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スマートウォッチを使い始めると、地味に困るのが「充電器が増えていく」問題です。スマホはMagSafe、イヤホンはワイヤレス、腕時計は専用充電器、ノートPCはUSB Type-C。旅行や出張のたびにコンセントの数を数えて、ケーブルをかき集めてバッグに放り込む……という方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みにまっすぐ答えるガジェットが、クラウドファンディングに登場しています。アメリカ発のワイヤレス充電ブランド BEZALEL(ベザレル)が、4-in-1マルチ充電器「Prelude XS II(プレリュード エックスエス ツー)」のプロジェクトをGREEN FUNDINGで2026年8月4日17時に公開。公開初日に目標支援額を達成し、勢いはいまも続いています。
手のひらに載るサイズながら、MagSafe・Qi2対応のワイヤレス充電、自動巻き取り式のUSB Type-C内蔵ケーブル、最大65W出力のUSB Type-Cポートを1台に詰め込んだ製品です。しかもワイヤレス充電エリアは、Apple Watchの充電にも対応しています。
公開初日に目標達成、支援総額は目標の363%を突破

Prelude XS IIのプロジェクトは、2026年8月4日(火)17時にGREEN FUNDINGで公開されました。目標金額は30万円で、公開初日にこれを達成。本稿執筆時点(2026年8月6日)では支援総額1,090,760円、達成率363%、支援者は147人まで伸びています。
BEZALELは2014年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれたワイヤレス充電ブランドです。前身にあたるモバイルバッテリー「Prelude XR」は2023年にMakuakeで1,300万円超を集めており、日本でもヨドバシカメラやビックカメラなど家電量販店で製品が扱われています。世界三大デザイン賞のひとつ、Red Dot Design Awardの受賞歴もあるブランドです。
ワイヤレス・内蔵ケーブル・USB Type-Cポート。3通りの充電をこれ1台に

Prelude XS IIがユニークなのは、性格の違う3つの充電方法をひとつのボディにまとめている点です。
・MagSafe・Qi2対応のワイヤレス充電(最大15W)
・自動巻き取り式のUSB Type-C内蔵ケーブル(最大60W)
・手持ちのケーブルを挿せるUSB Type-Cポート(最大65W)
いずれも単独使用時の最大出力です。コンセント周りを1口にまとめる発想は、Qi2 25W対応の4in1ワイヤレス充電器でコンセント3口を1口に集約するSUNEASTの提案など、ここ最近の充電器トレンドとも重なります。ワイヤレスと内蔵ケーブルで2台、さらにUSB Type-Cポートにケーブルを挿せば最大3台までの同時充電ができます。接続されたデバイスをAIが自動で判別し、それぞれに適した電力を配分する仕組みも備わっています。
ただし同時充電時の出力配分には注意が必要です。ワイヤレス充電とケーブル充電を同時に使う場合、ケーブル側の最大出力は45Wに下がります。内蔵ケーブルとUSB Type-Cポートの2本を同時に使ったときは、2ポート合計で最大15Wという仕様です。ノートPCを本気で急速充電したいなら、単独で使うのが前提と考えておくとよさそうです。
Apple Watchは「平置き」で充電。iPhoneやAirPodsはMagSafeでぴたっと

スマートウォッチユーザーとして見逃せないのが、ワイヤレス充電エリアがApple Watchの充電に対応していることです。仕様表ではApple Watch全モデル対応と記載されており、iPhoneやAirPodsと同じ面に載せて充電できます。
ここで押さえておきたいのが設置の向きです。Apple Watchを充電するときは、電源タップなど本体を水平に置ける環境で使う必要があります。壁のコンセントに直挿しして本体が90度に立った状態では、Apple Watchの充電には使えません。壁挿しでマグネット吸着したまま充電できるのは、MagSafe対応のiPhoneと、MagSafe充電ケースモデルのAirPodsに限られます。
逆に言えば、デスクの電源タップに挿しておけば、iPhoneを載せる、Apple Watchを載せる、内蔵ケーブルでMacBookをつなぐ、という使い方が1台で完結します。旅行先のホテルで「Apple Watchの充電器を忘れた」という事故を減らせるのは、地味ですがありがたいポイントです。据え置き型を含めた選び方は最新のApple Watch充電器まとめで用途別に整理しています。
対応デバイスはApple製品にとどまりません。Qi対応のAndroidスマートフォンやワイヤレスイヤホン、USB Type-C対応のタブレット、ノートPC、ポータブルゲーム機、カメラまで幅広くカバーします。
手のひらサイズのボディに、自動巻き取り式ケーブルを内蔵

本体サイズは6.5×6.5×3.7cm、重量は約170g。名前のとおり手のひらに収まるサイズで、プラグは折りたたみ式です。バッグの中でほかの荷物に引っかかったり傷をつけたりしにくい形になっています。
内蔵ケーブルは約90cmまで伸びるフラットタイプの編み込みType-Cケーブルで、6,000回の耐久テストをクリアしているとのこと。自動巻き取り式なので、使い終わったらするりと収納できます。ケーブルの先端はマグネットで本体に固定できるため、収納したあともバッグの中で飛び出したり絡まったりしません。
入力は100〜240V対応なので、海外旅行や海外出張にもそのまま持っていけます。「持ち歩くものを減らす」という発想では、バンド自体が充電器になるApple Watch用「EnergyLink」のようなアプローチも登場しています。
モバイルバッテリー「Prelude XR」を重ねれば最大4台同時充電
プレスリリースが掲げる「最大4台同時充電」は、Prelude XS II単体ではなく、同じPreludeシリーズのモバイルバッテリー「Prelude XR」と組み合わせたときの数字です。
Prelude XRは容量10,000mAh、最大20WのUSB Type-C急速充電に対応した両面ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリー。表と裏の両方でワイヤレス充電できるので、iPhoneを充電しながらAirPodsも充電するといった使い方ができます。
Prelude XS IIの上にPrelude XRを重ね、さらにその上にiPhoneを重ねると、モバイルバッテリー本体とiPhoneの両方をケーブルなしで同時充電できます。ここに内蔵ケーブルとUSB Type-Cポートを足すことで、合計4台という数字になるわけです。帰宅したら重ねておくだけでモバイルバッテリーの充電忘れがなくなる、という発想は素直に便利そうです。Qi2対応のモバイルバッテリーは選択肢が増えており、厚さ13mmで10,000mAhのBelkin「BPD016」のような薄型モデルも出てきました。
主な仕様

| 製品名 | BEZALEL Prelude XS II |
| 入力 | 100〜240V、50/60Hz、1.5A Max |
| ワイヤレス出力 | Qi2 最大15W/MagSafe対応/Apple Watch充電対応 |
| USB Type-C内蔵ケーブル | 最大60W(約90cm・自動巻き取り式) |
| USB Type-Cポート | 最大65W(PD対応・ポート×1) |
| 同時充電 | 単体で最大3台/Prelude XR併用で最大4台 |
| ワイヤレス充電対応機器 | iPhone 12シリーズ以降のQi対応機種、Qi充電対応ケースモデルのAirPods、Apple Watch全モデル(平らな場所での使用)、Qi対応Androidスマートフォンほか |
| サイズ・重量 | 6.5×6.5×3.7cm/約170g |
| カラー | チタニウムシルバー、オブシディアンブラック |
| そのほか | 折りたたみ式プラグ、過熱保護機能、1年間の製品保証 |
なお、日本国内で必要となるPSE認証は執筆時点で申請中とアナウンスされています。製品発送までに取得完了予定とのことですが、クラウドファンディングならではの前提として頭に入れておきたいところです。
カラーは2色。価格とプロジェクト期間

カラーは、アルミボディにスモークパネルを合わせた「チタニウムシルバー」と、全体を黒で統一した「オブシディアンブラック」の2色です。
Prelude XS IIの定価は11,000円(税込)。GREEN FUNDINGでは支援プランごとに割引価格が設定されています。
| プラン | Prelude XS II | 備考 |
| 72時間限定割(40%OFF) | 6,600円 | 2026年8月7日17時まで |
| 超早割 | 7,150円 | 数量限定300個 |
| 応援割(20%OFF) | 8,800円 | 数量限定500個 |
モバイルバッテリー「Prelude XR」は定価10,450円(税込)で、応援割が8,360円。Prelude XS IIとあわせて申し込む追加オプションなら7,920円になります。いずれも送料・税込の価格です。
プロジェクト期間は2026年8月4日(火)17時から9月30日(水)17時まで。リターンの配送は2026年11月末までの予定とされています。
まとめ
Prelude XS IIは、「充電器を1個に減らす」という一点に絞り込んだ製品です。ワイヤレス、内蔵ケーブル、ポートという3系統を手のひらサイズに詰め込み、そのうえでApple Watchまで面倒を見てくれる構成は、Apple製品を複数持ち歩く人ほど恩恵が大きくなります。
一方で、同時充電時は出力が分配されて速度が落ちること、Apple Watchを充電するには水平に置ける環境が必要なこと、PSE認証が申請中であることは、支援前に理解しておきたい点です。ノートPCを最速で充電したい場面と、寝ている間にまとめて充電しておきたい場面を分けて考えると、この製品の得意分野がはっきりします。
出張や旅行が多く、バッグの充電ポーチをどうにか軽くしたいと考えている方は、プロジェクトページを一度のぞいてみてください。
Source: BEZALEL TAIWAN SALES AND SERVICES LIMITED プレスリリース/GREEN FUNDING
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