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Apple TVもHomePod miniも、しばらく更新が止まったままでした。現行のApple TV 4Kが2022年10月、HomePod miniにいたっては2020年10月の発表です。「そろそろ新型が出るのでは」という噂だけが何年も流れ続けてきました。
その状況が動きそうです。BloombergのMark Gurman氏によると、新型のApple TVとHomePod miniは「発売間近(nearly ready to launch)」の段階にあり、Appleは2026年秋の投入を計画していると報じられました。時期としては、9月から10月あたりが想定されます。
ただし、これはあくまで現時点での報道であり、Appleが公式に発表したものではありません。その前提で読み進めてください。
2機種に共通するのは「Siri AI対応」
報道によれば、両デバイスとも、Siri AIに対応する高速なプロセッサを搭載するとされています。ここが今回の更新の中心にあるようです。
Siri AIは、iOS 27・iPadOS 27・macOS 27・watchOS 27・visionOS 27の各ベータですでに利用できる状態にあります。これらのアップデートは9月に一般公開される見込みで、そのタイミングでSiri AIが広く使えるようになります。
逆に言えば、これまで新型が出てこなかったのは、Siri AIの登場を待っていたからではないかと見られています。何年も噂が流れながら製品が出なかった理由として、報道でもこの点が指摘されています。Siri AIそのものの中身とApple Watch側の対応機種は、発表時の記事で整理しています。
Apple TVはA17 Proチップを積むとの噂
次期Apple TVについては、これまでの噂でA17 Proチップの搭載が伝えられてきました。A17 Proは、Apple Intelligenceに対応する最も古い世代のチップにあたります。
現行のApple TV 4Kが搭載しているのは、iPhone 13シリーズと同じA15 Bionicです。世代としては、かなり大きな飛躍になります。
あわせて、AppleのN1チップを搭載するとも見られています。N1はWi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadに対応する無線チップで、スマートホーム機器のハブとして使ううえでは効いてくる部分です。
さらにGurman氏は、次期Apple TVに刷新されたSiri Remoteが付属する可能性にも触れています。今秋のApple製品ラッシュ全体の見通しは、2026年後半に15製品が登場するという噂まとめにあります。
HomePod miniにApple WatchのS9系チップが載るか
スマートウォッチ好きとして気になるのが、こちらです。次期HomePod miniには、Apple WatchのS9チップ、またはそれ以降の世代のチップが使われると見られています。
現行のHomePod miniが積んでいるのは、Apple Watch Series 5に搭載されていたS5チップです。S5からS9以降となると、実に4世代以上の差があることになります。Apple Watch向けに開発されたSチップが、スピーカーの中で世代を重ねているというのは、あらためて考えると面白い構造です。
そのほか、これまでに伝えられている次期HomePod miniの特徴としては、N1チップ、音質の向上、より新しい超広帯域無線(UWB)チップ、そしてレッドのカラーバリエーション追加などが挙げられています。
UWBチップが新しくなると、iPhoneを近づけたときの受け渡しや、機器同士の位置把握の精度が上がることが期待されます。なおApple Watch本体側も、Series 12・Ultra 4は「中身だけの進化」になるとGurman氏が報じています。
デザインは大きく変わらない見込み
Gurman氏によれば、両デバイスとも大きなデザイン変更は受けないとのことです。見た目はそのままで、中身が新しくなる更新、という位置づけになりそうです。
なお、Apple TVとHomePod miniはいずれも先月に値上げされています。米国ではApple TVが129ドルから199ドルへ、HomePod miniが99ドルから129ドルへ引き上げられました。新型が出るとすれば、この価格帯からのスタートになる可能性があります。日本でもApple TVは値上げの対象になっていて、AppleCare+の値上げでApple TVまで対象が広がった件を以前まとめました。
現時点で報じられている内容の整理
| 項目 | Apple TV(次期モデル) | HomePod mini(次期モデル) |
|---|---|---|
| 登場時期 | 2026年秋(9〜10月頃)と報道 | 2026年秋(9〜10月頃)と報道 |
| チップ | A17 Proとの噂 | Apple WatchのS9以降との噂 |
| 無線 | N1チップ(Wi-Fi 7 / Bluetooth 6 / Thread) | N1チップ、新しいUWBチップ |
| Siri AI | 対応 | 対応 |
| デザイン | 大きな変更なし | 大きな変更なし |
| その他 | 刷新されたSiri Remoteが付属する可能性 | 音質向上、レッドの追加 |
| 現行機のチップ | A15 Bionic(iPhone 13系) | S5(Apple Watch Series 5) |
| 現行機の発表 | 2022年10月 | 2020年10月 |
まとめ
今回の報道は、新機能そのものよりも「ようやく順番が回ってきた」という話として読むのが自然だと思います。Siri AIが9月に一般公開されるタイミングに合わせて、それを動かせるだけのチップを載せた2機種が出てくる、という流れです。
デザインが変わらないぶん、買い替えの判断は分かりやすくなりそうです。現行機を使っていて不満がないなら急ぐ必要はなく、Siri AIを家の中で使いたいなら待つ価値がある、という整理になります。
ただし繰り返しになりますが、これは報道段階の情報です。時期も仕様も、正式発表で変わる可能性があります。9月のイベントを待ちましょう。各OSの配信状況は、watchOS 27ベータの進捗をまとめた記事で追いかけています。
Source: MacRumors
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同じGurman氏の報道から、Apple Watch側の見通しを整理した記事です。今回と同じ「デザインは据え置き、中身を更新」という読み筋になっています。
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