サムスンのAndroid XRスマートグラスは11月発売か|画面なしでカメラ付き Ray-Ban Metaより最大5g軽い目標【海外ニュース】

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青い立体的なSamsungのロゴ。サムスンのウェアラブル新製品に関するニュースのイメージ

2026年10月1日、韓国の英字紙The Korea Heraldが、サムスン電子のAIグラス「インテリジェントアイウェア」を11月に発売すると報じました。サムスン電子の関係者が同紙に認めたとされています。Android XRを使うサムスン初のスマートグラスで、米メディアの9to5Googleもこの報道を伝えています。

インテリジェントアイウェアは、7月にロンドンで開かれたGalaxy Unpackedで発表された製品で、そのときは「年内に発売」とだけ伝えられていました。11月発売の報道の中身と、7月に分かっていた仕様、Ray-Ban Metaとの重さの比較をまとめます。サムスンはまだ発売日を公式に発表しておらず、ここで紹介する発売時期や重さはいずれも報道ベースの情報です。

サムスンの関係者が11月発売をThe Korea Heraldに認めたと報道

The Korea Heraldによると、サムスンはこのグラスを5月のGoogle I/Oで初めて見せ、7月のGalaxy Unpackedでデザインと機能を明らかにしました。その後、サムスン電子の関係者が11月に発売すると同紙に認めたとしています。

具体的な発売日はまだ分かっていません。9to5Googleは、発表イベントを開くかどうかも確認されていないと書いています。価格も発表されていません。

7月のUnpackedの時点では、韓国の経済紙も「年内に発売」と伝えていました。11月という月が出てきたのは、今回の報道が初めてです。

画面のないAIグラスでカメラとマイクとスピーカーを内蔵

最初のモデルには、視界に映像を出すディスプレイがありません。The Korea Heraldによると、内蔵のカメラとマイクで装着している人が見たり聞いたりしているものを取り込み、つないだGalaxyのスマートフォンを通してGoogleのGeminiが処理します。返事はグラスのスピーカーから音声で返ってきます。9to5Googleも、Ray-Ban Metaに近いタイプだとしています。

7月のサムスンの発表では、1回の充電で最大9時間使え、充電ケースでさらに最大7回フル充電できるとされていました。チップはQualcommのSnapdragon AR1 Gen1です。長いメッセージの要約や読み上げ、リアルタイムの通訳、ルート案内、見ているホワイトボードの内容をNotesに記録する機能などに対応します。ジェスチャー操作は、Galaxy Watch9と組み合わせたときだけ使えます。

カメラについては、フレームの内側と外側にLEDを付けて撮影中であることを示し、外側のLEDがふさがれるとカメラが使えなくなる仕組みにすると、サムスンが説明しているとのことです。

Gentle MonsterとWarby Parkerの2つのデザインを7月に展示

デザインは、韓国のアイウェアブランドのGentle Monsterと、米国のWarby Parkerが手がけています。7月のGalaxy Unpackedでは、両ブランドのデザインが1つずつ紹介されました。

サムスンの発表によると、Gentle Monsterのモデルはスリムなブラックのフレームで、上の線はまっすぐ、下の線はゆるやかな曲線です。Warby Parkerのモデルは深いブラウンのフレームで、眉にあたる部分がゆるやかに上を向いています。サムスンは両ブランドと一緒に、額や耳など掛け心地を左右する部分を細かく確かめたとしています。

韓国の経済紙は、5月のGoogle I/Oで見せた2種類と合わせて、計4種類のデザインが公開されたと伝えています。

重さはRay-Ban Metaの51gより最大5g軽い目標と現地報道

重さについて、9to5Googleは、サムスンがRay-Ban Metaの基本モデル(51g)より最大5g軽くすることを目指しているようだと書いています。The Korea Heraldはこの数字を「韓国のメディアが報じた目標」として紹介していて、サムスンは最終的な重さをまだ公表していないとしています。

サムスン自身は7月のUnpackedで、このグラスを「ほとんどのAIグラスより軽い」と紹介していました。目標どおり5g軽くなれば46gです。

比べる相手のRay-Ban Metaは、日本でも9月24日にGen 3が発売されています。The Korea Heraldによると、Metaは9月23日のMeta Connectで、カメラを省いた「Ray-Ban Meta Audio」も発表していて、こちらの重さは43gです。

画面のないAIグラスは出荷の96%でMetaがその94%を占める

The Korea Heraldは、調査会社Counterpoint Researchのデータも紹介しています。2026年上半期のAIグラスの世界出荷台数は前年同期の3.6倍あまり(263%増)で、そのうち96%が画面のないモデルでした。画面のないモデルの中でMetaのシェアは94%です。サムスンの最初のモデルも、この大半を占める画面なしの形で出ることになります。

一方で、カメラ付きのグラスには、気づかれないうちに撮影されることへの不安もあります。The Korea Heraldによると、韓国の個人情報保護委員会は7月下旬にサムスンと会い、カメラやマイクが動いていることを周りの人にどう知らせるかを話し合ったとされます。韓国の科学技術情報通信部も、9月から安全に使うためのガイドラインづくりを始めています。オランダの眼鏡チェーンがRay-Ban Metaの販売を止めたように、カメラ付きのグラスをめぐる議論は各国で続いています。

まとめ

Samsungのロゴ

The Korea Heraldによると、サムスンのAndroid XRスマートグラス「インテリジェントアイウェア」は11月に発売される見込みです。画面はなく、カメラとマイクで取り込んだ情報をGalaxyのスマートフォンとGeminiで処理し、音声で返す仕組みです。重さはRay-Ban Metaの基本モデルより最大5g軽い目標と報じられていますが、サムスンは最終的な重さも価格も発表していません。

日本での発売は発表されていません。日本ではRay-Ban MetaやRokid、INMOなど、すでにいくつかのスマートグラスを店頭で試せます。スマートグラスで何ができてどこで買えるのかは、別の記事で詳しく紹介しています。

Source: 9to5Google/The Korea Herald/7月の発表内容:サムスン電子ジャパン ニュースルーム(画像:Unsplash)

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