検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. REVIEW
  3. 完全ワイヤレスイヤホンの進化系・TicPods 2使用レビュー!コスパで選ぶならAirPodsよりコレかも!?

完全ワイヤレスイヤホンの進化系・TicPods 2使用レビュー!コスパで選ぶならAirPodsよりコレかも!?

REVIEW

2020.07.11

完全ワイヤレスイヤホンといえば代名詞的な製品がAppleのAirPods。「耳からうどんがでている」などと揶揄する人もいますが、みんなが憧れるアイテムでしょう。しかし価格がそこそこする点が難点で、「そんな高い完全ワイヤレスイヤホンを買ったら、自分は絶対に落とす!」と思って手を出せない人もいるはずです。そんな人にオススメしたいのがGoogleも出資しているMobvoi社の完全ワイヤレスイヤホン・TicPods 2。見た目の雰囲気だけでなく、機能面でもAirPodsに負けず劣らずの満足感があり、それでいてAirPodsよりもずっと安い(Amazonで1万3000円程度)というコスパ抜群の完全ワイヤレスイヤホンなんです。今回はそんなTicPods 2の使用レビューをお届けします。

 

内容物&セットアップ

TicPods 2の中身はこんな感じ。
本体、ケース、充電ケーブル、説明書(大)、説明書(小)です。
充電ケーブルはmicro-USBではなく、type-Cです。

充電がとにかく早い!

まずは充電します。これがめちゃくちゃ早い!
きちんと時間を計っていないのですが、1時間かからずにフル充電されたと思います。
充電中は赤ランプ。充電されると緑ランプが点灯します。

ペアリングも本当に簡単

ペアリング。これも本当に簡単です。まずはMobvoiアプリをダウンロードして、右上の「+」マークをタップします。すると「Tic Watch」「TicPods 2 Pro」「TicPods 2 Standard」・・・・・と表示されるので「TicPods 2 Standard」をタップしてデバイスを追加。充電ケースのフタを開け、下にあるボタンをダブルタップすると、インジケーターランプが青に光ってペアリングされます。次の画面が中国語表示なのはご愛嬌でしょうか。意味はわかりますのでボタンを押すと使えるようになります。


イヤホンケースのコンパクトさも◎

イヤホンケースはとても小さく、下写真のように私が持っている車のキーと比べても同じくらいの大きさ。横幅はむしろ小さいです。これなら全く苦もなく持ち歩けます。ワイヤーのあるイヤホンは収納場所に悩みがちですし、いちいちケーブルをまとめるのが面倒なのですが、これは持ち歩きやすい! いつでもポケットに入れておけるので、「さあイヤホンを使おう」と思った時にさっと取り出せるのがいいですね。

使用してみた感想

装着すれば電源ON、はずせば電源OFFが便利!

耳に入れれば電源ON、外せば電源OFFというのがとても便利です。ケーブルのあるワイヤレスイヤホンや、片耳だけのワイヤレスイヤホンを複数種類使っていますが、どれも面倒なのは電源のオン・オフ作業。「電源を入れるにはボタンをいちいち長押し」「外す時も電源をまた長押しして『Power off』というメーッセージを聞かなければいけない」というのが地味に手間なんです。その点、TicPods 2は耳から外せば電源がオフになるので、スマホの音楽を聴いていても、TicPods 2を外せば自動的に音楽も一時停止に。ほんの数秒ですが、時間がセーブできるのが嬉しいですし、イヤホンを外しても音楽が流れっぱなし……みたいなこともありません。

指でなぞって音量調節できるタッチコントロールが素晴らしい!

イヤホンの耳から飛び出た部分を上になぞると音量アップ/下になぞると音量ダウン……というタッチコントロールの仕組みも非常に便利。この機能を重宝するのは電車の中での使用時です。電車が混んできたときや、すぐ隣に人が座ってきたときなどは、あまり音漏れしない構造のイヤホンでも「音が漏れていないかな」と気になります。そんなとき、スマホで音量を小さくするのは面倒ですが、なぞって音量をダウンできるのは非常にラク。逆に周囲の雑音がうるさいときなどは、サッとなぞれば音量をグッと上げられる。感覚的に操作できるのが素晴らしいですね。

フィット感と音質も◎

イヤホンの形状は耳にしっかりフィットする形。各イヤホンの重量はわずか4.2gと非常に軽いので、装着時のストレスもなし。簡単には落ちる気もしません。激しい運動などをすると少し心配はありますが、日常動作の範囲内では落とす心配はほとんどないといえるでしょう。また音質については、音楽を聞いても通話をしてもバッチリよく聞こえます。最大音量も他のイヤホンより大きい印象で、パワフルさも気に入っています。また通話時は自分の声も相手側によく聞こえているようで、おそらくマイクの性能もいいのではないか……と感じます。

使用時間が長く、急速充電がホントに早い!

そして一番うれしいポイントは、使用時間の長さでした。単独使用で連続4時間、ケースに入れて使用すれば1回の充電で23時間という長持ちさが嬉しいです。というのも、これまでワイヤレスイヤホンを使用していて一番困ったのが電池切れ。ちょっとでも充電を怠っていると、ピピっと音が鳴って「もうすぐ電池切れ」のサインが出てしまい、予備のワイヤレスイヤホンも持っていない日だと意気消沈してしまいます。その点、TicPods 2は23時間使用できるので、充電切れを心配する必要はほとんどないんです。また、充電が切れてしまったときも、「5分間充電すれば1時間使用できる」という急速充電があるのが非常に心強い。この急速充電機能もTicPods 2の最大の強みかの一つといえそうです。

あえて使いにくいところを探すと……

一つは電話の着信時でしょうか。私はiPhoneとペアリングしてTicPods 2を使っており、iPhoneとの相性の問題かもしれませんが、電話の着信があった時にTicPods 2の操作では出られませんでした。iPhone側で通話を開始後、TicPods 2につなげる作業を行えばTicPods 2での通話もできますが、スマホを取り出さずに電話に出れたら最高ですよね。

もう一つが「スマートアシスタント」でしょうか。イヤホンの中央部を長押しすると、iPhoneの「音声コントロール」が立ち上がる仕様になっているらしく、これが少し使いにくい。もっともこれは、TicPids 2の問題ではなく、iPhoneの音声コントロールが使いにくいだけなのですが。この音声コントロールが起動しない方が便利なのかな、という印象です。

上位機種のTicPods 2 Proはもっとスゴイらしい!


ここまでがTicPods 2のレビューでした。TicPods 2だけでも大満足でしたが、上位機種のTicPods 2 Proには、「頭を2回上下に振れば通話を開始できる」「音声で操作ができる」といった機能があるらしく、そちらにも興味津々です。ただ、コスパで考えれば、完全ワイヤレスイヤホンをはじめて使う人は、TicPods 2からのスタートでも十分かもしれません。何しろ、完全ワイヤレスイヤホンでみんなが期待する「長時間使用」「急速充電」「高音質」「コンパクトさ」といった要素がすべてが揃っているのですから。なので「AirPodsが高くて迷っているけど完全ワイヤレスイヤホンが欲しい!」という人には、ぜひTicPods 2をオススメします!

     

関連記事


     
 

RANKING

  1. 「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴6つ。謎ブランドの格安モデルや「Amazonの商品名に機能列挙」は要注意!

  2. Apple Watch Series 8の色選びを大量の写真・動画と7000字で徹底解説!

  3. 1日300kcalだけで平気なの?Apple Watchの「ムーブ」のカロリーは何の数値か

  4. Apple Watchで使える電子マネーを完全解説!【2022年版】 Suica、QUICPay、iDをApplePayで使う方法とその便利さとは

  5. この写真、実はApple Watch! 完成度高すぎの「G-SHOCK風カスタム」の秘密を投稿者に聞きました。

  6. iPhoneで計測できる「歩行非対称性」とは?何%なら正常?

  7. Ouraリング20日間使用レビュー【第3世代Horizon】睡眠、運動や心身の疲労を高精度で計測する超凄いスマートリング

  8. Apple WatchはLINEも使えてやっぱり便利! 「4つの返信法」「既読を付けない読み方」ほか、便利な使い方と疑問を徹底解説

  9. 石田ゆり子、二宮和也、齋藤飛鳥……。Apple Watchを使っている有名人40人を動画・画像付きで紹介します!

  10. 超スムーズなApple WatchのSuica改札通過法! 時計の裏側の”腕タッチ”でもOK

NEW CONTENTS

  1. ナビットの1000人アンケートでわかった スマートウォッチのリアルな利用状況

  2. エレコムから発売された4つの異なる素材のApple Watchバンド。あなたの好みはどのタイプ?

  3. ケースごと着替えて印象をガラッと変える。新発売スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT Cyber』。

  4. Apple Watchをエレガントに楽しみたいなら2重巻のレザーバンドはいかが?EPONASからドゥーブルレザーバンドが登場。

  5. 春の季節にぴったり。ポラールのGPSプレミアムランニングウォッチPolar Pacer Proに新色ゴールド・シャンパン登場!

  6. Apple、Samsungなど大手のウェアラブル出荷量が軒並み減少! 2022年第4四半期のデータを読み解く

  7. OuraリングがApple Watchと連携強化

  8. 運転免許証もApple WatchでOKに。アメリカ各州で広がる試み

  9. 30万円オーバーの最高峰スマートウォッチGarmin『MARQ』コレクション最新全5モデルが発売開始

  10. アップルウォッチは中古ならいくらで買える? 発売から半年経過したApple Watch現行モデル3種の価格推移調査

TAG

タグをさらに表示