10.3インチのカラー電子ペーパーノート「BOOX NoteAir6C」が9月21日発売|4nmの8コアCPUでPDF操作が前モデル比約40%高速化して96,800円

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カラー電子ペーパーノート「BOOX NoteAir6C」の本体正面。10.3インチ画面に建築のスケッチが表示されている

SKT株式会社が2026年9月21日、10.3インチのカラー電子ペーパーノート「BOOX NoteAir6C」を発売しました。価格は96,800円(税込)です。

読書とPDF閲覧、手書きメモ、資料作成を1台でこなすNoteAirシリーズの新モデルにあたります。前モデルのNoteAir5Cから、プロセッサが4nmプロセスの8コアに、OSがAndroid 16にそれぞれ変わりました。

電子ペーパー端末でいちばん気になるのは動作のもたつきですが、そこに手を入れてきた世代です。

大容量PDFの操作が前モデル比で約40%速くなった

メーカーによると、大容量PDFを開く処理とページ送りの処理速度が、NoteAir5Cと比べて約40%向上したとのことです。100MBを超えるスキャン済みのカラー教材のようなファイルでも、ページ送りや拡大表示、注釈位置への移動がスムーズになるとしています。

ただしこの数値には注釈が付いています。BOOX公式によるNoteAir5Cとの比較であり、すべての操作が一律に40%速くなることを示すものではないと明記されています。

あわせて、BOOX独自の高速リフレッシュ技術「BOOX Super Refresh Technology(BSR)」とメモリ6GBを搭載します。電子ペーパー特有の残像を抑えつつ、複数アプリを使った作業にも対応するという構成です。

10.3インチのKaleido 3で4,096色を表示する

BOOX NoteAir6C の10.3インチKaleido 3カラー電子ペーパーに宇宙のイラストを表示したところ

画像:SKT株式会社

ディスプレイは10.3インチのKaleido 3カラー電子ペーパーです。

解像度はモノクロ表示が2480×1860で300ppi、カラー表示が1240×930で150ppiとなります。カラーは4,096色に対応します。数字のとおり、カラーになると精細さは半分になる仕組みです。文字を読むのはモノクロ、図表や教材の色分けを見分けるのがカラー、という使い分けになります。

液晶のような強い発光を抑えた電子ペーパーなので、論文や教材を長時間読む用途に向くとしています。フロントライトはCTM対応で、寒色から暖色まで調整できます。

Android 16を積みGoogle Playストアに対応する

OSはAndroid 16です。Google Playストアに対応しているので、電子書籍アプリやニュースアプリ、クラウドストレージ、ドキュメント管理といったAndroidアプリをインストールできます。

専用OSの読書端末と違い、自分が普段使っているサービスをそのまま持ち込めるのがこのタイプの強みです。同じBOOXでは、6インチのカラー電子ペーパーAndroid端末「BOOX Palma 2 Pro」も出ています。

会議や講義を録音しながら文字起こしするTalk Insights

NoteAir6Cは、会議や講義、インタビューの音声を録音しながらリアルタイムで文字起こしする「Talk Insights」に対応します。

録音しながら重要なところを手書きで書き留めたり、20以上の言語へ翻訳したり、AIで内容を整理・要約したりできます。文字起こしはTXT形式、要約はPDFまたはTXT形式で出力できます。日本はBOOX公式の対応地域に含まれています。

紙のように書けてAIで要約や文字起こしまでこなす端末は他社からも出ていますが、利用にはインターネット接続と対応ファームウェアが必要です。またメーカーは、AIによる文字起こしや生成内容の正確性を保証するものではないとしています。

手書きは4,096段階の筆圧検知に対応する

BOOX NoteAir6C の画面に図とテキストを表示し、手書きの書き込みとカラーのハイライトを加えたところ

画像:SKT株式会社

スタイラスの「BOOX Pen3」が標準で付属します。4,096段階の筆圧検知と傾き検知に対応し、替え芯の収納スペースも備えます。

読書アプリのNeoReaderでは、PDFへの直接書き込み、ハイライト、アンダーライン、全文検索、フォントや余白の調整ができます。AI Assistantを使って、選んだ文章や画像について調べることもできます。

純正ノートアプリのNotesは、7種類のブラシ、シェイプツール、なげなわ、タグ、検索、アウトラインを搭載します。画面分割を使った「Dual Notes」にも対応し、資料を読みながら別のノートに書き込むといった使い方ができます。

別売キーボードカバーを付ければ文章も作れる

BOOX NoteAir6C に別売のマグネット式キーボードカバーを装着し、ノートPCのように立てて使っているところ

画像:SKT株式会社

別売の専用マグネット式キーボードカバーを、PoGoピンで接続できます。メール作成や文章編集、レポート、議事録といったキーボード入力に対応します。

カバー側のUSB-Cポートから本体を充電できる点も、持ち出して使う人には効いてきそうです。

主な仕様

項目 内容
ディスプレイ 10.3インチ Kaleido 3 カラー電子ペーパー
解像度 2480×1860(モノクロ300ppi)/1240×930(カラー150ppi)
表示色 4,096色
CPU 4nmプロセスの8コアプロセッサ
RAM/ストレージ 6GB/64GB
拡張ストレージ microSDカード(最大2TB)
OS Android 16(Google Play対応)
無線 Wi-Fi、Bluetooth 6.0
筆圧検知 4,096段階(傾き検知対応)
生体認証 電源ボタン一体型の指紋認証
入出力 USB Type-C(OTG・USBオーディオ対応)、デュアルスピーカー、マイク
バッテリー 3,700mAh
サイズ 225×192×5.8mm
重量 約440g
付属品 BOOX Pen3、USB Type-Cケーブル、カードトレイ取り出しツール、クイックスタートガイド、保証書、日本語初期設定マニュアル

厚さ5.8mmで約440gです。10.3インチというサイズを考えると、鞄に入れて持ち歩ける範囲に収まっています。

価格と販売先

価格は96,800円(税込)で、発売日は2026年9月21日です。

販売はSKTの公式ショップに加え、楽天市場とYahoo!ショッピングで取り扱われます。

SKTNETSHOPで詳細を見る

楽天市場で詳細を見る

Yahoo!ショッピングで詳細を見る

まとめ

BOOX NoteAir6Cは、10.3インチのカラー電子ペーパーにAndroid 16を載せたデジタルノートです。9月21日発売で96,800円(税込)です。

目立つのは処理速度で、4nmプロセスの8コアCPUによって大容量PDFの操作が前モデル比で約40%速くなったとしています。ただしこれはメーカー公表値で、すべての操作が一律に速くなるわけではありません。

10万円近い価格なので気軽に選べる製品ではありません。58gでスマホの背面に貼るタイプのように手軽な電子ペーパー端末もあるなかでは思い切った価格ですが、紙の資料を大量に読む人や、読みながら書き込む作業が多い人には、液晶タブレットとは別の選択肢になりそうです。Talk Insightsで録音と文字起こしまでこなせるので、会議や講義で使う端末を1台にまとめたい人にも向きます。

Source: SKT株式会社 プレスリリース(PR TIMES)/画像:SKT株式会社

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