回答でした(当時はUltraがなかったので49mmについては聞けませんでした)。

42mmと46mmでも回答はおそらく同じだと思いますので、参考にしてください!

40mmのメリット・デメリット

・普段から小さめのケースの時計を使っている人は手に馴染みやすい
・そこまでケースが大きすぎない分、時計としての見た目がいい(腕元がスッキリ見える)
・44mmに比べれば操作はしにくい
・ただ、あくまで比較したら……の話。操作をするとき画面は拡大もできるので、特に40mmだからといって使用にストレスがあるわけではない。

44mmのメリット・デメリット

・画面が大きいので、指が太めの男性でも操作がしやすい
・大きいぶん、「Apple Watchを付けてる!」という存在感がある
・見た目のスマートさでは、40mmに劣るかもしれない
・男性は44mmを購入する人が多い

実際に試着してみての感想


筆者(168cmの男性)が実際に試着してみての感想も、店員さんのお話とほぼ同じもの。

「40mmと44mmだと、4mmの差とはいえ、けっこうな違いがあるな」という着用感だったので、購入を検討中の人はぜひ実物に触れてみることをオススメします。

気になった点としては、44mmのほうがやや腕に重みを感じたこと。

また44mmはケースが大きく、手首の幅をそこそこ埋め尽ているイメージです。

手を動かすときに、少し動きに干渉するかな……とも感じました。

店員さんいわく「大きさや重さが気になった人も、使い始めれば慣れますよ」とのことだったので、このあたりの感覚は個人差があるかもしれません。

実際に44mmのApple Watchを着用するようになった後は、重さや大きさはさほど気になりなくなりました。

そしてその後、筆者は49mmのApple Watch Ultraも購入して着用しました。

このときは40mmと44mmのときに感じた差とは全く違い、「大きさも重さもメチャクチャ変わったな!」という印象を持ちましたし、使い続けていても重さは気になります。

手首の出っ張った骨部分に当たることや、着替えのときに長袖の服などが手首に引っかかることも増えました。

UltraやUltra 2については、大きさ・重量だけでなく価格も倍くらいに変わってくるので、購入前にいちど着用してみることをお勧めします。

標準体型に近い筆者でも「これは結構重いな」と感じるので、重さを理由に使わなくなる人もいるかもしれません。

操作性はどのサイズでも問題なし

ちなみに操作感については、筆者は40mmも44mmも49mmも着用してきましたが、どれでも問題ありませんでした。

というのも、Apple Watchで普段行う操作は、上下左右のスワイプとタップ、そして2つのサイドのボタンのプッシュ程度。

Apple Watch上にキーボードを表示して文字入力をすることはまずありませんし、よく使うアプリは短いタップ数で呼び出せるようにしておけば、複雑な操作は不要になります。

49mmのUltraを使ったあとで40mmのApple Watchに付け替えると「画面が小さくなったな」とは感じますが、それも比較すれば……の話。

40mmを着用していた時期はストレスなく操作できていましたし、指が太めだったり、細かな操作が苦手だったりする人でない限り、「40mmでは小さすぎて操作がしづらかった」と感じることはないでしょう。

結論としてどのサイズがいいのか


各サイズのApple Watchを着用してきて得た結論は、「最適なサイズは人によって変わるし、標準体型の人は好みの問題になるな」という平凡なものでした。

体がかなり大柄な人は40mmや41mmだと小さく感じるでしょうし、小柄な人が49mmのUltraを着用すればデカすぎると感じるでしょうが、一般的な体型の人なら好みで決められる部分が多そうです。

そして標準体型の男性で、40mm~45mmの範囲でApple Watchを選んだ人で、「やっぱり大きくすればよかった!」「小さいサイズにして失敗した!」と言っている人はあまり聞きません。

一般的な体型の方が40~45mmの範囲でApple Watchを選ぶなら、サイズや重さ、操作性のストレスで後悔することはあまりないでしょう。

その上で、あえてどんな人にどちらがオススメなのかを考えると、

●40mm、42mm
・小柄な女性はまずコチラを選んだほうが無難
・どちらかというと、操作性より時計としてのスマートな見た目を優先させたい人
・軽やかなつけ心地が好みな人

●44mm、46mm
・見た目のスッキリさや軽さよりも操作性を優先し、デジタルギアとしてのApple Watchをフルに楽しみたい人
・指が少し太めだったり、細やかな指先での操作が苦手だったりする人
・標準体型の人~大柄な人

●49mm
・Apple Watch Ultraがほしくて、高性能でバッテリーの持ちがいいApple Watchが欲しい人
・指が太めだったり、細やかな指先での操作が苦手だったりする人
・標準体型の人~大柄な人
・「重さやデカさは気にならない」という人
・価格が他の倍くらいになるので、予算がある人

という感じでしょうか。

40mm、42mmと44mm、46mmについては、価格は数千円程度しか違わないので、予算よりも好みや付け心地を優先して選んでよいでしょう!

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●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!

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これからアップルウォッチを検討・購入する方は以下の記事も参考に!

【2024年版】Apple Watch Series 10の色選びを7000字で専門サイトが解説!

 

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