エレコムがリン酸鉄モバイルバッテリー3モデルを発売|充放電約2,000回 6,000〜12,000mAhで最大45W

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エレコムのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリー3モデル6色を並べた画像。6,000mAh、8,000mAh、12,000mAhの各モデルが写っている

エレコムは2026年10月14日、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリー3モデル9アイテムを、10月中旬から発売すると発表しました。容量は6,000mAh、8,000mAh、12,000mAhの3つで、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を使ったエレコムのモバイルバッテリーとしては、初代モデルから4年ぶりの新モデルです。価格はオープン価格です。

LFP電池は発火しにくく長寿命なのが特長で、電気自動車にも使われています。今回のモデルは初代モデルより小さくなりました。充放電回数約2,000回の長寿命設計に加えて、充放電の回数に応じてLEDの色が変わり、買い替えの時期が分かる「Health Monitor」機能を備えたのが特長です。

リン酸鉄リチウムイオン電池で充放電は約2,000回 機内持ち込みは2個まで

しろちゃんの顔がプリントされた白い6,000mAhモデル DE-C96L-6000WFを手に持ち、スマートフォンを充電しているところ

3モデルとも、高い安全性が求められる電気自動車などで普及しているリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。充放電回数は約2,000回で、エレコムによると一般的なリチウムイオン電池の約4倍です。1回は、電池残量が0%から100%になり、また0%になるまで使った場合で数えています。実際の寿命や性能は、使う環境や管理の仕方によって変わります。

電池にはコバルトを使っていないため、従来の電池よりも環境への負荷を抑えられます。本体には再生プラスチックを使い、エレコムの環境認定「THINK ECOLOGY」の認定製品にもなっています。使い終わったあとは一般社団法人JBRCの回収対象製品なので、回収に協力している自治体や家電量販店・ホームセンターなどで回収してもらえます。

ワット時定格量はいずれも160Wh以下なので、機内には2個まで持ち込めます(2026年4月時点のエレコム調べ。航空会社の規定によっては例外があります)。

Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、Nintendo Switch Liteの充電にも対応しています。動作モードによっては充電しながら遊べない場合があり、Nintendo Switch 2とNintendo Switchはドックと併用しての使用には対応していません。本体は低温でも放電できる設計で、放電時の使用温度は-10℃~40℃です(つなぐ機器の仕様によっては充電できない場合があります)。

Health Monitorは充放電回数に応じてLEDの色が変わる 買い替えの目安に

Health Monitorの説明図。電池のサイクル回数が約250回までは消灯、約251〜約500回は青、約501〜約750回は橙、約751回以降は紫に点灯する。多重保護の安全設計とThermal Protectionの説明も並ぶ

「Health Monitor」は、電池の充放電回数に応じてLEDの点灯と色が変わる機能です。約250回までは消灯したままで、約251~約500回は青、約501~約750回は橙、約751回からは紫に点灯します。電池を買い替える時期の目安になります。

モバイルバッテリーの劣化は、エレコムが挙げている発火の要因のひとつでもあります。本体には、異常を検知すると自動で動作を止める多重保護と、本体の温度を監視・制御する「Thermal Protection」も入っています。電気用品安全法(PSE)の技術基準にも適合しています。

パススルー充電に対応 USB-Aはイヤホン向けの低電流モードも

ブルーの8,000mAhモデルの3つのポートに、スマートフォン、ワイヤレスイヤホンのケース、スマートウォッチの充電器をつないで充電しているところ

3モデルとも、本体とスマートフォンなどをまとめて充電できるパススルー充電に対応しています。バッテリーの電池を介さずに機器を充電できるので、電池の劣化を抑えられます。

USB-Aポートは、つないだ機器を見分けて合った出力で充電する「おまかせ充電」と、Bluetoothのヘッドセットやイヤホンなど小さな機器を合った電流で充電する「低電流モード」に対応しています。8,000mAhと12,000mAhのモデルはPPS規格にも対応していて、0.02V刻みで電圧を自動で調整し、機器に合わせて充電します(6,000mAhモデルは非対応)。

なお、入出力に対応したUSB Type-Cポートがあるバッテリーや機器を、充電ケーブルで本製品につながないよう案内されています。意図した側の機器に充電されない場合があるためです。

容量は3種類 ケーブル付きのDE型番とケーブルなしのEC型番の2系統

6,000mAh(最大22.5W・2ポート)、8,000mAh(最大35W・3ポート)、12,000mAh(最大45W・3ポート)の3モデルと各カラーの型番を並べた画像

3モデルには、それぞれUSB Type-C – USB Type-Cケーブル(約0.1m)が1本付く「DE」型番と、ケーブルが付かない「EC」型番があります。DE型番とEC型番は、付属ケーブルの有無のほかは販売チャンネルが異なるだけで、仕様は同じです。DE型番は6アイテム(ブラック、しろちゃん、ブルー、ホワイト)で、EC型番は3モデルともブラックです。

容量 DE型番(ケーブル付き) EC型番(ケーブルなし)
6,000mAh DE-C96L-6000BK(ブラック)、DE-C96L-6000WF(しろちゃん) EC-C72LBK(ブラック)
8,000mAh DE-C97L-8000BK(ブラック)、DE-C97L-8000BU(ブルー)、DE-C97L-8000WH(ホワイト) EC-C73LBK(ブラック)
12,000mAh DE-C98L-12000BK(ブラック) EC-C74LBK(ブラック)

6,000mAhモデルは約195gで2ポート しろちゃんのプリント版も

6,000mAhモデルのブラック DE-C96L-6000BKと、しろちゃん DE-C96L-6000WFを手に持った写真

6,000mAhモデルは、毎日持ち歩くことを考えてサイズと安全性を両立させたモデルです。重さは約195gで、USB Type-CポートとUSB-Aポートを1つずつ備え、2台を同時に充電できます。2ポートを同時に使うときは、合計最大15Wを分け合います。

USB Type-CポートとUSB-Aポートは、それぞれ単独で使えば最大22.5Wで出力できます。ただし最大22.5Wで充電できるのはHUAWEIの機器だけで、USB Type-CポートはUSB Power Deliveryの最大20Wに対応しています。本体の充電は、USB Type-Cポートと20W以上を推奨するAC充電器をつなぎ、約1時間45分で満充電になります。満充電の本体で、1,800mAhのスマートフォンなら約1.6回、3,000mAhのスマートフォンなら約0.9回充電できます。

DE型番のDE-C96L-6000WFは、白い本体にエレコムのキャラクター「しろちゃん」の顔をプリントしたモデルです。

8,000mAhモデルは最大35W iPhone 17を30分で約50%に

8,000mAhモデルのブラック DE-C97L-8000BKと、手に持ったブルー DE-C97L-8000BU

8,000mAhモデルは、スマートフォンの急速充電と、パソコンの電池切れの補助を想定したモデルです。重さは約255gで、エレコムは容量8,000mAhでもスマートフォンに収まるサイズとしています。USB Type-Cポート2つとUSB-Aポート1つで3台を同時に充電でき、2ポートや3ポートを同時に使うときは合計最大20Wを分け合います。

USB Type-Cポートを単独で使えば最大35W(PPS最大35W)で出力でき、35W以下のUSB Type-C入力に対応したパソコンも充電できます。エレコムの調べでは、iPhone 17を30分で約50%まで充電できます。USB-Aポートは単独で最大22.5W(最大22.5WはHUAWEIの機器のみ)です。

本体の充電は、20W以上を推奨するAC充電器で約1時間45分です。満充電の本体で、1,800mAhのスマートフォンなら約2.1回、3,000mAhのスマートフォンなら約1.3回充電できます。

12,000mAhモデルは最大45W 本体の満充電は約1時間30分

12,000mAhモデルのブラック DE-C98L-12000BKの本体と、手に持ったところ

12,000mAhモデルは、パソコン、タブレット、スマートフォンの充電に対応したモデルです。重さは約360gで、USB Type-Cポート2つとUSB-Aポート1つを備えています。USB Type-Cポートを単独で使えば最大45W(PPS最大45W)で出力でき、45W以下のUSB Type-C入力に対応したパソコンを充電できます。複数のポートを同時に使うときは合計最大20Wです。

本体の入力は最大35Wで、35W以上を推奨するAC充電器につなげば約1時間30分で満充電になります。満充電の本体で、1,800mAhのスマートフォンなら約3.2回、3,000mAhのスマートフォンなら約1.9回充電できます。

主な仕様

項目 6,000mAhモデル 8,000mAhモデル 12,000mAhモデル
型番 DE-C96L-6000シリーズ/EC-C72LBK DE-C97L-8000シリーズ/EC-C73LBK DE-C98L-12000BK/EC-C74LBK
ポート USB Type-C×1、USB-A×1 USB Type-C×2、USB-A×1 USB Type-C×2、USB-A×1
USB Type-C単独の最大出力 22.5W(HUAWEI機器のみ。USB PDは最大20W) 35W(PPS最大35W) 45W(PPS最大45W)
USB-A単独の最大出力 22.5W(HUAWEI機器のみ) 22.5W(HUAWEI機器のみ) 22.5W(HUAWEI機器のみ)
同時使用時の合計出力 最大15W 最大20W 最大20W
入力(USB Type-C) 最大20W 最大20W 最大35W
電池 3.2V/3,000mAh×2(19.2Wh) 3.2V/4,000mAh×2(25.6Wh) 3.2V/4,000mAh×3(38.4Wh)
満充電時間 約1時間45分 約1時間45分 約1時間30分
外形寸法 幅約51.7×奥行約26×高さ約114mm 幅約61.6×奥行約31×高さ約109mm 幅約88.8×奥行約31.4×高さ約100mm
重さ 約195g 約255g 約360g
使用温度 充電時0℃~40℃/放電時-10℃~40℃

価格・発売日

価格はすべてオープン価格で、10月中旬から発売されます。2026年10月25日時点のAmazonでは、ケーブルなしのEC型番が、6,000mAhのEC-C72LBKは3,590円、8,000mAhのEC-C73LBKは4,789円、12,000mAhのEC-C74LBKは5,690円で販売されています。

6,000mAhモデル(EC-C72LBK)
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8,000mAhモデル(EC-C73LBK)
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12,000mAhモデル(EC-C74LBK)
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ケーブル付きのDE型番は、ビックカメラ.comやヨドバシ.comなどで取り扱われています。各モデルの詳しい仕様は、エレコムの製品ニュースから確認できます。

スマートフォンだけなら6,000mAh、パソコンも充電したいなら8,000mAhか12,000mAhと、持ち歩く機器に合わせて選べる3モデルです。

モバイルバッテリーの安全な使い方や、ほかの電池を使ったモデルは、下の記事でも紹介しています。

Source: エレコム株式会社 プレスリリース

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