Table of Contents
Appleが、ブラジル代表でレアル・マドリードのスター選手ヴィニシウス・ジュニオール(ヴィニシウス Jr.)を起用したAirPods Pro 3の新作30秒フィルム「Dança(ダンサ)」を公開しました。視聴者には音楽は聴こえず、ヴィニシウス Jr.だけがイヤホンの中で流れる音楽に合わせて自由に踊る——という構成で、AirPods Pro 3のノイズキャンセリング性能を独特の表現で訴求する内容です。キャンペーンは2026年6月12日に世界各地で同時ローンチされ、30秒・15秒・6秒の3バージョンがテレビとデジタル/ソーシャルプラットフォームで展開されます。
フィルムを実際に観る:30秒で伝わる「無音の中の音楽」
キャンペーンフィルム本編は、Apple公式YouTubeで公開されています。下記から視聴できます。
映像の中でヴィニシウス Jr.は、視聴者には届かないリズムに合わせて踊り続けます。代わりに観る側の耳に届くのは、彼が踊り抜けていく騒がしい街中の環境音。それでも彼の集中は途切れません。AirPods Pro 3が世界最高水準のノイズキャンセリングと卓越したサウンドクオリティを提供しているからこそ、騒がしい中でも音楽だけが本人の世界を満たしている——というメッセージです。
初代AirPods Proと比較して最大4倍のノイズを除去
AirPods Pro 3は、初代AirPods Proと比較して最大4倍のノイズを除去できるとされています。これに加え、デザインも改めて見直され、これまでのAirPodsで最もフィット感と安定性が高いモデルに仕上がっているのが特長です。今回のフィルムは「数字や仕様を列挙するのではなく、ノイズキャンセリングがあると何が起きるのか」を映像表現で見せる方向に振り切っているのが新鮮です。
本人のコメントとして、ヴィニシウス Jr.は次のようなメッセージを寄せています。
「音楽のないAirPodsのダンスフィルムを見るのはとても楽しかった。自分が何を聴いて踊っているのか、思わず知りたくなる。音楽は人それぞれ違う形で体験されるもの。このフィルムが人々に自分だけのサウンドトラックを想像する余白を与えていることが、とても気に入っています。」
フィルムを観た人それぞれが頭の中で違う曲を流す、という体験設計になっており、観る側のイマジネーションを引き出す余白そのものをコンセプトに据えた仕上がりです。
ヴィニシウス Jr.という起用の必然性
ヴィニシウス Jr.は、ブラジル代表とレアル・マドリードのスターという肩書きに加え、ゴール後のセレブレーションでのダンス、チームメイトとのグループコレオグラフィー、そして独自のムーブで広く知られています。プレーオフでもプライベートでも、彼の表現の中心には常に「踊ること」があり、その姿勢が音楽との関係性を象徴する人物としてフィットしたかたちです。
サッカー選手の起用は、グローバルな視聴体験を最大化するうえでも合理的な選択になっています。テレビ・SNS・デジタル広告として世界同時展開する以上、特定の地域や言語に依存しない「ダンス」「音楽」「サッカー」という普遍的な言語を選び取った企画になっています。
監督・コレオグラファーはApple作品の常連クリエイター
フィルムの監督は、メガン・ザ・スタリオンやハリー・スタイルズの話題作ミュージックビデオで知られるAube Perrie。コレオグラフィー(振付)は、グラミー賞ノミネート2回の経験を持つRyan Heffingtonが担当しています。HeffingtonはSiaの「Chandelier」や映画「Baby Driver」の振付でも有名で、Appleとは過去にAirPodsおよびHomePod向けのフィルム「Someday」「Snap」「Welcome Home」でも組んだ実績があります。同日公開のCASETiFY×エヴァンゲリオン コラボに登場したAirPods Maxケースのように、AirPodsをめぐる周辺アクセサリーの展開も活発化しています。
Apple広告は近年、ダンス・身体表現を中心に据えた映像作品で世界的な評価を集めてきました。今回のキャンペーンも、その系譜に位置付けられる作品と言えそうです。
世界同時ローンチ・3つの長さで展開
キャンペーンは2026年6月12日から世界規模でローンチされ、30秒・15秒・6秒の3バリエーションがテレビとソーシャル/デジタルプラットフォームに配信されます。視聴環境に応じてフォーマットが切り替わる設計で、SNSのリール動画から大画面テレビまで、視聴体験を一貫させる狙いです。
AirPods Pro 3の詳細はApple公式ページで確認できます。
まとめ
「製品仕様を細かく語らずに、製品が生み出す体験を体感させる」というAppleお馴染みのコミュニケーション手法が、AirPods Pro 3のキャンペーンでも健在です。ノイズキャンセリングという機能を「無音で踊るスター選手」という映像で示すことで、機能訴求と感情訴求を同時に成り立たせています。
SWLはスマートウォッチ専門メディアですが、Apple Watchを使っているユーザーの多くがAirPods Proを併用するエコシステムの一部として、先日WWDC26で発表されたApple Intelligence/Siri AIの動向とあわせて、こうしたAppleキャンペーンの仕掛けは知っておく価値があります。ヴィニシウス Jr.のダンスを観ながら、自分なら何の曲を流すだろう、と頭の中で想像してみてください。
Source: Apple AirPods Pro 3公式ページ、Apple PR事務局プレスリリース(2026年6月12日)
あわせて読みたい関連記事
AppleやApple Watchエコシステムの最新動向、関連プロダクトの情報もあわせてどうぞ。
・CASETiFY、「エヴァンゲリオン x CASETiFY」コレクション第2弾を発売。AirPods Max用プラグスーツケースや使徒モチーフのアクセサリーが登場
・Apple、WWDC26で次世代Apple IntelligenceとSiri AIを発表|iOS 27〜watchOS 27の主要アップデート総まとめ
・【WWDC 2026】Apple Watchで読み解くWWDC26|watchOS 27・Siri AI・Apple Intelligence刷新まで8本のプレスリリースで一気にチェック
・Apple WatchのSeries 6〜8・初代Ultraが最新OS非対応の衝撃! watchOS 27の対応機種まとめ
・アドテクニカ、Apple Watch・Wear OS対応「安否コール」の独自技術「IoT Connect」を紹介する新30秒CMを公開
・NEWSカテゴリの最新記事を見る
・Appleタグの記事をもっと見る
・Smart Watch Lifeトップページへ戻る
はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、
記事の探し方ガイド
から目的別に読めます。











