Apple Watchでは、就寝中に記録した手首皮膚温の変化を活用し、月経周期の予測精度を高める機能が用意されています。その中でも注目されているのが「排卵の遡及的推定」です。
本記事では、Apple公式サポート情報をもとに、Apple Watchで排卵の遡及的推定を受け取る方法や仕組み、注意点をわかりやすく解説します。
排卵の遡及的推定とは?
![]()
排卵の遡及的推定とは、Apple Watchを装着して就寝中に記録された皮膚温データをもとに、排卵が起きたあとに、その事実を推定する機能です。
これは将来を予測する機能ではなく、記録されたデータから排卵があったと考えられるタイミングを後から推定する仕組みです。
なお、この機能は対応モデルでのみ利用可能で、一部の国や地域に限定されています。
利用するための設定手順
排卵の遡及的推定を利用するには、次の設定が必要です。
・「周期記録」を設定する
・「睡眠」を設定する
・「Apple Watchで睡眠を記録」をオンにする
・「睡眠」集中モードをオンにして就寝する
皮膚温の基準値を確定するため、就寝中はApple Watchを装着し、毎晩最低4時間以上の睡眠を記録する必要があります。
手首皮膚温データは約5夜後に利用可能になります。
排卵の遡及的推定が表示されるまでの期間
排卵の遡及的推定は、毎夜Apple Watchを装着して就寝した場合、約2サイクル分の月経周期データ取得後に利用可能になります。
継続的な装着と記録が前提となるため、途中で装着をやめてしまうと十分なデータが集まらない場合があります。
手首皮膚温データの確認方法
![]()
皮膚温データはiPhoneのヘルスケアアプリで確認できます。
1. ヘルスケアアプリを開く
2. 検索ボタンをタップ
3. 「身体測定値」→「手首皮膚温」を選択
グラフ上のポイントをタップすると詳細を確認できます。
手首皮膚温の仕組みや測定方法について詳しく知りたい方は、Apple Watchの皮膚温計測とは?仕組み・設定方法・注意点をやさしく解説もあわせてご覧ください。
周期記録での手首皮膚温の利用をオフにする方法
周期記録での手首皮膚温の利用は、ヘルスケアアプリからオフにできます。
iPhoneの場合:
ヘルスケアアプリ → 検索 →「周期記録」→ 下にスクロール →「オプション」→「手首皮膚温を使用」をオフ
iPadの場合:
サイドバー →「周期記録」→「オプション」→「手首皮膚温を使用」をオフ
オフにすると、排卵の遡及的推定は受け取れなくなり、手首皮膚温データは月経予測に使用されなくなります。
重要な注意点
・周期記録アプリを避妊方法として使用しないでください
・周期記録アプリのデータを健康状態の診断に使用しないでください
・皮膚温は自然に変動し、生活習慣や睡眠環境の影響を受けます
この機能は医療目的の診断ツールではありません。あくまで健康管理をサポートする機能として活用することが前提です。
まとめ
Apple Watchの排卵の遡及的推定は、睡眠中に記録された手首皮膚温データを活用し、月経周期の把握をサポートする機能です。
継続的な装着と睡眠記録が重要になるため、まずは「睡眠」と「周期記録」の設定を整え、毎晩装着する習慣をつけることから始めてみてください。
Source:Apple サポート(排卵の遡及的推定)
関連記事はこちら
・Apple Watchの基本機能を知りたい方は、Apple Watchの使い方、基礎知識カテゴリーをご覧ください。
・健康管理機能をまとめて読むなら、健康管理タグの記事もおすすめです。
はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、
記事の探し方ガイド
から目的別に読めます。











