Apple Watchに登録したSuicaは、電車の改札通過に使っている人が多いでしょう。
本記事では、バッテリー切れ時の対応や、バッテリーが切れた状態で改札を通る際の具体的な状況について解説します。
1. Apple Watchがバッテリー切れの場合のSuica利用
Apple Watchのバッテリーが切れると、Suicaは使用できません。
Suicaを使うためには、Apple Watchが正常に動作していることが必要です。
バッテリー切れでは、タッチ決済機能を含むすべての機能が停止しますので、改札を通ることもできません。
2. スマートフォンが手元にない場合でもSuicaは使える
ちなみにスマートフォンが手元にない場合については、Apple WatchにSuicaを設定していれば、Apple Watch単体でSuicaを使って改札を通過することができます。
SuicaのデータはApple Watchに保存されているため、iPhoneがなくても問題なく利用可能というわけです。
なので「スマホを家に忘れた」「スマホを紛失した」という場合でも、改札通過はできますので安心してください。
3. 改札でのトラブル対応
万が一、Apple Watchがバッテリー切れで改札を通れなかった場合でも、改札を出る前に端末が使えなくなった場合、次のように対応することができます。
こちらはSuica Apple Pay公式サイトの「改札を出る前に端末の電源が切れました」という記事の情報になります。
・現金で運賃を精算:改札を出る前に端末が使えなくなった場合は、駅の改札係員に申し出て、現金で運賃を精算します。
・端末を再起動:後にApple Watchの電源をONにした状態で改札係員に再度申し出れば、改札入場時のデータが消去され、改札を通過することが可能です。
・予備電力機能の活用:予備電力機能がある端末の場合、エクスプレスカード設定をしていれば、バッテリーが切れても一定時間Suicaが利用できます。ただし、端末の電源をOFFにするとこの機能は使えなくなるため、注意が必要です。
改札を通れなかった場合でも、再充電してApple Watchの電源をONにすれば、改札入場の記録が残っているため、そのまま自動改札を通過できます。
4. まとめ
Apple WatchでSuicaを使うには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
・バッテリー切れの場合、Suicaは使用できません。
・スマートフォンが手元にない場合でも、Apple Watch単体でSuicaを使用可能です。
・改札を通過できなかった場合、再充電後に改札を通過することができます。
これらを理解しておくことで、Apple WatchでのSuica利用がよりスムーズに行えます。
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