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「来年以降のApple Watchは健康関連機能がさらに充実」と米国『The Wall Street Journal』が報道。体温測定機能で発熱の検知も?

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Apple Watch シリーズ7の発売時期が延期される見込みで、健康関連の新しいテクノロジーは同シリーズには搭載されないらしい――。

そんなニュースがほんの数日前に報道されたばかりですが、来年以降のApple Watchには下記のような健康関連の機能が大幅に追加されると、米国を代表する経済新聞『The Wall Street Journal』(以下WSJ)が9月1日付の電子版で報じました(*1)。

*1. https://www.wsj.com/amp/articles/apple-plans-blood-pressure-measure-wrist-thermometer-in-watch-11630501201

血圧変動トレンドの可視化

WSJの記事によれば、アップル社が開発中の新機能はユーザーの血圧の変動トレンドを可視化するもので、収縮期血圧(または最高血圧)や拡張期血圧(または最低血圧)の具体的な数字を示すものではないということです。

ただ、その機能がどれほどの恩恵をユーザーに与えるかは不透明で、あるいは大幅に変更される可能性もあるとのことです。アップル社の長期的な目標は現在のように腕を締め付けないでも血圧を測定できる機器を開発することだともWSJは報じています。

より進歩した睡眠計測機能

アップル社はApple Watch のシリーズ8以降で睡眠計測機能をより充実させる予定であるとのことです。

それには睡眠時間だけではなく、質、パターン、そして無呼吸を検知する機能が含まれるとのこと。この分野で先行するFitbitなどのライバル社に対抗するためと見られています。

これに関して、アップル社が直面する課題の1つにバッテリーの寿命があります。夜の間ずっとバッテリーの消耗を避けながらセンサーを作動させる技術が必要とされるからです。

血糖値モニター

WSJはまたアップル社が糖尿病を予防するための機能を腕時計に搭載することを目指しているとも報じています。

Apple Watchに血糖値モニター機能を追加する計画は数年前からありますが、実現はしていません。

体温測定

Apple Watch のシリーズ8以降に追加されるかもしれないと噂があるのが体温測定機能です。それには新しいタイプのセンサーが必要になります。WSJはこのセンサーは発熱を検知するだけではなく、女性の排卵周期を知る手がかりとなり、出産計画に役立つとしています。

現存機能の拡充

WSJ はまたアップル社がApple Watchの現シリーズに既にある機能のさらなる拡充を承認するよう、米国食品医薬品局(FDA)に働きかけているとも報じています。

それらは不整脈や血中酸素濃度が低くなったことを検知し、ユーザーに警告する機能です。現在は呼吸のパターンや血中酸素濃度を示すことはできていますが、警告する機能はありません。

これらの数値は健康であるかどうかの判断が人によって異なるため、線引きが困難です。警告する機能によって誤解が生じる可能性も否定できません。FDAに承認されるかどうかは、そこにかかってくるのではないかと思われます。

●執筆者プロフィール 角谷剛(かくたに・ごう)
アメリカ・カリフォルニア在住。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー走部監督を務める。年に数回、フルマラソンやウルトラマラソンを走る市民ランナーでもある。フルマラソンのベストタイムは3時間26分。公式Facebookはhttps://www.facebook.com/WriterKakutani

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