【実機レビュー】REDMI Watch 6 Lite|スマートウォッチ初心者の女性が使ってみた 7,980円でGPS内蔵・1.96インチAMOLEDの実力

REVIEW

公開日:

木のテーブルに置かれたREDMI Watch 6 Lite。角型の本体に赤いサイドボタン、波形テクスチャーの黒いストラップ

「スマートウォッチは気になるけれど、大きいし重そうだし、自分には縁がなさそう」。そう感じている人は少なくないはずです。

そこで今回は、普段あまりスマートウォッチを着けない女性に「REDMI Watch 6 Lite」を数日間そのまま生活で使ってもらい、スマートウォッチ専門メディアの編集部が使い勝手を解説する形でレビューをお届けします。着用したのは、以前にバンド型を短期間試したことはあるものの、日常的に腕時計を着ける習慣はない女性です。運動のために時計を使うこともありません。

シャオミが2026年8月27日に発売したモデルで、価格は7,980円(税込)。1万円を大きく下回りながら、1.96インチの有機ELディスプレイに5つの衛星測位システム、5気圧防水、Bluetooth通話まで載せてきました。

この記事で見ていくのは6つです。

バッテリー 常時表示をオンにして、実際は何日で何パーセント減ったか
着け心地 大きい画面は女性の腕で邪魔にならなかったか
見た目 7,980円の質感が、腕元と鏡でどう違って見えたか
通知 LINEや着信が、手元にどう届いたか
健康の記録 睡眠や血中酸素が、初期設定でどこまで取れるか
運動 GPSとプール対応が、この価格でどこまで用意されているか

初心者目線の率直な感想と、専門メディアとしての視点の両方から、その実力を見ていきます。着用した女性の言葉は引用の形で示し、そのあとに解説を添えます。

提供に関する注記 本記事で紹介したREDMI Watch 6 Liteは、Xiaomi Japan PR事務局より貸与を受けて執筆しています。記事の内容は実際に使用したうえでの評価であり、提供元による内容の指定や事前確認は受けていません。

レビューするモデルはこちら

REDMI Watch 6 Liteを斜め横から見たところ。右側面に赤いサイドボタンがあり、フレームは金属調の仕上げ

右側面に赤いサイドボタン。フレームは金属調の仕上げ(実機撮影)

カラーバリエーションはブラックとスチールグレーの2色です。

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対応するスマートフォンはAndroid 8.0以降とiOS 14.0以降です。iPhoneでもAndroidでも使えます。

防水等級は5ATM(5気圧防水)。水深50メートルに相当する静水圧に耐えるという規格で、50メートルまで潜れるという意味ではありません。想定されているのはプールでの水泳や浅い水域でのアクティビティで、シャワーやサウナ、ダイビングはシャオミが対象外としています。それでも、手洗いや料理のたびに外さずに済むだけの余裕はあります。

基本的なスペックは次のとおりです。

発売日 2026年8月27日
価格 7,980円(税込)
本体サイズ 47.1×39.6×9.9mm(突起部を除く)
重量 27.8g(ストラップを除く)/実測40g(ストラップ込み)
ディスプレイ 1.96インチ有機EL(AMOLED)/410×502ピクセル/332ppi
最大輝度 1,500ニト(ピーク輝度)
リフレッシュレート 公式表記は「>50Hz」(50Hz超)
常時表示 対応
フレーム素材 プラスチック(金属調スプレー塗装)
ストラップ TPU/135〜205mm/クイックリリース対応
バッテリー 470mAh/ライトユース最大18日・通常使用最大12日・ヘビーユース最大6日
防水 5ATM
センサー 心拍センサー(血中酸素センサー搭載)/加速度計/ジャイロスコープ/環境光センサー/電子コンパス
衛星測位 GPS/Galileo/GLONASS/BeiDou/QZSSの5システム
通信 Bluetooth 5.3/スピーカー搭載/Bluetooth通話対応
スポーツモード 150種類以上
OS Xiaomi HyperOS
同梱物 本体/ストラップ/磁気充電ケーブル/取扱説明書

発売時には6,980円の早割キャンペーンもありましたが、こちらは2026年9月9日で終了しています。

いざ開封!

REDMI Watch 6 Liteの外箱。白い箱に製品名とシャオミのロゴ、本体とストラップの写真が印刷されている

白を基調とした外箱。価格を思わせない落ち着いた作り(実機撮影)

届いた箱は白を基調にした落ち着いたもので、価格から想像するより丁寧な作りでした。同梱されているものも確認してみましょう。

REDMI Watch 6 Liteの同梱品。ストラップを付けた本体、白い磁気充電ケーブル、正方形の取扱説明書が木のテーブルに並んでいる

同梱されるのは本体と充電ケーブル、取扱説明書(実機撮影)

箱を開けると入っていたのは、本体とストラップ、磁気充電ケーブル、そして取扱説明書という構成でした。充電器本体は付属しないので、手持ちのUSB電源を使うことになります。ケーブルの端子はUSB-Aです。

主要な機能を一覧表でチェック

REDMI Watch 6 Lite 主要機能チェック表:スマホの通知○、天気予報○、音楽の操作○、ウォッチフェイス変更○、常時表示○、音声アシスタント×、通話機能○、追加アプリ対応×、支払い決済×、Suica対応×、心拍センサー○、血中酸素濃度○、睡眠○、体表温度×、歩数○、消費カロリー○、運動計測○、水泳対応○、GPS機能○、気圧・高度計×

緑色が搭載している機能。20項目中14項目が緑になった

まずは当サイトが使用しているスマートウォッチの主要機能表を使い、本モデルに搭載されている機能をチェックしてみました。緑色の部分が搭載している機能で、色のない部分が未搭載の機能です。

20項目中14項目が緑になりました。スマホの通知や天気、音楽の操作、ウォッチフェイスの変更、常時表示といった日常の基本はすべて押さえています。健康まわりも心拍・血中酸素・睡眠に対応し、歩数と消費カロリーの記録、150種類以上の運動計測まで入っています。

この価格帯でとくに目を引くのがGPS機能と水泳対応の2つです。衛星測位を本体に内蔵しているので、スマホを持たずに走りに出てもコースが残ります。プールでもそのまま使え、運動計測の種目にもプールスイミングが用意されていて、泳法の判別まで行います。1万円以下のスマートウォッチだと、このどちらかが欠けていることは珍しくありません。Bluetooth通話に対応しているのも、この値段としては手厚い構成です。

一方で色がついていないのは6項目。支払い決済とSuicaは非対応で、日本で使ううえではここがいちばん大きな割り切りになります。音声アシスタントと追加アプリのインストールにも対応していません。センサーの構成上、体表温度と気圧・高度計も載っていないので、登山で高度を追いたい人には向きません。やりたいことが決済と山歩きでないなら、価格を考えると十分すぎる内容です。同じ時期に出た兄弟機との違いはシャオミ新作3機種の比較でも整理しています。

バッテリーの持ち具合は?

実測は充電なしで3日22時間

Mi Fitnessのデバイス画面2つ。9月16日18時57分は37%、9月17日19時40分は12%。どちらもペア設定後未充電と表示

9月16日18時57分に37%、翌17日19時40分に12%。24時間43分で25ポイント減った(アプリ画面)

公式のデータは、470mAhでライトユース最大18日、通常使用12日、常時表示をオンにしたヘビーユースで6日です。

今回は常時表示をオンにし、睡眠計測とストレスの終日モニタリングも入れたまま、9月13日の夜に充電してから一度も充電せずに使いました。9月16日18時57分に37%、翌17日19時40分に12%。3日22時間ほど使って、まだ12%残っていたことになります。

開始時点の残量は記録していません。アプリの「ペア設定後未充電」はペアリング以降に充電していないという表示で、そのときが満充電だったことを示すものではないためです。満充電だったと仮定すれば、残量12%まででおよそ4日、0%まで引き延ばしておよそ4日半という計算になります。ここは仮定を置いた数字として読んでください。

確かな数字が取れているのは最後の区間です。24時間43分で25ポイント、1日あたり24.3%。前半のほうが減りはゆるやかでした。ただしこの最後の区間だけは、血中酸素の終日トラッキングを途中でオンにしています(健康の節で後述)。差はこれが効いている可能性があります。

公称のヘビーユース6日と比べると短い数字ですが、比べている条件が違います。公式の6日は、自動輝度調整を切って輝度を120ニトに固定し、1日あたりメッセージ100件・着信2件といった使い方を想定したラボ試験の値です。今回は設定を工場出荷のまま、明るさも自動のままで日常生活に持ち出しました。加えて後述のとおり、常時表示をオンにしていても画面が完全に暗くなる時間帯があったので、厳密に同じ土俵ではありません。それでも、毎晩の充電が要らない機種であることは実際に確かめられました。

REDMI Watch 6 Liteの画面に「バッテリーが20%未満です」という警告が表示されている

充電せずに使い続けて4日目、残量20%を切ったときの警告(実機撮影)

着けていた女性の受け止めは、数字とは別のところにありました。

「充電した記憶がないのに、ずっとついてる。これは便利だなと思った。充電し忘れて使えなくなる、ということがないから、ちゃんと充電ができているというのはすごくありがたい」

毎晩の充電が要らないこと自体が効いていて、残量が何パーセントかという話はほとんど出てきませんでした。

充電は残量17%から30分で約50%

充電のほうも測りました。残量17%から充電ケーブルに載せて26分で47%、79分で98%。いずれも17%スタートの数字で、30分でおよそ35ポイント回復して5割に戻り、1時間20分でほぼ満タンという進み方です。98%から先は測っていませんが、このペースなら空に近い状態から満充電まで1時間40分ほどを見ておけば足ります。

もっと持たせたいときは

常時表示を切れば公式の想定は通常使用の12日に変わり、終日のストレスモニタリングも止めれば18日の条件に近づきます。どこまで測って、どれだけ光らせるかで日数が決まる作りです。

見た目をチェック

REDMI Watch 6 Liteを女性の手首に装着したところ。画面には19:37の時刻と心拍90、歩数2727が表示されている

1.96インチの画面は数字が大きく、時刻がひと目で読める(実機撮影)

見た目については、着用した女性から面白い話が出ました。腕に着けた状態で見下ろすと、軽いぶん少し安っぽく感じる。ところが鏡に映った自分を見たときには、かっこいいなと思ったというのです。

「鏡に映ると、安っぽくは映らないなって思った」

手元で見る距離と、全身のなかで見る距離とで、印象が変わったことになります。

腕時計は自分が見る道具であると同時に、人から見られるものでもあります。他人から見える距離ではプラスチックの質感が気にならなくなるのは、価格を抑えたモデルを選ぶうえで心強い観察でした。同じシャオミでも、もっと薄いバンド型が気になる方はXiaomi Smart Band 10 Proの実機レビューもあわせてどうぞ。

素材・大きさ・重量について

キッチンスケールに載せたREDMI Watch 6 Lite。表示は40g。ストラップを装着した状態で計測している

ストラップを付けた状態で実測40g。公称の27.8gは本体のみの値(実機撮影)

本体サイズは47.1×39.6×9.9mmで、厚さ9.9mmという数字には心拍センサーの突起を含みません。フレームはプラスチックに金属調のスプレー塗装を施したものです。

公称の27.8gは本体だけの数字なので、実際に腕に載る重さを測ってみました。ストラップを付けた状態で40g。差の約12gがストラップぶんということになります。

感想を聞くあいだ、この重さの話が何度も出てきました。「何しろ軽い」という言い方だけで3回です。

「何しろ軽い。前は細いほうがいいなと思っていたけれど、別にこれは気にならなかった。なんだろうね、不思議。軽いからかな。大きいけど軽いから、そんなに気にならなくて、すごく便利だった」

1.96インチという画面は、数字だけ見れば女性の腕には大きく映ります。それでも袖に引っかかる、邪魔になる、目立ちすぎるといった不満は出ませんでした。以前は細身のモデルのほうがいいと感じていた人が、大きい画面をそのまま受け入れています。大きさの心理的なハードルを、40gという実測の軽さが越えました

画面の大きいモデルを避けてきた人にこそ効く特性だと思います。カタログの寸法だけを見て諦める前に、重さのほうを確かめてみる価値があります。

裏面と作りについて

REDMI Watch 6 Liteの裏面。中央に心拍センサー、REDMIの刻印、下部に磁気充電用の2つの接点が見える

裏面中央に心拍センサー。下の2点が磁気充電の接点(実機撮影)

裏面を見ると、中央の心拍センサーの周囲にREDMIの刻印と各種認証マークが並び、下側に磁気充電用の接点が2つあります。充電は、このくぼみにケーブルの磁石を当てるだけです。

ディスプレイと物理ボタンについて

REDMI Watch 6 Liteを正面から見たところ。1.96インチの画面に19:35の時刻と心拍90、歩数2715が表示されている

1.96インチの画面。時刻の下に心拍と歩数が並ぶ(実機撮影)

1.96インチの有機EL(AMOLED)で、解像度は410×502ピクセル、画素密度は332ppiです。最大輝度は1,500ニト、常時表示にも対応します。数字だけ見ると、1万円以下のスマートウォッチとしてはかなり強い部類です。実際、装着写真のとおり時刻の数字は大きく、腕を上げた一瞬で読めます。

そのうえで、使っていていちばん不便だったこととして挙がったのが手首を傾けても画面が点かないことがあるという点でした。

「こうやって腕を返してもつかない時があって、カチッとボタンを押さないとつかない。それはね、すごい不便だった。今はそんなじゃないけど」

傾けて点灯する仕組みが反応せず、サイドボタンを押して起こしていたということです。この症状は使い始めの時期だけで収まりましたが、設定を変えて直ったのか、自然に直ったのかは特定できていません。傾けて点灯する機能は設定でオンオフを切り替えられるので、気になる人は最初にここを開いておくとよいと思います。

REDMI Watch 6 Liteを真横から見たところ。右側面に赤いサイドボタンが突起として出ている

赤いサイドボタンははっきり出っ張っていて、見ずに指で探せる(実機撮影)

その「カチッ」に使うのが、右側面にある赤いサイドボタンです。写真のとおりはっきり出っ張っているので、画面を見なくても指先で探して押せます。黒い本体に赤が入るので、正面から見たときの差し色にもなっています。

常時表示はApple Watchのそれとは別物

常時表示中のREDMI Watch 6 Lite。真っ黒な画面に青い輪郭だけの数字で20:55と表示されている

常時表示にすると、選んだ文字盤ではなく輪郭だけの時刻表示に切り替わる(実機撮影)

機能チェック表では常時表示に色が付いていますが、中身は高性能なモデルの常時表示とは違います。写真がその状態で、選んでいた文字盤は消え、輪郭だけの数字で時刻を出すシンプルな表示に切り替わります。デザインを気に入って選んだ文字盤は、腕を上げて本点灯したときに現れます。

文字盤ごとに常時表示用のデザインが用意されていて、そちらに置き換わる仕組みのようです。ただしこれは実機で見た挙動から書いているもので、本機についての公式説明を確認できたわけではありません。

もう1つ、設定を調整してもしばらくすると画面が完全に暗くなってしまう場面がありました。常に何かが表示され続けているわけではなく、条件はつかみきれていません。Apple WatchやPixel Watchの常時表示を思い浮かべて選ぶと、まったく別のものです。腕を上げずに時刻だけ確認できる場面がある、くらいに見ておくのが実態に合います。

バンドについて

REDMI Watch 6 Liteの黒いTPUストラップ。波形のテクスチャーと、穴に通して留めるピン式のバックルが写っている

波形テクスチャーのTPUストラップ。留め具はピン式(実機撮影)

ストラップはTPU製で、長さは135〜205mmに対応します。写真のとおり波形のテクスチャーが入っていて、留め具は穴に突起を通すピン式です。クイックリリースに対応しているため、工具なしで交換できます。

REDMI Watch 6 Liteを手首に装着して正面から見たところ。画面に19:37と表示されている

厚さ9.9mm。手首に載せても厚ぼったくならない(実機撮影)

写真は着けた状態を正面から見たところです。厚さ9.9mmという数字のとおり、手首の上でも厚ぼったく見えません。

操作感をチェック

ウォッチフェイスについて

Mi Fitnessアプリのウォッチフェイス一覧2画面。ネオン風やイラスト、アナログなど多数のフェイスが無料で並んでいる

アプリから選べるフェイス。並んでいるものはすべて無料(アプリ画面)

ウォッチフェイスはMi Fitnessアプリから選んで転送します。画面のとおり、ネオン看板風、イラスト、アナログ、テトリスのブロックを模したものまで幅広くそろっていて、並んでいるものはいずれも無料でした。

REDMI Watch 6 Liteにピンクと水色のネオン風ウォッチフェイスを表示したところ。19時42分と水曜日が表示されている

着用した女性が気に入っていたピンクの文字盤。同じ本体でも印象が変わる(実機撮影)

着用した女性が気に入っていたのが、写真のピンクと水色を使ったフェイスです。

「あれ、おしゃれだったと思う」

黒い本体にピンクの数字が乗ると印象が変わるので、服装や気分に合わせて着せ替える楽しみがあります。しかも、これだけの数がすべて追加料金なしで使えます。

通知機能について

REDMI Watch 6 Liteの画面に、座りすぎを知らせる通知とLINEの通知が並んで表示されている。送信者名はぼかし処理

LINEの通知も日本語のまま読める。下に「4件の通知」と溜まった数が出る(実機撮影・送信者名はぼかしています)

スマートフォンの通知は、どのアプリを通すかを設定で選ぶ仕組みです。今回はLINEを通す設定にしたところ、写真のとおりアプリ名・送信者・本文が日本語のまま表示されました。文字が小さくて読めない、日本語が化ける、といったことはありません。

画面の下には「4件の通知」と溜まった数が出ています。1件ずつ流れて消えるのではなく、あとからまとめて見返せる作りです。

そして、実際にいちばん役に立ったのは通知そのものではなく電話の着信でした。かかってきた電話に手元で気づけてよかった、という話です。バッグの中のスマートフォンに気づかず取り逃す場面を減らせるのは、スマートウォッチを持つ動機としていちばん分かりやすい部分です。

REDMI Watch 6 Liteの画面に「体を動かしましょう 長時間座ったままです。少し体を動かしましょう!」という通知が表示されている

デスクワーク中に届いた、座りすぎを知らせる通知(実機撮影)

もう1つ、時計自身が出す声かけも届いていました。写真は仕事中に表示されたもので、「体を動かしましょう」という見出しとともに「長時間座ったままです。少し体を動かしましょう!」と伝えてきます。デスクワークが続くと出てくるもので、スマートフォンの通知とは別に、時計のほうから生活に働きかけてきます。

そのほか日常で使う機能について

その他の機能として、アラーム、スマートフォンを探す、懐中電灯、ストップウォッチ、天気、カレンダー、音楽、コンパスが用意されています。

Bluetooth通話にも対応していて、スマートフォンとBluetoothで接続された状態であれば、手元で通話ができます。ただし公式の注記によると、2026年9月時点ではサードパーティ製アプリからの音声通話に非対応。LINE通話をはじめとするアプリ内の通話は手元で受けられず、対象になるのは電話回線の発着信です。なお今回は着信に気づく場面までで、通話の音質までは試していません。

健康の機能をチェック

睡眠について

Mi Fitnessアプリの睡眠画面2つ。左は睡眠時間6時間22分と入眠01:12のサマリー、右は覚醒0回・レム0%・浅い77%・深い23%の内訳

9月14日の記録。左が当日のサマリー、右が睡眠段階の内訳(アプリ画面)

健康まわりは、終日の心拍数モニタリング、終日ストレスモニタリング、終日血中酸素モニタリング、睡眠モニタリング、女性の健康トラッキング、呼吸エクササイズが用意されています。心拍については異常を検知したときのアラートにも対応します。体表温度センサーは搭載していないため、皮膚温の変化を追う使い方はできません。

着用した女性は、記録そのものについて次のように話していました。

「データはあまり見ていない」

正直な使われ方だと思います。数値を毎日追いかける人ばかりではありません。着けているだけで記録は貯まり、見たくなったときに振り返れる。そういう距離感で使える機種でもあります。ここからは編集部の側で中身を確認しました。

睡眠は着けて寝るだけで記録されました。9月14日の記録は睡眠時間6時間22分、入眠01:12、起床07:34、覚醒回数0回。睡眠段階は浅い眠りが77%で4時間55分、深い眠りが23%で1時間27分。平均睡眠時心拍は63bpmで「正常」の判定でした。

ここで押さえておきたい点が2つあります。1つめはレム睡眠が0%と出ていること。アプリ自身が参考値を20〜25%として「低い」と表示しています。今回の1台の、この1晩の記録なので傾向として扱うことはできませんが、こういう出方をする晩があると知っておくと落ち着いて読めます。

2つめは、この画面に「詳細な睡眠スコアを取得するには、高度なモニタリングをオンにしてください」という案内が出ていること。初期状態では簡易的な表示にとどまり、より細かいスコアを見るには設定を変える必要があります。

初期設定で取れるもの・取れないもの

Mi Fitnessアプリの設定画面2つ。左は血中酸素レベルの終日トラッキングがオフ、右はストレスの終日モニタリングがオン

血中酸素の終日トラッキングは初期状態でオフだった(アプリ画面)

設定画面を開くと、血中酸素レベルの終日トラッキングは初期状態でオフになっていました。そのため睡眠画面の「平均血中酸素レベル」と「平均呼吸数」は空欄のままです。血中酸素を継続的に見たい場合は、ここを自分でオンにする必要があります。逆にストレスの終日モニタリングは最初からオンでした。使い始めにこの2画面を開いて、自分に必要な項目だけを選んでおくのがおすすめです。

血中酸素とストレスをオンにしてみた

そこで実際に血中酸素の終日トラッキングをオンにしてみました。オンにしたのは9月16日の夜で、バッテリー計測の最後の1日と重なっています。

Mi Fitnessの画面2つ。左は血中酸素レベルが平均98%・最高99%・最低93%、右はストレス36の軽度

終日トラッキングをオンにすると血中酸素も日中ずっと記録される(アプリ画面)

結果は平均98%、最高99%、最低93%。グラフを見ると日中を通して点が並んでいて、思い出したときに手動で測るのではなく、放っておいても記録が貯まっていきます。オンにさえすれば、この価格帯でも血中酸素は普通に測れます

ストレスのほうも数値が出ていました。右の画面は36で「軽度」の判定。リラックス・軽度・中程度・重度の4段階を表情のアイコンで示すので、数字に馴染みがなくても感覚的に読めます。

なお、シャオミは公式に、本製品およびその機能は医療目的向けではないとしています。心拍数の異常アラートも含めて、体調の判断そのものを任せる機器ではありません。

運動の機能をチェック

ブランケットの上に置いた腕にREDMI Watch 6 Liteを装着した様子。画面に19:38と表示されている

今回はGPSを使った運動計測は行わず、日常生活での装着にとどめた(実機撮影)

はじめにお断りしておきます。今回は日常生活のなかで使ってもらったので、GPSを使った運動計測も、プールでの水泳も試していません。この節で実際に確かめたのは、歩数や活動時間といった日常の記録までです。運動まわりの以下の内容は公式の仕様として読んでください。

スポーツモードは150種類以上。5つの衛星測位システムに対応したGNSSチップを内蔵しているので、スマートフォンを持たずに外へ出ても、ランニングやサイクリングのコースを記録できます。

水泳では9軸センサーが泳法や運動状態を判別し、平均速度、水中での心拍数の変化、SWOLF効率(1往復にかかった時間とストローク数を足した、泳ぎの効率を表す指標)といった指標を記録します。9軸というのは、スペック表にある加速度計・ジャイロスコープ・電子コンパスの3つを、それぞれ3軸ずつ組み合わせた呼び方です。シャオミは自社試験の値として、平泳ぎのラップ計測精度94.40%、ストローク計測精度97.50%という数字を公表しています。

Mi Fitnessの画面2つ。左は9月17日の7日間の活力スコア15、右は同じ日の統計で活動時間8分と先週の1日平均11分

9月17日の画面。右の統計では今日の数字が先週の1日平均と並べて出る(アプリ画面)

日常の記録で使い勝手がよかったのが統計の画面です。9月17日の記録では、中高強度の運動時間が8分に対して先週の1日平均が11分というように、今日の数字が先週の平均と並べて表示されます。自分の普段と比べられるので、目標値だけを見るより手応えがあります。歩数はこの日2,618歩で、目標の6,000歩まで「あと3382歩」と教えてくれました。

活力スコアという独自の指標もありました。9月17日時点で7日間の合計が15。「次の目標まであと15活力ポイント足りません」「推奨ラン:13分、心拍数を138bpm以上に維持しましょう」と具体的な処方まで示してきます。ここでも「連続モニタリングをオンにし、モニタリング頻度を1分に設定してください」という案内が出ていて、精度を上げるには設定を自分で変えるという、この機種に共通する作りです。

歩数を別の日で見ると、9月14日は4,920歩で距離が2.41kmと出ていました。この歩数画面には「距離が正確でない」という注記が添えられており、歩幅の設定によって距離の精度が変わることを機械のほうから知らせてきます。歩数そのものは日常の目安として十分ですが、距離を厳密に見たい場合はプロフィールの身長・歩幅を設定しておくと安心です。

気になった点

REDMI Watch 6 Liteを手首に装着して正面から見たところ。右側面に赤いサイドボタンが見え、画面には19:37と心拍90、歩数2727が表示されている

傾けて点かないときは、腕に着けたままでも右側面の赤いボタンで確実に点く(実機撮影)

数日間使ってみて、購入前に知っておいたほうがいいと感じたのは次の5点です。

常時表示は高性能なモデルのそれとは別物。オンにすると輪郭だけの簡素な時刻表示に切り替わり、条件によっては完全に暗くなります。Apple WatchやPixel Watchのつもりで選ぶと期待とずれます。

使い始めに、傾けても画面が点かない時期があった。サイドボタンを押せば確実に点きますが、腕を返すだけで済ませたい人は設定の確認が要ります。今回は途中から解消しました。

健康の記録は、初期設定のままだと取りこぼす。血中酸素の終日トラッキングはオフで出荷され、睡眠スコアも簡易表示にとどまります。今回は1晩の記録でレム睡眠が0%と出る場面もありました。

Bluetooth通話はアプリ内の通話に非対応。2026年9月時点では、LINE通話などを手元で受けることはできません。電話回線の発着信が対象です。

決済・Suica・高度計は非搭載。改札や買い物を腕で済ませたい人、登山で高度を追いたい人は、この機種では用が足りません。

いずれも価格を考えれば納得のいく線引きで、ここを許容できるなら残りの内容はかなり手厚い部類です。

まとめ

REDMI Watch 6 Liteを腕に装着したところ。画面に19:38の時刻と心拍85、歩数2727が表示されている

ストラップ込みで実測40g。この軽さが大きな画面の印象を変えた(実機撮影)

普段スマートウォッチを着けない女性に数日間使ってもらった結果、いちばん強く残ったのは「何しろ軽い」という一言でした。

1.96インチという大きな画面は、数字の上では女性の腕に対して大きめです。ところがストラップ込みで実測40gという軽さがそれを打ち消してしまい、細身のバンドのほうがいいと思っていた人が、大きさを気にしなくなりました。見やすさは画面の大きさが決め、着け続けられるかは重さが決める。その両方を7,980円で満たしているのが、この機種のいちばんの強みです。数日間を通した評価は「非の打ちどころなく使えた」という一言でした。

充電の頻度も効いていました。常時表示をオンにし、ストレスの終日モニタリングも入れたまま、3日22時間使って残り12%。公称のヘビーユース6日はラボ試験の条件なので単純には比べられませんが、実際に4日近く充電せずに済んだのは確かです。着けていた女性にとっては数字より充電し忘れを気にしなくて済むという体験のほうが先に立っていました。毎晩の充電が要るスマートウォッチから乗り換えるなら、この差は日々の負担としてはっきり出ます。

使い方の幅も広く取れます。時刻と着信が分かればいいという人なら、届いた状態のまま着けるだけで用が足ります。健康の記録を見たい人は、血中酸素の終日トラッキングをオンにして、高度な睡眠モニタリングも入れる。運動で使う人は、スマートフォンを置いたまま走りにもプールにも出かけられます。同じ1台で、生活に合わせて深さを選べるのがこの価格帯としては珍しい部分です。

はじめての1台としても、運動用のサブ機としても、検討しやすい位置にいる製品です。2026年9月時点で、1万円以下にGPSと5気圧防水とBluetooth通話がそろう選択肢は、そう多くありません。

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Source: REDMI Watch 6 Lite 公式製品ページ(シャオミ)

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本機が発売されたときのニュース記事です。

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もっと軽くて安い、泳げるスマートバンドという選択肢もあります。

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そもそもスマートウォッチはどれくらい使われているのか、という調査もあります。

スマートウォッチ利用者は14.6%、4年半で9.9%から増加|ただし「ほぼずっと着けている」は59.9%のまま変わらず|マイボイスコム調査

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