ドラム式洗濯乾燥機を2年ほど使ってきました。
容量も守っているし、洗濯物を詰め込みすぎているわけでもない。それなのに、乾燥が終わるまで4〜5時間かかることが珍しくありません。
「ドラム式って、こんなものなのかな」
「ヒートポンプ式だから仕方ないのかも」
半ばそう思い込みながら使っていたのですが、ある出来事をきっかけに、その認識が大きく変わりました。
きっかけは、公式メンテナンスのひと言だった
公式保証のメンテナンスで担当の方が来てくれた際、作業の最後にこんなことを言われました。
「乾燥の強度を、少し上げておきました」
その瞬間、正直こう思いました。
「え? 乾燥の強度って変えられるんだ……?」
それまで私は、コースを選んでスタートするだけ。
乾燥はすべて自動で制御されるものだと思い込んでいました。
説明書を読んで初めて知った、二つの重要な設定

このひと言が気になり、あらためて取扱説明書を読み返してみました。
そこで同時に気づいたのが、次の二つです。
・乾燥ボタンを4秒長押しすると、乾燥強度を変更できる
・乾燥をよりしっかり行う「念入りモード」が用意されている
どちらも、普段の操作画面ではほとんど主張されていません。
特に乾燥強度の変更は、説明書を読まなければ気づかない、隠しコマンドのような仕様です。
設定を変えただけで、体感が一気に変わった
乾燥強度を上げ、洗濯物によっては念入りモードを使うようにしたところ、
・乾きムラが減る
・タオルの中までしっかり乾く
・結果的に運転時間が短くなる
これまで5時間かかっていた乾燥が、もっと早く終わることもあります。
分かったのは、ドラム式洗濯乾燥機は初期設定がかなり安全側に寄せられているということでした。
Xでは「つべこべ言わずパナを買え」と言われがちだが

ドラム式洗濯乾燥機の話題になると、Xではよく
「つべこべ言わずパナ(パナソニック)を買え」
「結局、乾燥はパナが正義」
といった推奨モデルの話で盛り上がります。
もちろん、優れた製品があるのは事実です。
ただ、「乾かない」という悩みを抱えている人すべてが、今すぐ買い替えるべきかというと、そうとは限りません。
今回のように、設定の存在自体を知らないまま使っているケースは、想像以上に多いはずです。
ネットでは「情弱扱い」されがちだが、UIの問題も大きい
こうした話をすると、
「説明書を読まないのが悪い」
「家電を操れない情弱」
といった反応が返ってくることがあります。
ただ、ドラム式洗濯乾燥機は、他の家電と性質がかなり違います。
ドラム式洗濯乾燥機は「説明書前提」の家電
ドラム式洗濯乾燥機には、次のような特徴があります。
・リモコンがない
・液晶表示やボタン操作が複雑
・一見シンプルだが、実は多くのモードや設定がある
・その設定次第で、仕上がりが大きく変わる
エアコンや冷蔵庫、テレビのように、「とりあえず使える」家電とは違い、
設定を見落とすと本来の性能が出ないタイプの家電です。
他の家電の説明書は読まない、という人でも、
ドラム式洗濯乾燥機の説明書だけは一度ちゃんと読んだ方がいいと、今回強く感じました。
買い替えを考える前に、まずやるべきこと

乾燥に不満がある場合、いきなり
「この機種はダメだ」
「買い替えるしかない」
と判断する前に、
・乾燥強度を調整できないか
・念入りモードが用意されていないか
・仕上げ乾燥を追加できないか
一度、説明書を確認してみる価値は十分にあります。
まとめ:ドラム式は、知っているかどうかで評価が変わる
2年使ってから気づいたとしても、遅すぎることはありません。
むしろ、ここから先は本来の性能を引き出して使えるということです。
「乾かないから買い替え」ではなく、
「乾かないなら、まず説明書」。
ドラム式洗濯乾燥機は、知っている人ほど得をする家電だと、今ははっきり言えます。
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