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2026年10月22日、PFUは、キーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」の生誕30周年を記念した特別モデル「HHKB Professional Elite」を発表しました。筐体を一塊のアルミニウムから削り出した、限定300台・受注生産のモデルで、価格は330,000円(税込)です。10月22日から28日まで、先に買える権利の抽選申込を受け付けています。
HHKBは、7月のAmazonプライムデーでHHKB StudioやProfessional HYBRIDがセール価格になったプログラマー向けのキーボードです。シリーズ最高峰と位置づけられたEliteは、これまでのモデルと何が違うのか、買うにはどうすればよいのかを紹介します。
2006年の10周年モデル「HHKB Professional HG」を土台にした30周年モデル

HHKBは1996年、東京大学名誉教授の和田英一氏が掲げた「キーボードを一生の道具に」という考えと、PFUの技術から生まれました。コンピューターが世代を重ねても、手になじんだキーボードはずっと使い続けられる道具であってほしい、という考え方です。
HHKB Professional Eliteは、2006年に出た生誕10周年記念モデル「HHKB Professional HG」をもとに、30年で積み重ねた知見と今の技術を注ぎ込んだアルミ削り出しモデルです。「Elite」という名前は、初代HHKB Professionalの開発コードネームから取られています。
筐体は一塊のアルミニウムから削り出し ブラスト加工とアルマイト染色で仕上げ

筐体は、一塊のアルミニウムから削り出して作られています。剛性が高いので、キーを押したときの安定感が増し、HHKBらしい打ち心地がより引き立つとしています。
表面は、ブラスト加工で細かな処理をしたうえで、アルマイト染色で質感を高めています。見た目のためだけでなく、打鍵する道具としての完成度を上げるために選んだ素材です。
キースイッチは静音の「Type-S」 マウント構造も新しく設計

キースイッチは、HHKB Professionalシリーズで使われてきた静電容量無接点方式のうち、音を抑えた「Type-S」です。キーを支えるマウント構造も新たに設計し、アルミ削り出しの筐体と組み合わせました。指先に伝わる感触から音の響き方まで見直し、タイピングに集中できる使い心地を目指しています。
底面にロゴと1台ずつ違うリミテッド番号をレーザー刻印

筐体は、十分なキーストロークを確保しながら、余計な装飾を省いた形です。底面の左右に空間を設けていて、机の上で軽く見えるほか、手に取るときに持ちやすくなっています。
底面には「HHKB Professional Elite」のロゴと、1台ごとに異なるリミテッド番号をレーザーで刻印しています。
チルト用の脚は2種類 付属の六角レンチで付け替えて4段階の角度に

筐体をアルミにしただけでなく、構造そのものを専用に見直しています。キーボードの傾きを変える脚も新しく設計した組み替え式で、2種類のレッグパーツと取り付ける向きの組み合わせで、4段階の角度から選べます。レッグパーツは、付属の六角レンチで取り付けます。
英語配列・有線接続のみで電池ボックスもなし デザインはTENTと協創
配列は英語配列、接続は有線だけで、電池ボックスもありません。足すのではなく削る、という初代HHKBから受け継いだ考え方を、Eliteならではの素材と構造で形にしたとしています。英語配列のキーボードは、Lofreeの432Hz Polar Mossなど、ほかのメーカーからも出ています。
デザインは、象印の「STAN.」などを手がけたクリエイティブユニット「TENT」とPFUが協創しました。アルミ削り出しの素材感を生かし、使うときの心地よさと、使わないときにもそばに置きたくなる存在感の両方を目指したデザインです。
価格は330,000円 墨・白・雪の3色にそれぞれ刻印ありと無刻印

カラーは墨・白・雪の3色で、それぞれにキーに文字がある刻印モデルと、文字のない無刻印モデルがあります。価格はどれも330,000円(税込)です。
| モデル | 型名 |
|---|---|
| 英語配列/墨 | PD-KB530BSC |
| 無刻印/墨(英語配列) | PD-KB530BNS |
| 英語配列/白 | PD-KB530WSC |
| 無刻印/白(英語配列) | PD-KB530WNS |
| 英語配列/雪 | PD-KB530YSC |
| 無刻印/雪(英語配列) | PD-KB530YNS |
付属品は、オーナーズカード、USB Type-Cケーブル(両端Type-C・長さ0.9m)、ロングレッグ、予備の六角ねじ2本、六角レンチです。
先行販売は抽選で10月28日まで 一般販売は12月7日11時から先着順
300台のうち、日本で売られるのは250台で、PFUの直販サイト「PFUダイレクト」本店で扱います。残りの50台は中国での販売です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 先行販売の抽選申込 | 2026年10月22日〜10月28日23時59分(1メールアドレスにつき1台まで) |
| 当選者発表 | 2026年11月5日以降(予定) |
| 当選者の購入期間 | 2026年12月1日〜12月6日 |
| 一般販売(先着順) | 2026年12月7日11時から |
| お届け時期 | 先行販売分は2027年3月頃から順次、一般販売分は注文から約4〜5か月 |
| 注文の受付終了 | 予定台数に達した時点、または2027年6月30日のどちらか早いほう |
受注生産のため、注文後のキャンセルや、届いたあとの都合による返品はできません。転売目的の購入は控えるよう求めていて、複数回注文した場合はキャンセルされることがあります。
12月1日には、東京都港区のコクヨ「THE CAMPUS HALL “CORE”」でファン交流イベント「HHKBユーザーミートアップ Vol.10」が開かれ、HHKB Professional Eliteの実機も展示される予定です。イベントのサイトは10月29日に公開されます。
30年使い続けられることを掲げてきたキーボードの、節目の1台です。ほかのキーボードやデスクまわりの記事は、下の関連記事で紹介しています。
Source: 株式会社PFU プレスリリース
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