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“タイマーに見えない”ミニPC風キューブが優秀だった。TickTimer実機レビュー【ポモドーロ対応】

REVIEW

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スマホを触らずに、時間だけに集中したい。

口で言うのは簡単ですが、実際は「タイマーをかける」「残り時間を見る」だけでもスマホに触れるきっかけが増え、気づけば通知やSNSに吸い込まれる……という人は多いはずです。

今回レビューするのは、2025年モデルとして進化したキューブ型タイマー「TickTimer」。時計表示とアラーム機能を新搭載し、タイマーとしての使いやすさはもちろん、ミニマムなデスク上の時計としても成立する“時間専用ガジェット”です。

公式サイトで詳細を見る

実際の操作感がわかる動画

TickTimerは、タイマー本体を手で持ってコロコロと回しながら、直感的にタイマーをセットできます。止めるときもディスプレイ面を下に向けるだけなので、難しい操作は不要です。

また、30分の表示にした状態で裏側のボタンを操作するとポモドーロモードに入るなど、慣れてくるほど“道具としての使い勝手”が増していくタイプのガジェットだと感じました。

まず最初に刺さったのは「机に置いたときの見た目」

TickTimerを机に置いてまず感じたのは、「タイマーに見えない」ということでした。

いわゆるキッチンタイマーっぽさがなく、ミニPCのようなキューブ形状。しかもRed Dotデザイン賞を受賞したデザインということで、ガジェット好きの“机に置きたい欲”をちゃんと満たしてきます。

サイズは約6.4cm四方のコンパクト設計。デスクの端に置いても邪魔になりにくく、時計モードでは進行バーが“円形の時計盤”を模した表示になっているので、作業中に視線を送ったときに「いま何時か」「時間がどれくらい進んでいるか」を感覚的に掴めるのが良かったです。

スマホの時計だと、画面を見る行為そのものが誘惑の入口になりがちですが、TickTimerは「見る=時間だけ」になりやすい。ここがすでにスマホ断ち的に効いていました。

アレクサ派だった自分が「物理タイマー」を置きたくなった理由

しばらく使ってみて、いちばん意外だったのはここでした。

自分は普段、タイマーはアレクサでかけることが多かったんです。声で済むのでラクですし、手も止まりません。

でもTickTimerを机に置くようになってから、「声でかけられるのに、わざわざ物理タイマーを使う意味ってあるのか?」が、ちゃんと“ある”と感じるようになりました。

アレクサのタイマーは便利ですが、タイマーが走っている最中は基本的に“耳で待つ”感じになります。一方でTickTimerは、タイマー専用機として机の上でずっと動いていて、それが目に見える。この違いが思った以上に大きかったです。

「いま時間を使ってる」という感覚が視覚で維持できるので、途中で集中が切れそうなときも、残り時間を見て踏ん張れる。机の上に“時間の存在”を置いておける感覚でした。

ひっくり返すだけで5分/10分/30分/60分。動作が“心地いい”

コロコロと転がしても液晶部分は水平を保っている仕組みも面白い

TickTimerの肝は、側面をひっくり返すだけでタイマーが始まること。

・5分
・10分
・30分
・60分

がそれぞれ割り当てられていて、たとえば「今から5分だけ集中して片付ける」「10分だけメール処理する」というとき、スマホを開かずに“置き方だけ”でスタートできます。

これが想像以上に快適でした。スマホタイマーだと、タイマーアプリを探して、時間を入れて、開始を押す……という小さな手順が積み重なります。TickTimerはその“儀式”がほぼゼロです。

しかも止め方も簡単で、ディスプレイ面を下に向けるだけ。デスクの上で使う限り、手に持ってコロンとひっくり返すだけで完結します。

この「コロン」が、逆に心地いい。作業の区切りとして身体的な動作が入るので、集中のスイッチが切り替わる感覚があります。声で止めるよりも、“終わった”感が残るのが面白いポイントでした。

あと地味に好きだったのが、手で持ってぐるぐる回すと、液晶の時間表示も回転に合わせて揺れ動いて、机にトンと置くと揺れが止まって表示が落ち着く動き。ちょっと可愛くて、つい触りたくなる“玩具っぽさ”があります。

裏側ダイヤルで“好きな時間”も作れる。慣れるほど便利になる

裏側のダイヤルとボタン部分。操作になれるとダイヤルは裏側を見ずに動かせるようになる。

最初はプリセットの5/10/30/60分だけを使っていましたが、操作に慣れてくると、裏側ダイヤルで時間を調整して「自分のかけたい時間」でタイマーを作れるようになります。

「17分だけ」「45分だけ」みたいな中途半端な集中時間を、そのままタイマーにできる。ここが慣れてからの気持ち良さで、使い勝手が一段上がった感覚がありました。

プリセット4種類は確かに少なめですが、裏側で自由に作れる前提で考えると、むしろ“入口が分かりやすい”設計とも言えます。

ポモドーロが「達成感の見える化」になる。これは発見だった

30分タイマーの状態で背面ボタンを長押しするとポモドーロタイマーがスタートする

さらに個人的に良かったのが、ポモドーロの体験です。

5分モードの状態で、裏側ダイヤル中央ボタンを長押しすると、25分作業→5分休憩のポモドーロタイマーが起動します。

ポモドーロ自体は昔からある手法ですが、TickTimerでやると“見える化”の解像度が上がりました。

どれだけ仕事が進んだか、今が25分のどのあたりか、あと何ターン残っているか――。そういう感覚が視覚で掴めるので、「ポモドーロを何ターンこなしたか」がそのまま達成感になります。

タイマーでこまめに時間を区切って仕事をすると、だらだら続きがちな作業が、細かな目標達成の積み重ねとして実感できるようになる。これはこのタイマーを使ってみて得た発見でした。

あわせて読みたい:ポモドーロ・テクニックは科学的に効果がある?最新研究と大学解説から読み解く真実

時計表示&アラーム機能が追加。最大3グループまで設定できる

2025年モデルでは時計表示に加えて、アラーム機能も新搭載。

最大3グループまで設定できるので、「起床」「昼休憩」「服薬」みたいに用途を分けられます。タイマーだけでなく“生活のリズム作り”にも寄せられるのは、単なるタイマー以上の価値があると感じました。

時刻合わせは手動でアナログ。でも“単体で動く”良さもある

一方で、気がかりだった点もあります。

時計の時刻設定は本体裏側で手動。BluetoothやWi-Fiで自動同期するタイプではありません。ここはたしかにアナログです。

ただ、裏を返せば複雑な接続やアプリ連携が一切ないということでもあります。

スマート家電のように「最初の設定でつまずく」「アプリが増える」「接続が不安定になる」といったストレスがなく、最初の操作さえ覚えれば、あとは単体で淡々と働いてくれます。結果として“道具としての信頼感”は高い部類だと思いました。

3段階音量+静音+振動。会議や自習室でも使いやすい

通知は3段階音量調整に対応し、さらに静音モード振動モードも搭載。

会議中や家族が寝ている時間帯など「音を出したくない」場面でも、振動や無音で運用できるのは助かります。タイマーって“使える場所”が広いほど出番が増えるので、この柔軟性は良いポイントです。

カウントダウン中の一時停止・再開にも対応しているので、急な電話や中断にも合わせやすい設計です。

バッテリーが強い。最大168時間連続使用&最大180日待機

バッテリー性能も、この製品の魅力のひとつです。

内蔵バッテリーは1400mAhで、メーカー表記では最大168時間の連続使用、さらに最大180日の待機に対応。

「物理タイマー=電池が切れると放置しがち」という弱点を、かなり潰してきている印象です。机に置きっぱなしの道具として、充電頻度が低いのは正義だと思います。

充電ベースは“飾り寄り”。でもType-Cだから困らない

磁気吸着式の充電ベースが付属し、置くだけで充電できるのはスマートです。

ただ、正直な感想としては、台座は“実用の中心”というより“飾りに近い”印象でした。角度や置き方によっては、充電のしやすさが直結Type-Cに負ける場面もあります。

とはいえType-C充電なので、運用自体で困ることはほぼありません。

価格は高め。でも「タイマー専用機器」を置く価値はあった

価格は税込約9,900円前後で、タイマーとしては高価格帯です(ただクーポン等で安く購入できる場合も多いです)。

それでも、実際に机に置いて使ってみると、

・スマホを触る機会が減る
・時間が“視覚的に動く”ので集中が続きやすい
・ひっくり返すだけで即スタートできる
・ポモドーロがワンタッチで回せる
・時計+アラームまで一台でカバーできる

という体験は、スマホのタイマーでは置き換えにくいものでした。

気軽にタイマーをスマホの操作と切り離して使いたい人、机の上に“集中スイッチ”を置きたい人には、かなり相性が良いと思います。

まとめ:スマホタイマーより“道具として強い”。デスク常設はかなりアリ

TickTimerは、時間管理を“意識的に行いたい人”のためのガジェットです。

スマホのタイマーより直感的で、視覚的で、集中しやすい。通信機能がないぶん、最初だけ手動設定が必要ですが、そこを越えれば単体で安定して使えます。

物理タイマーをデスクに常設する価値を感じたい人には、十分検討する価値のある1台でした。

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