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米軍事メディアのMilitary.comは2026年10月17日、Apple Watch Ultraの「睡眠時無呼吸の通知」をきっかけに医師に相談し、睡眠時無呼吸と診断された米空軍の元隊員の体験を紹介する記事を公開しました。38歳のデイビッド・アラデジョビ氏は、最初は通知を気にしていなかったものの、いびきや頭痛に思い当たって受診し、いまはCPAP(シーパップ)で治療を受けています。
睡眠時無呼吸の通知は、日本でも使える機能です。Apple Watchが病気を診断するわけではなく、可能性を知らせて医療機関への相談を促すものです。
通知を受け取ってすぐに受診したわけではなく、いびきや頭痛と結びつけて考えたことが受診につながっています。
通知を見過ごしかけたが、いびきと頭痛に思い当たった
Military.comによると、アラデジョビ氏は空軍で8年間、航空機の整備を担当していました。Apple Watch Ultraはふだん、時刻の確認や支払い、iPhoneのロック解除に使っていて、健康のために着けていたわけではなかったといいます。
Apple Watchから「睡眠時無呼吸の可能性がある」という通知が届いても、最初はあまり気にしませんでした。その後、自分のいびきのことを考えるようになり、通知の画面のスクリーンショットを主治医に送りました。頭痛も続いていて、医師からは睡眠が原因かもしれないと言われたそうです。
睡眠検査を受けて診断され、CPAPで治療
アラデジョビ氏は睡眠検査の施設を紹介され、睡眠時無呼吸と正式に診断されました。いまは寝るときにCPAPを使っています。CPAPは、マスクから空気を送って睡眠中に気道がふさがるのを防ぐ治療です。
医師からは、睡眠時無呼吸を治療しないままにすると高血圧などにつながると説明を受けたといいます。アラデジョビ氏は、ふだん着けている時計が受診を促してくれたことは大きかったと振り返り、Apple Watchの通知に注意を払うよう呼びかけています。
呼吸の乱れを30日分まとめて判断する
睡眠時無呼吸の通知は、Apple Watchを着けて寝ると、加速度センサーで睡眠中の呼吸の乱れを記録する機能です。Appleのサポートページによると、毎晩の呼吸の乱れが「高い」か「高くない」かで評価され、30日の間に「高い」が増えると、睡眠時無呼吸の可能性があると通知されます。
通知からは、医療機関に相談するときに見せられるPDFを開けます。データはiPhoneのヘルスケアアプリの「呼吸の乱れ」で見られます。
Appleは、Apple Watchは医療機器ではなく、医師への相談の代わりにはならないとしています。すでに睡眠時無呼吸と診断された人や、18歳未満の人の利用は想定していません。
日本でも使えて、対応はSeries 9以降・Ultra 2以降・SE 3
Appleの「利用できる機能」のページでは、睡眠時無呼吸の通知を使える国と地域に日本が入っています。対応するのは、Apple Watch Series 9以降、Ultra 2以降、SE(第3世代)です。
使うには、iPhoneのヘルスケアアプリで睡眠の記録を設定し、30日のうち少なくとも10日はApple Watchを着けて寝る必要があります。設定は、ヘルスケアアプリの右上のアイコンから「ヘルスケアチェックリスト」を開き、「睡眠時無呼吸の通知」の「設定」から行います。
まとめ
アラデジョビ氏は、Apple Watch Ultraの睡眠時無呼吸の通知を最初は気にしていませんでしたが、いびきと頭痛に思い当たって主治医に相談し、睡眠検査で診断を受けてCPAPでの治療を始めました。
通知は30日分の呼吸の乱れから可能性を知らせるもので、診断は医療機関で受けることになります。対応するApple Watchを持っていて、いびきや日中の眠気が気になる人は、ヘルスケアアプリで通知がオンになっているかを確かめておくと安心です。
Source: Military.com/Apple サポート/Apple
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