Pixel 11 Pro は背面が光って誰からの着信か分かる|新機能「HiLight」を発表会のデモで確認

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Google Pixel のパネルを背に、担当者が緑色の Pixel 11 Pro を手に持って HiLight を実演している

友人との食事中、スマートフォンをテーブルに伏せていても、通知が来ていないかどうかが気になってつい画面を見てしまう。せっかくの時間なのに集中しきれない。そんな覚えのある方に向いた機能が発表されました。

Googleが2026年8月7日に開いたハードウェア新製品事前説明会で紹介された HiLight は、背面のカメラバーにあるLEDを光らせて、誰から連絡が来たのかを色で知らせる機能です。画面を見る必要がありません。

説明会のステージに映された HiLight のスライド。背面カメラバーの一部が水色に点灯した Pixel 11 が大写しになっている

この日に発表された内容の全体像は、Google Pixel 11 と Pixel Watch 5 の発表内容まとめ にまとめています。

色は5色。連絡先ごとに割り当てる

「お気に入りに使用する HiLight」の設定画面で、父に割り当てる色として緑、黄色、ピンク、青、白の5色が並んでいる

使えるのは白、黄色、緑、ピンク、紫の5色です。設定は連絡先アプリからおこないます。

まず知らせてほしい相手をお気に入りに登録します。すると連絡先の詳細画面に「ハイライト」という項目が現れるので、そこから色を割り当てるだけです。

デモでは、父にピンク、パートナーに黄色を設定し、営業電話には何も設定しない、という組み方が示されました。

実演で分かったこと

担当者が Pixel 11 Pro を手に持ち、HiLight の点灯を実演している

設定を終えたスマートフォンをテーブルに伏せた状態で、3件の着信が順に再現されました。

最初は営業電話です。設定していない相手なので、まったく光りません。会話を中断する必要がありません。

次に父からの着信でピンクが点灯し、最後にパートナーからの着信で黄色が点きました。色が違うだけで、画面を見ずに相手が分かります。急ぎかもしれないと判断して席を立つのか、後回しにするのか、その場で決められるわけです。

ここは補足しておきます。実演では光り方が見えるように担当者がスマートフォンを持ち上げていましたが、HiLightが本来はたらくのは、スマートフォンを机に伏せて置いているときです。手に持って画面を見ている間は、そもそも光で知らせる必要がないためです。

どんな光り方になるのかを事前に見たい場合は、設定画面のプレビューから伏せなくても確認できるようになっていました。

Geminiの状態表示にも使われる

HiLightの用途は着信だけではありません。説明会本編では、Geminiに話しかけたときの状態を光のパターンで示す使い方も紹介されました。聞いているのか、考えているのか、応答しているのか。スマートフォンを持ち上げなくても、進行状況が分かります。

できることを意図的に絞っている

質疑応答で、この機能の設計思想がはっきり語られた場面がありました。サードパーティ向けにAPIが開放されるのか、表示の種類はどれくらいあるのかという質問に対し、Googleの担当者はこう答えています。

技術的にはもっと多くのことができる。ただし最初の体験を高い品質で成立させることを優先し、現時点ではGeminiの状態表示と、お気に入り連絡先からの着信の2つに絞っている。今後の機能追加のなかで広げていく予定であり、お気に入りの相手からのメッセージ通知も候補に挙がっている、という内容でした。

そのうえで、常に光っている状態にはしたくないという説明が加えられました。日常から気を散らすものを減らすという方針を掲げている以上、光らせすぎては本末転倒になる。電力や全体の性能とあわせて、そのバランスを考える必要があるという話です。

できることを増やすより先に、光る回数を抑える。この判断は、機能を追加し続けがちなスマートフォンの世界では珍しいものだと感じました。

LEDの制御自体は端末内で完結

もう一つ、処理がどこでおこなわれるのかを問う質問もありました。回答は、物理的なLEDの制御はすべて端末側で完結しているというものです。

ただしGeminiを呼び出した場合は、呼び出し方によってクラウド側に処理が行くこともあります。この線引きの詳細については、その場では答えきらず、後日あらためて回答するという扱いになりました。

対応するのはProモデルのみ

注意したいのが対応機種です。HiLightが使えるのはPixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Foldで、ベースモデルのPixel 11は対象外となります。

同じ日に発表されたマジックキャプチャーがベースモデルでも使えるのとは対照的で、背面にLEDを備えるというハードウェア側の条件が理由です。

まとめ

HiLightは、通知を増やすのではなく減らすための機能でした。大事な相手だけを通し、それ以外は光らせない。目の前の会話に集中するための仕組みとして設計されています。

使えるのはProモデルに限られますが、通知に振り回されている自覚がある方にとっては、購入の理由になりうる機能だと思います。

Source:Google ハードウェア新製品事前説明会(2026年8月7日・グーグル合同会社 渋谷オフィス)

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