Apple Watchのアクティビティ機能には、「ムーブリング(赤)」「エクササイズリング(緑)」「スタンドリング(青)」の3つのリングがあります。
この記事では、特に「ムーブリング」と「エクササイズリング」の違いに焦点を当て、それぞれの特徴や活用方法を詳しく解説します。
ムーブリング(赤):アクティブカロリーの追跡
ムーブリングは、日常生活や運動中に消費した「アクティブカロリー」を記録します。アクティブカロリーとは、安静時以外の活動によって消費されるカロリーのこと。たとえば、階段の上り下りや掃除、子供と遊ぶなどの日常の動きが対象です。
このリングの目標値は自分で設定可能で、Apple Watchは毎週の活動量に基づいて、新たなムーブゴールを提案してくれます。
エクササイズリング(緑):心拍数に基づく運動時間の記録
エクササイズリングは、一定の心拍数以上を保って1分以上継続した運動を「エクササイズ」として記録します。目標は1日30分で、すべてのユーザーに共通です。
たとえば、早歩き、ジョギング、サイクリングなど、心拍数が上がる活動が対象になります。ただし、強度が足りないと記録されない場合もあるため、意識して運動の質を高めることが重要です。
ムーブリングとエクササイズリングの違い
| 項目 | ムーブリング(赤) | エクササイズリング(緑) |
|---|---|---|
| 測定対象 | アクティブカロリー | 心拍数が上昇する運動時間 |
| 測定基準 | 日常のあらゆる動き | 心拍数が一定の閾値を超える運動 |
| 目標の設定 | ユーザーが自由に設定可能 | 1日30分(固定) |
| 主な目的 | 日常活動の増加 | 有酸素運動の習慣化 |
| リングの閉じやすさ | 比較的簡単 | 運動の強度によっては難しい |
効果的な活用方法

ムーブリングを閉じるコツ
エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩くなど、日常のちょっとした工夫でアクティブカロリーは増やせます。意識的に動くことで、自然とリングが閉じやすくなります。
エクササイズリングを閉じるコツ
ウォーキング、ランニング、サイクリングなどの有酸素運動を30分以上取り入れることがポイント。心拍数が上がる運動を意識的に行うことで、リングの達成につながります。
まとめ
Apple Watchの「ムーブリング」と「エクササイズリング」は、異なる指標を用いて健康維持をサポートする機能です。ムーブリングは日常的な活動量を、エクササイズリングは有酸素運動を可視化し、健康的な生活習慣づくりに役立ちます。両方をバランスよく活用し、自分の生活に合わせて健康管理を続けていきましょう。
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