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Strava、ハイキング機能を大幅強化|Apple Watch単体でルートナビ対応、Route Discovery・オフラインルート・3Dリプレイなど【海外発表】

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Apple Watchに関するイメージ画像

Stravaは2026年6月11日、アプリをバージョン467.0.0へアップデートし、ハイキング向けの新機能を多数追加したと発表しました。同社プラットフォーム上ではハイキングクラブが過去1年で5.8倍に成長しており、ランナーやサイクリスト中心だったStravaがアウトドア領域へ本格的に踏み込んだアップデートです。米メディア9to5Macが速報で詳細を伝えています。

今回のアップデートで特に大きなトピックは、Apple Watch単体でルート追従ができるようになったこと。これまでハイキング中の本格的なナビにはiPhoneが必要でしたが、Apple Watchだけで地図上のルートを確認しながら歩けるため、軽装で山に入りたい人や、バッテリー残量の不安からiPhoneを取り出したくない場面で実用性が大きく高まります。

Strava 467.0.0、ハイキング向けの新機能を多数追加

Stravaによれば、今回のアップデートは無料ユーザーと有料サブスクリプション会員(Subscriber)の両方に向けて機能が追加されますが、高度なルート計画やオフラインナビなど一部は有料会員限定という構成です。フリーミアム型でハイキング層を取り込み、本格派には有料プランへの移行を促す形になっています。

過去1年でハイキングクラブが5.8倍という伸びを背景にしたアップデートで、Stravaは「ランニング・サイクリングだけでなくハイキングを記録・共有する場」としてのポジショニングを強めています。Apple WatchやGarmin、SUUNTOといったGPSウォッチを使うアウトドアユーザーにとって、共有・SNS機能の選択肢としてStravaの存在感はさらに大きくなりそうです。Stravaの2025年レポートでもApple Watchがウェアラブル使用率で1位になっており、Apple Watch×Stravaの相性の良さは数字でも裏付けられています。

ルート計画:Route Discovery(無料)とRoute Builder(有料)

計画フェーズでは2つの機能が新たに用意されました。

Route Discovery:自分の地域の人気ハイキングコースを表示する機能。Stravaのランニング・ウォーキングルート機能と同じ仕組みをハイキングに展開したもので、無料ユーザーも利用可能
Route Builder:距離・標高情報を確認しながらカスタムハイクを設計できる機能。有料サブスクライバー向け

「行ったことのないエリアでまず人気コースを探したい」場合はRoute Discovery、「自分仕様のルートを地図上で組み立てたい」場合はRoute Builder、という使い分けになります。ハイキングは下調べが安全に直結する分野なので、無料ユーザーでも代表コースを発見できるのは嬉しいポイントです。

ハイキング中の新機能:Apple Watch単体でルート追従が可能に

歩いている最中の機能としては、次のものが追加されました。

オフルートアラート:あらかじめ設定したルートから外れた際に通知
ルートのオフラインダウンロード:圏外エリアでも事前にダウンロードしたルートを参照可能
Apple Watchでのルート追従:iPhoneを取り出さずApple Watchだけでルートを追える
ライブ標高データ:現在地の標高をリアルタイムで表示
フルスクリーンの記録マップ:1タップで全画面の地図表示に切り替え

とりわけApple Watch対応は、Apple Watchで本格的にハイキングを記録したかった層にとってインパクトの大きな変更です。Apple Watch Ultra系のような大型ディスプレイ・長時間バッテリーのモデルとの相性が良く、iPhoneを軽装やザックの中にしまったままでも、コース取りに迷いにくくなります。オフルートアラートとあわせて、踏み跡の薄い縦走路や枝道の多いエリアで特に役立ちそうです。電波の届かない山で現在地を見失わない仕組みとしては、Apple Watchで使える登山地図アプリ「YAMAP」もStravaと並行して使うと安心感が高まります。

共有機能の強化:3Dアニメーションとアクティビティリプレイ

Strava 467.0.0では、ハイキング後のシェア機能も強化されました。

スタッツステッカー:距離・標高などの統計をステッカーとしてシェア画像に貼れる機能
ハイキング特化クラブのサポート:ハイキング目的のクラブ運営機能を拡充
シネマティックな3D空撮アニメーション:完走したルートを3D空撮ふうの映像で再生してシェア可能

加えて、有料サブスクライバー向けに「アクティビティリプレイ」も導入されました。歩いた軌跡を時系列で再生できる機能で、振り返り・記録性が高まります。インスタやXに上げたくなる仕上がりの動画を簡単に作れるようになるため、SNSでのハイキング発信を増やしたい層にも刺さる強化と言えそうです。

Map Style Improvementsは今夏後半に提供予定

Stravaは「ほとんどの機能はすでに提供開始済み」としており、Map Style Improvements(地表データの拡充、POI(ポイントオブインタレスト)の追加)のみ今夏後半に展開予定としています。今回のアップデート自体は、Apple Watch・iPhoneそれぞれのアプリを最新版に更新すれば利用可能です。

9to5Macの記事末では「詳細はStrava公式のお知らせを確認」と案内されており、Stravaの公式ニュースルームでも今回の機能リストが告知されています。実際に使い始める前に、自分の利用プラン(無料/Subscriber)と必要機能を照らし合わせてからアップグレード可否を判断するのが良さそうです。

まとめ

Strava 467.0.0は、Stravaを「ランニング・ロードバイクのアプリ」から「ハイキング・アウトドアでも使えるGPSプラットフォーム」へ拡張する大型アップデートでした。中でもApple Watch単体でのルート追従とオフルートアラートは、Apple Watch UltraやSeries 11をハイキングで本気使いしてきたユーザーへの実用的な追い風になります。

「これまでハイキング記録はGarminやSUUNTOで、シェアはStrava」と分業していた人にとっても、Stravaだけで完結できる場面が増えそうです。Apple WatchユーザーはApp StoreでStravaアプリを最新版にアップデートしたうえで、新しいハイキング体験を試してみてください。Apple Watch・Garmin・SUUNTOなど機種選びから踏み込んで知りたい方は、スマートウォッチ×登山の選び方・使い方・実踏破レビュー11記事をまとめた完全ガイドもあわせてご覧ください。

Source: 9to5Mac|Strava expands hiking tools with better maps, route planning, and trail navigation

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