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ゴルフ用にこそスマートウォッチを使う理由。5つのメリットを持った「HUAWEI WATCH GT 4」の体験レビュー。

REVIEW

公開日: 最終更新日:

 

ゴルフ用スマートウォッチは、ここ数年で急速に人気が高まっており、ゴルファーにとって非常に便利なアイテムになっています。

とはいえ、筆者の体感ではゴルフ用スマートウォッチを使用してラウンドしているゴルファーは2〜3割といったところでしょうか。

おそらく、ゴルフ用スマートウォッチの便利さが多くのゴルファーに伝わっていないのでしょう。

ゴルファーの多くを占めている層が50代以上の年配男性であることもその要因かもしれません。

今回は多くのゴルファーに「ゴルフ用スマートウォッチの魅力」を伝えるべく、ゴルフを始めて半年の筆者が体験レビューを書いてみることにします。

「HUAWEI WATCH GT 4」

使用するスマートウォッチは「HUAWEI WATCH GT 4」。

2023年10月に発売されて以来、HUAWEIのフラッグシップモデルとして高い評価を得ています。

純粋なゴルフ用スマートウォッチと分類される商品ではないのですが、長時間駆動バッテリーや健康管理機能、音楽再生機能など、充実した機能を搭載しており、普段使いにもおすすめできるモデルです。

価格は39,600円と比較的買いやすい金額設定ですし、「ゴルフ用と思って買ったけど2〜3回使って飽きちゃった。。」ということがないような高性能スマートウォッチです。

そして何より時計のデザインがカッコよく、液晶の見やすさも抜群で、スマートウォッチ初心者にも自信を持っておすすめできます。

ゴルフ用スマートウォッチとは?

そもそも「ゴルフ用スマートウォッチ」とはどんなものを指すのでしょうか?

ゴルフ用スマートウォッチとされているのは、ゴルフラウンド中に役立つ機能を搭載したスマートウォッチで、主にはGPS機能を使ってピンまでの距離を手元で把握できたり、ホールごとにスコアを記入して管理できる機能をもつ製品を指します。

スコア管理に関しては、ボールをヒットしたことを自動で感知して、グリーン上のパッティング以外の打数を自動的にカウントしてくれる機能を持ったスマートウォッチも存在します。

「HUAWEI WATCH GT 4」をゴルフに使用するメリットは?

それでは実際に「HUAWEI WATCH GT 4」をゴルフのラウンドに使用して、そのメリットについてレビューしていきます。

距離が正確にわかる

これは市販されているゴルフ用スマートウォッチに共通していることですが、日本のゴルフコースの情報をほぼすべて網羅しており、GPS機能と組み合わせることによって「グリーンまであと何ヤード」かがすぐにわかります。

結局のところ、この距離計測機能がゴルフ用スマートウォッチを使用する上でのメリットの半分以上を占めるのかなと思います。

ちなみにゴルフギアとしての距離計測器には大きく分けて2つあり、1つがレーザータイプでもう一つがGPSタイプです。

レーザータイプの距離計測器は目標物にレーザーを照射し、反射光が戻ってくるまでの時間を計測することで距離を測定します。

ですのでピンまでの距離やハザードまでの距離など、特定の目標物までの距離を正確に測定できます。

ただし、目標物が見える場所でのみ測定できるので、砲台グリーンだったりドッグレッグしているホールなどで目標物を特定できない場合などは使いづらいかもしれません。

そもそも、毎回双眼鏡を覗くように距離を確認するのも、初心者にはちょっと気恥ずかしいものがあります。
「距離を正確に測ったところで、その距離を正確に打てるのか」などと言われそうで、腕元でささっと確認できるのがスマートウォッチ型の隠れたメリットかもしれません。

一方のGPSタイプの距離計測器(スマートウォッチはこちらに分類されます)GPS衛星から受信した信号をもとに、自分の位置情報と目標物までの位置情報から距離を算出します。

スマートウォッチに限らずさまざまなGPSタイプの計測器が発売されており、それぞれの機器が持つ機能に左右されますが、グリーンまでの距離やハザードまでの距離だけでなく、コース全体を俯瞰した距離情報を確認できるのが特徴です。

ただし、GPSの受信が正確でなかったりすると、誤差が大きくてヤーデージ杭に書かれている数字とかなり違ったりすることもあります。

そして、そのGPSの正確さが「HUAWEI WATCH GT 4」の大きなメリットの一つです。

腕時計で自分の立っている位置がかならず表示されていますが、感覚的には数ヤードのずれもないように感じました。

また、地点間距離もわかるのも「HUAWEI WATCH GT 4」の利点の一つでしょう。
例えば自分のドライバーの距離が平均200ヤードだったとして、200ヤード地点にあるバンカーや池の位置がわかるので、「バンカーになるべく入らないように左の方に打っておいた方がいいな」などと戦略を立てることができます。

戦略通りに打てるかどうかはここでは無視してください笑。

さらに、「理想の2打目地点からピンまでの距離」もつかむことができます。

「220ヤード飛ばしてこの位置まで運んだら、残りは80ヤード」みたいな場合は無理せずに「190ヤード飛ばして、110ヤード残す」というような戦略を、全く初めて行ったコースで立てることができます。

初心者にとってとてもありがたい機能ですが、これは上級者にもとてつもないメリットになるでしょう。

コース情報が把握できる

初めてのコースでもコース状況がわかるのも大きなメリットの一つです。

前述したように、日本国内のコースをほぼ全て網羅しているので、まずは前日とかにスマートフォンからコースマップをダウンロードしておくといいでしょう。

特にいいなと思ったのが、グリーンの傾斜がわかることです。
そのコースを何度も回っている人はグリーンのどの場所に落とすのがベストかを知っていると思いますが、初めて回る人は「グリーンにせっかくオンしたのに、すごい下り傾斜でパットが難しかった」などということがあります。

グリーンに乗せられる距離まで進めたらグリーンの傾斜を確認する、というルーティーンを作れば戦略的にグリーンを狙う位置まで決められるでしょう。
上級者にとっても大切なことですが、パットの下手な初心者にとっても大切なことだと感じました。

また、現在の風向きがわかるのも「HUAWEI WATCH GT 4」の特徴でしょう。

特にショートホールのように打球を上げて打つホールの場合は風の影響が大きいですが、どのくらいの強さかは打ってみないとわからないものです。

感覚的に「ちょっとアゲてるな」(注:向かい風のことを上級者はカッコよくそのように表現するようです)とか「フォロってるな」などとつぶやいてから打つことが多いのですが、腕元で正確な風速と方向がわかることにより、正確なクラブ選択ができます。

HUAWEI WATCH GT 4」のGPS機能とコンパス機能を使ったもので、採用しているスマートウォッチはまだ少ないと思われます。

一つだけ惜しいなと思ったのは、「2グリーンあった場合のピンの位置の認識」でしょうか。

芝の保全のためなどに「右グリーン」「左グリーン」の2グリーンがあるホールが多いと思いますが、その場合にはそれぞれのグリーンの中間地点あたりをピン位置として距離計算しているようです。

この2つのグリーンが近ければいいのですが、「右グリーンまでは150ヤードで左グリーンまでは130ヤード」というような場合が結構あります。

もちろん「HUAWEI WATCH GT 4」なら目標地点までの距離を自由に設定できるので正確な位置を知りたければ手元の操作でできるので実際には特に問題にはならないと思われます。

スコアを記録・保存できる

ゴルフ用スマートウォッチを使用する大きな理由として「スコアを記録・保存できる」ということもあります。

「HUAWEI WATCH GT 4」はストローク数、パット数が簡単に記入でき、後からスマートフォンで見返すことができます。

スコア記入時に、第一打の「命中」「左カーブ」「右カーブ」を手動ではありますが記入していくので、後から見返して練習に生かすこともできます。

秀逸なのはスマホアプリ内にある「軌跡」を確認できるページです。
スイングの記録とGPSの記録を掛け合わせて、2打目はどこから打った、3打目はどこから打った、、、などがアニメーションで表示されます。
いかにひどいプレーをしていたのかをまざまざと思い知らされますが、このページを見て「飛ばすことよりも正確に刻むことのほうが何倍も大切」であるかがわかります。

バッテリー切れの心配がない

ここまで機能面の紹介をしてきましたが、「HUAWEI WATCH GT 4」の特徴として「ロングバッテリー」という利点もあります。

筆者は普段はアップルウォッチを使用しており、アップルウォッチのゴルフアプリでラウンドすることが多いのですが、アップルウォッチでは以前16番ホールあたりでバッテリー切れを起こして全く使えなくなってしまうことがありました。

常時表示にしていたり、昼の休憩の時にも一時停止をしなかったことも影響しているのですが、時計の機能としてもまったく使えなくなってしまったことには閉口しました。

その点、「HUAWEI WATCH GT 4」は1ラウンド回っても全容量の10〜20%くらいしか消費しないので、バッテリー切れの心配をすることは全くありません。

泊まりゴルフで2ラウンドやったとしても、おそらく半分も消費しないでしょう。

この安心感は大きなメリットの一つでしょう。

練習にも使える

さらに、コースだけでなく、打ちっ放しなどの練習場でも練習アイテムとして使えます。

機能としては
・スイングテンポ
・スイングスピード
の2つがわかるのが特徴です。

ゴルフは何といっても再現性のスポーツですから、一定のリズム一定のフォームでボールを打つことがミスを減らす大きな要素です。

振り上げてから打ち終わるまでの腕の動きをスマートウォッチが検知してスイングテンポを表示します。


個人的にはずっと測っているとそればかりが気になってしまうので、1回の練習で数球だけ測るくらいでちょうどいいかなと思いますが、。

また、スイングスピードも計測します。
ただ、これはクラブのヘッドスピードとは違います。
打球を計測してくれるスタジオなんかにいくとクラブのヘッドスピードを計測してくれます。
このヘッドスピードが飛距離に直結するのでヘッドスピードを上げる練習をしている人も多いかと思います。

スマートウォッチで計測できる動きは「手首の動き」だけなので、手首を振る速さだけが計測できるわけです。

ただし、逆に考えると「手首の動きの速さ」と「クラブのヘッドの速さ」の乖離が大きいほどヘッドが効率的に走っていると考えてもいいかもしれません。

この機能を有効に使えば技術的にももっと上達するかもしれませんね。

まとめ

ゴルフ用スマートウォッチは、ゴルフのスコアアップを目指したい方や、より快適なゴルフライフを楽しみたい方におすすめです。

個人的にはゴルフ用スマートウォッチで大切なのは
・機能の豊富さと操作性
・デザイン性と装着感
・バッテリーの持ち
の3つの基準で選ぶべきだと感じています。
「HUAWEI WATCH GT 4」はその全てを満たしているスマートウォッチで、しかも買いやすい価格設定。
ゴルフクラブを1本新調するならよっぽどこちらの方がスコアアップできるかもしれませんよ。

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