エコバックスがIFA Berlin 2026に出展|窓拭きロボットに業界初のパッド自動洗浄「Vortex Wash」、床・窓・芝生・プールの4分野が集結

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IFA Berlin 2026でエコバックスが展示する4分野のロボット

エコバックスが、ドイツ・ベルリンで9月4日から8日まで開催されている「IFA Berlin 2026」に出展しています。会場はメッセ・ベルリンのHall 9、ブース113です。

展示されるのは、窓拭きロボット「WINBOT W3 OMNI」、ロボット芝刈り機「GOAT Tシリーズ」、ロボット掃除機「DEEBOT X12S OmniCyclone」、そしてロボットプールクリーナー「ULTRAMARINE L1 PRO」の最新モデル。床・窓・芝生・プールの4分野が並びます。

IFA Berlin 2026でエコバックスが展示する4分野のロボット

「From Indoors to Outdoors」を掲げ、床・窓・芝生・プールの4分野を展示(画像:エコバックス)

なお、これらの製品について日本での発売予定は今回のリリースに書かれていません。以下は世界市場向けの発表内容です。

窓拭きロボットに業界初の「パッド自動洗浄」

IFA Berlin 2026のエコバックスブースでWINBOTの展示に集まる来場者

窓拭きロボット「WINBOT」の展示エリア(画像:エコバックス)

今回いちばんの目玉が「WINBOT W3 OMNI」です。汚れたクリーニングパッドを手洗いする手間をなくす自動パッド洗浄技術「Vortex Wash」を搭載しています。エコバックスは、窓拭きロボット掃除機としては業界初としています。

窓拭きロボットを使ったことがある人ならピンとくるはずですが、この製品カテゴリーの面倒さは「使ったあとのパッド」に集約されます。窓は掃除できても、真っ黒になったパッドを剥がして洗って干す作業は残る。そこを機械側で引き取る、という改良です。

床のロボット掃除機が「モップの自動洗浄」を当たり前にしてきた流れが、窓にも来たという見方ができます。SWLでも8月に日本で発売されたWINBOT W2S PRO OMNIを取り上げましたが、W3 OMNIはその先にあたるモデルです。

WINBOTシリーズは2011年の初代発売から、世界で150万世帯以上に使われているとのこと。IDCの調査では、窓拭きロボット掃除機の出荷台数で2023年から2025年第3四半期までNo.1だとしています。

芝生の「際」を刈るロボット芝刈り機

「GOAT Tシリーズ」は、芝生の境界に沿って際まで刈る独自機構「TruEdge Trimmer」を備えます。芝刈りで最後まで人の手が残るのが縁の処理なので、そこを機械が引き取る設計です。

ナビゲーションには、業界唯一とするデュアルLiDARの「HoloScope 360」を採用。複雑な形の庭でも自律走行できるとしています。

数字として面白いのは、GOATシリーズがこれまでに手入れした芝生の面積です。世界で約14億平方メートル、サッカーコート約20万面分とのことでした。

床と、プールまで

床のロボット掃除機「DEEBOT X12S OmniCyclone」は、モップローラーを回しながら連続で自動洗浄する「OZMO ROLLER 3.0」を搭載します。汚れを床に広げずに落とすための仕組みで、この技術を積んだモデルは2024年9月の投入以来、2026年7月時点で累計出荷280万台を超えたとしています。

さらに、プールの清掃ロボット「ULTRAMARINE L1 PRO」も展示されます。プールの形状を問わず自動で移動しながら清掃するもので、日本の一般家庭には縁が薄いカテゴリーですが、欧米では需要のある領域です。

売上の過半が中国以外になった

IFA Berlin 2026のエコバックスブースでの発表の様子

会場での発表の様子(画像:エコバックス)

経営の数字も公表されています。

2026年上半期のサービスロボット世界出荷台数 前年同期比44.1%増
窓拭き・芝刈り・プールなど新分野の海外売上高 75.1%増
2026年第2四半期の海外売上比率 総売上の51%(初めて過半に)
研究開発 900名超の人材、2026年上半期で5億5,400万人民元、特許3,100件超
導入規模 世界約180市場、3,800万世帯以上

また、Forbes中国版が2026年9月に発表した「2026 Forbes中国家庭用ロボットブランド調査」で、10点満点中8.44点を獲得して1位に選ばれたとしています。評価項目は製品ラインアップ、サプライチェーン能力、データ透明性、収益の持続可能性、技術・研究開発など。

CEOのDavid Cheng Qian氏は、主要技術の約80%を分野をまたいで共通利用し、残る20%を用途ごとに最適化することで、床から窓・芝生・プールへ広げられたと説明しています。1つの技術基盤を作り、置き場所を変えていく——という展開の仕方です。

まとめ

エコバックスがIFA Berlin 2026で、WINBOT W3 OMNI、GOAT Tシリーズ、DEEBOT X12S OmniCyclone、ULTRAMARINE L1 PROの4製品を展示しています。

注目は、窓拭きロボットに載った自動パッド洗浄「Vortex Wash」です。床のロボット掃除機で当たり前になった「使ったあとの後始末を機械がやる」という発想が、窓にも降りてきました。

日本での発売については今回の発表に記載がないので、続報を待つことになります。

Source:エコバックスジャパン株式会社 プレスリリース(画像:エコバックス)

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