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ロックバンドPIERROTのボーカルとして知られるキリト(KIRITO)さんが、2026年10月27日から31日にかけて、手首のタトゥーでApple Watchが反応しない悩みをXに投稿し、話題になっています。透明のエポキシステッカーを裏面に貼ると使えるようになった一方で、充電のたびにはがす必要があったそうです。
タトゥーのインクや図柄、濃さによっては、Apple Watchの裏側のセンサーの光がさえぎられることがあると、Appleも公式サポートで案内しています。キリトさんの投稿の流れと、同じ悩みを持つ人が確かめておきたい設定をまとめました。センサーの光の仕組みはこちらで紹介しています。
Apple Watchの緑の光は心拍センサーのLED|日中は5秒ごとに裏側が光って測定 止めるなら「連続測定」をオフ
※アイキャッチ画像は編集部で撮影したApple Watch Series 12の裏ぶたです。
キリトさんがタトゥーでApple Watchが反応しないと投稿
最初の投稿は10月27日です。手首までタトゥーを入れたことを後悔したことはなかったものの、Apple Watchが反応しない今は消したくなっている、という率直な気持ちをつづっています。
タトゥーを手首まで入れて後悔などしたことはなかった。
一生ROCKを貫くつもりだったから。
でも、Apple Watchが反応しない今、め っ ち ゃ 消 し た い 。
— キリト/ KIRITO (@kirito_0fficial) October 27, 2026
10月29日には、透明のエポキシステッカーを貼ると使えるかもしれないというアドバイスを受けて、あらためてApple Watchを買ったと投稿しました。
手首にタトゥーが入っていても、透明のエポキシステッカーを貼ると使えるかも知れないというアドバイスを信じて、またApple Watchを買った。
— キリト/ KIRITO (@kirito_0fficial) October 29, 2026
同じ日には、うまくいかなかったときのことも画像付きで投稿しています。
それでだめならもうココをApple Watchと思うことにする。 https://t.co/qEgaUqaxQV
— キリト/ KIRITO (@kirito_0fficial) October 29, 2026
裏面に丸型15mmのステッカーで反応 充電は毎回はがしてから
10月31日の投稿で、結果が分かりました。丸型15mmのエポキシステッカーをApple Watchの裏面に貼ると、タトゥーが入った手首でも使えたそうです。ただし、貼ったままでは充電できず、毎回はがす必要があったとしています。
エポキシステッカー丸型15mmをApple Watchの裏面に貼ると手首にタトゥーが入っていても使えることが判明。
しかし、毎回剥がさないと充電できないことも判明・・・。 https://t.co/hadlo8aqKY— キリト/ KIRITO (@kirito_0fficial) October 31, 2026
Apple Watchは、裏ぶたを充電器に向けて置き、充電器の磁石で位置を合わせて充電します。Appleは、充電されないときの確認として、充電器の両面に貼られたシールをはがすことや、Apple Watchの背面と充電器をきれいにすることを挙げています。裏ぶたにステッカーを貼ると、充電器との間に物をはさむ形になります。
なお、センサーの上にステッカーを貼ったときに、心拍数などの測定がどこまで正しくできるかは分かっていません。Appleの公式サポートが案内している対処にも、ステッカーを貼る方法は入っていません。
タトゥーのインクや濃さでセンサーの光が届きにくく

Apple Watchは、裏ぶたのセンサーから手首に光を当て、戻ってくる光で心拍数を測り、手首に着けているかどうかも見分けています。Appleは「予期せずApple Watchにロックがかかる場合」のページで、傷跡やタトゥーなど皮膚の変化があると、インクや図柄、濃さによってはセンサーの光がさえぎられ、手首に着けていることを検出しにくくなる場合があると説明しています。
手首に着けていないと判断されると、Apple Watchは自動でロックされます。タトゥーがある人から「着けているのに何度もパスコードを求められる」という声が出るのは、このためです。「Apple Watchを使った運動量計測の精度を上げる」のページでも、タトゥーが心拍センサーの測定に影響することがあると書かれています。
肌の色やタトゥーで心拍数の測定がどう変わるかを調べた研究は、こちらで紹介しています。
スマートウォッチの血中酸素・心拍はどこまで正確? 肌の色・装着位置で変わる精度【研究レポート】
手首検出のオフでロックは止まり 心拍数の記録と通知も停止
Appleが案内している対処の1つが、「手首検出」をオフにする方法です。Apple Watchで設定アプリを開き、「パスコード」をタップして「手首検出」をオフにし、パスコードを入力して「オフにする」をタップします。
ただし、オフにすると次の機能が使えなくなったり、動きが変わったりします。
| 機能 | 手首検出をオフにしたとき |
|---|---|
| ロック | 自動でロックされず、自動でロック解除もされない |
| Apple Pay | サイドボタンのダブルクリックで支払うとき、毎回パスコードの入力が必要 |
| 心拍数 | 心拍数の記録と通知がオフになる |
| アクティビティ | 一部の測定ができなくなる |
| 転倒検出 | 大きな衝撃を検知したあとでも、緊急電話が自動でかからない |
何度もロックされるわずらわしさはなくなりますが、心拍数の記録や、高心拍数・低心拍数の通知は使えなくなります。
タトゥーのない腕への付け替えと装着の見直し
Appleは同じページで、装着がゆるすぎたり、きつすぎたりする場合も検出に影響するとしています。Apple Watchを手首の上に平らに置き、裏面のセンサーが肌に触れるように着けるのが基本です。
片方の腕にだけタトゥーがある場合は、タトゥーのない腕に着ける方法もあります。着ける腕を変えたときは、Apple Watchで設定アプリを開き、「一般」から「向き」を選んで、着けている手首を切り替えます。iPhoneのWatchアプリの「マイウォッチ」から「一般」「ウォッチの向き」でも変えられます。
タトゥーとApple Watchの相性は、インクの色や図柄、入れている場所で人によって変わります。買う前に心配なときは、店頭で実機を手首に着けて、ロックされないかや心拍数が表示されるかを確かめておくと安心です。Apple Watchのセンサーや装着については、次の記事も参考にしてください。
Source: キリト/ KIRITO(@kirito_0fficial)のXの投稿、Apple「予期せずApple Watchにロックがかかる場合」、Apple「Apple Watchを使った運動量計測の精度を上げる」、Apple「Apple Watchの電源が入らない場合や充電されない場合」
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