TKDブロスが使い回し対策のパスワード生成カードを販売開始|Makuakeで「コードカード」 財布に入る0.6mmで8,800円

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黒いステンレス製の暗号変換カード「コードカード」の刻印面を斜めから写したアップ。モールス信号などの参照表が細かく並ぶ

株式会社TKDブロスは2026年11月5日、パスワードづくりを手元のカードで助ける暗号変換ツール「コードカード」を、応援購入サービスのMakuakeで先行して販売開始しました。受付は12月28日までで、一般予定販売価格8,800円のところ、早期の割引で最大35%オフになります。

覚えやすい言葉を、カード1枚ごとに違う変換表で別の文字列に置き換えて、サービスごとに違うパスワードをつくるための道具です。電池もアプリも使いません。

パスワードの使い回しをめぐっては、10月6日の会見で古川デジタル大臣が使い回しをやめるよう呼びかけていました。情報処理推進機構(IPA)も10月26日、パスワードを長く複雑にして使い回さないことに加え、多要素認証やパスキーを使うよう呼びかけています。

覚えやすい言葉をカード固有の変換表で置き換える

コードカードの変換表で、覚えやすい暗号文「HIDE」が「6A&0」というパスワード用の文字列に置き換わる仕組みを示した図

使い方は、元になる文字を表の上段で探し、その真下にある下段の文字に置き換えていくだけです。たとえば「HIDE」という言葉が、カードの表を1文字ずつたどると「6A&0」のような文字列になります。

変換表はカード1枚ごとに違っていて、同じ言葉でも別のカードでは別の文字列になります。元の言葉と使う表が同じなら、いつでも同じパスワードを再現できるので、変換したあとの文字列そのものを覚えておく必要はありません。

TKDブロスは、ニックネームや好きな人の誕生日、家族の名前など、自分が忘れにくい言葉を元にする使い方を挙げています。サービスごとに元の言葉を変えれば、それぞれ違うパスワードになります。

変換パターンは文字の種類に合わせて3種類

コードカードの変換パターン3種類。アルファベット+数字+記号、アルファベット+数字、アルファベットのみの各行を示した図

変換表は「アルファベット+数字+記号」「アルファベット+数字」「アルファベットのみ」の3段です。記号が使えないサービスや、英字だけを求められる場面でも、条件に合う行を選んで使えます。

財布に入る厚さ0.6mmのステンレス製カード

クレジットカードサイズのコードカードを、二つ折りの革財布のカード入れから取り出している様子

コードカードは電子部品を使わない金属製のカードで、充電もネット接続もアプリのインストールも要りません。大きさは85.5×54mmで、クレジットカードとほぼ同じです。厚さは0.6mmなので、財布やカードケースに入れて持ち歩けます。

素材はSUS304ステンレスで、黒いメッキの上に傷や汚れ、指紋が付きにくいコーティングをしています。文字は塗装ではなくレーザーで刻印されています。

15桁のシリアル番号で変換表のバックアップが取れる

シリアル番号から取得できる、コードカードの文字変換表のデジタルバックアップ画像の見本

カードにはそれぞれ15桁のシリアル番号が刻まれています。専用フォームから申請すると、そのカードの変換表を写したデジタルのバックアップ画像を無料で受け取れます。

カードをなくすとパスワードを再現できなくなるので、シリアル番号を控えて、バックアップ画像を安全な場所に保管しておく使い方になります。

古典暗号やモールス信号の参照表も刻印

コードカードに刻印されたASCIIコードの参照表のアップ。2進数・10進数と文字の対応が並ぶ

カードの両面には、変換表のほかにアトバシュ暗号、シーザー暗号、ヴィジュネル暗号、モールス信号、ASCIIコードの参照表も刻まれています。文字を別の文字に置き換える仕組みや、文字を符号で表す仕組みに触れられる作りです。

使う前に知っておきたい注意点

ノートパソコンのキーボードの上で、コードカードを手に持って変換表を確認している様子

TKDブロスは、コードカードは文字列をつくって再現するのを助ける道具で、情報漏えいや不正アクセスを防ぐことを保証するものではない、と明記しています。同じ元の言葉と同じ変換表を使えば同じ結果になるため、サービスごとに違う、十分な長さの言葉を元にするよう案内しています。

1文字ずつ置き換える仕組みなので、元の言葉が短いと、できあがるパスワードも短くなります。多要素認証やパスキーが使えるサービスでは、そちらもあわせて設定しておくと安心です。

主な仕様

製品名 コードカード
大きさ 85.5×54mm(角丸)
厚さ 0.6mm(±0.03mm)
素材 ステンレス(SUS304、黒メッキ)
コーティング 傷防止、汚れ防止、指紋防止
刻印 レーザー刻印(銀灰色)
変換パターン アルファベット+数字+記号
アルファベット+数字
アルファベットのみ
そのほかの参照表 アトバシュ暗号、シーザー暗号、ヴィジュネル暗号、モールス信号、ASCIIコード
バックアップ 15桁のシリアル番号で変換表の画像を無料で取得
一般予定販売価格 8,800円(税込)
お届け予定 2027年3月末

価格とMakuakeでの予約

Makuakeでの予約は2026年11月5日から12月28日までです。コードカード1枚の一般予定販売価格は8,800円で、Makuakeでは11月5日時点で超早割の6,320円から用意されています。2枚や3枚のセット、ほかのカードと組み合わせたセットでは最大35%オフになります。お届けは2027年3月末の予定です。

同じシリーズの単位変換カード「ユニットカード」やNATOコードカード、カード型ルーペも、コードカードと一緒に申し込めます。

Makuakeのプロジェクトページを見る

覚えにくいパスワードを、財布の中のカード1枚に預けるという発想の道具です。パスワード管理や情報漏えいへの備えを扱った記事は、下の関連記事で紹介しています。

Source: 株式会社TKDブロス プレスリリース、IPA「自分の個人情報等が漏えいした際の『対処』と『日頃の対策』」

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