【実機レビュー】Xiaomi Smart Band 10 Pro|スマートウォッチ初心者の女性が使ってみた 薄型・最大21日バッテリーの実力

REVIEW

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「スマートウォッチは気になるけれど、本格的すぎて自分には縁がなさそう」——そう感じている人は少なくないはずです。そこで今回は、普段あまりスマートウォッチを着けない女性に「Xiaomi Smart Band 10 Pro」を実際に着用してもらい、スマートウォッチ専門メディアの編集部員が使い勝手を解説する形でレビューをお届けします。人気のスマートバンドシリーズの最新モデルで、厚さわずか9.7mmのスリムボディに1.74インチの大きな画面、最大21日間持つバッテリーを搭載。価格も1万円台からと手が届きやすく、はじめての1台にも選びやすいモデルです。初心者目線の率直な感想と、専門メディアとしての視点の両方から、その実力を見ていきます。

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今回レビューするのは「Xiaomi Smart Band 10 Pro」です。まずは基本的な情報を整理しておきましょう。今回編集部で用意したのは、上品なシルバーの本体にライトブルーのバンドを組み合わせたモデルです。

Xiaomi Smart Band 10 Pro シルバー・ブラック・ピンク・セラミックエディションの4色ラインナップ

画像:Xiaomi 公式

価格:ブラック/シルバー/ピンク 10,800円(税込)、セラミックエディション 13,800円(税込)
カラーバリエーション:ブラック/シルバー/ピンク/セラミックエディション
対応するスマートフォンは:Android 8.0以降/iOS 14以降(専用アプリ「Mi Fitness」を使用)
防水等級は:5ATM(水深50メートル相当)

Xiaomi Smart Band 10 Pro
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主要な機能を一覧表でチェック

Xiaomi Smart Band 10 Pro 主要機能チェック表:スマホの通知○、天気予報○、音楽の操作○、ウォッチフェイス変更○、常時表示○、音声アシスタント×、通話機能×、追加アプリ対応×、支払い決済×、Suica対応×、心拍センサー○、血中酸素濃度○、睡眠○、体表温度×、歩数○、消費カロリー○、運動計測○、水泳対応○、GPS機能○、気圧・高度計×

まずは当サイトが使用しているスマートウォッチの主要機能表を使い、本モデルに搭載されている機能をチェックしてみました。緑色の部分が搭載している機能で、色のない部分が未搭載の機能です。

こうして見ると、Xiaomi Smart Band 10 Pro は心拍センサーや血中酸素濃度の測定、睡眠の記録といった健康まわりの機能がしっかりそろっていることが分かります。歩数や消費カロリーはもちろん、150種類以上のスポーツに対応した運動計測、5ATM防水を活かした水泳の計測、さらにスマートフォンなしでもルートを記録できるGPS機能まで備えており、日常の健康管理から本格的な運動まで幅広くカバーできる1台です。スマホの通知確認やウォッチフェイスの変更、常時表示にも対応しているので、腕元でサッと情報を確認したい人にも向いています。

もう少し画面が大きく多機能な同じXiaomiのスマートウォッチが気になる方は、Xiaomi Watch S5 46mm の実機レビューもあわせてどうぞ。

一方で、音声アシスタントや通話機能、電子マネー決済やSuicaには対応していません。日本では電子マネーやSuicaを毎日使う方も多いので、この点は少し惜しいところ。とはいえ「健康管理と運動記録を、軽くて長持ちするバンドで気軽に始めたい」という目的なら、必要な機能はしっかり押さえた実力派だと編集部では評価しています。

バッテリーの持ち具合は?

みなさんが気になるであろう、バッテリーの持ち具合についても、公式発表のデータと、実際に使用したときの減り具合をお伝えします。

ブランド公式のデータだと、ライトな使い方で最大21日間、通常の使い方でも約15日間、常時表示(AOD)をオンにした場合でも約8日間という長時間バッテリーが特長です。充電は磁気式の専用ケーブルを使う方式で、容量は350mAh。編集部で実際に着用してもらったところ、常時表示をオンにした状態でも1日あたり十数パーセントほどしか減らず、公式の表記どおりの持ちの良さでした。「スマートウォッチは毎晩の充電が面倒そう」というイメージを持っていた女性も、この充電頻度の少なさはかなり魅力的だと話していました。

見た目をチェック

シルバーの Xiaomi Smart Band 10 Pro を女性の手首に着けた様子。横幅の広い大きな画面

素材や大きさ、重量について

本体サイズはスタンダードモデルで約42.83×32.16×9.7mm、重さはストラップを除いて約21.6g。厚さがわずか9.7mmと非常に薄く、フレームには高強度アルミニウム合金が使われています。実際に手首に着けてもらうと、通常のバンド型モデルよりも画面の横幅が広く、大きく見やすいという第一印象がまずありました。上位のセラミックエディションは約43.96×33.36×9.7mm・約28.7gで、セラミックならではの上質な質感が楽しめます。

机に置いた Xiaomi Smart Band 10 Pro シルバー。ブルーのウォッチフェイスと薄型ボディ

防水等級や耐久性について

防水性能は5ATM(水深50メートル相当)で、プールや海辺での水泳、浅い水場でのアクティビティに対応します。ただし熱いシャワーやサウナ、ダイビングには使えない点は覚えておきたいところ。カバー素材には2.5D曲面ガラスが採用されています。手洗いや洗い物のときも神経質にならずに済むのは、日常使いでうれしいポイントです。

物理ボタンについて

本モデルは物理ボタンを搭載しておらず、操作はタッチ操作が中心です。この点は人によって評価が分かれるところで、編集部としては、ホーム画面に戻るための物理ボタンがあるモデルの方が、初心者は操作に迷いにくいかもしれないと感じました。慣れれば問題ありませんが、はじめてスマートウォッチに触れる人にとっては、ここはややマイナスと言えそうです。

ディスプレイについて

ディスプレイは1.74インチの有機EL(AMOLED)で、解像度は480×336ピクセル。最大2000nitsのピーク輝度に対応し、屋外の明るい日差しの下でも画面が見やすいのが特長です。リフレッシュレートは最大60Hzで、画面のフチを細くしたシンメトリーなベゼルにより、コンパクトな本体でも情報が広く見やすくなっています。着用した女性からも、画面が明るく大きいので時刻や通知がひと目で分かりやすい、という声が聞かれました。

バンドについて

Xiaomi Smart Band 10 Pro の背面。心拍・血中酸素センサーと磁気充電の接点

ストラップの素材は、スタンダードモデルがTPU、セラミックエディションがフルオロラバーです。対応する手首サイズは135〜205mm。着用した女性によると、付け心地は非常によい一方で、留める際に少しはめづらさを感じたとのこと。慣れの部分もありそうですが、着脱のしやすさを重視する人は覚えておくとよいでしょう。

操作感をチェック

ウォッチフェイスについて

Xiaomi Smart Band 10 Pro のウォッチフェイス一覧(Mi Fitnessアプリ)。ポップからクールまで多数のデザイン

ウォッチフェイスは200種類以上から選べます。ポップな雰囲気のものからクールなものまで幅広くそろっており、その日の気分やファッションに合わせて着せ替える楽しさがあります。

Xiaomi Smart Band 10 Pro のローマ数字を使ったアナログ風ウォッチフェイス

シルバーの Xiaomi Smart Band 10 Pro にピンク文字のウォッチフェイスを表示し、ラベンダーの服に合わせた様子

今回着用した女性が特に気に入っていたのが、写真のようなピンクの文字が使われたウォッチフェイス。

ケースが上品なシルバーなので、どんな服に合わせても邪魔にならず、プラスチックではない高級感があっておしゃれに見える、と話していました。ウォッチフェイスに合わせて服を選ぶ楽しみもあり、その日の気分で着せ替えられるのがうれしいポイントとのことです。

Xiaomi Smart Band 10 Pro を着けた女性の腕元。ピンクのウォッチフェイスとコーディネート

通知機能について

Xiaomi Smart Band 10 Pro の画面に表示された日本語の通知。細かな文字も読みやすい

スマホに届くメッセージや着信、アラートを腕元で確認できます。実際に使ってみると、通知の細かな文字までしっかり読みやすく、この点は編集部も女性も揃って魅力に感じました。さらに今回のモデルでは、XiaomiスマートフォンとiPhoneの2台からの通知を同時に受け取れる「デュアルデバイスメッセージ同期」に対応。仕事用とプライベート用でスマホを分けている人にも便利です。

そのほか日常で使う機能について

Xiaomi Smart Band 10 Pro の天気予報画面。時間ごとの気温と天気を表示
天気予報を腕元で確認(実機撮影)

天気予報にも対応しており、時間ごとの気温や天気を腕元でサッと確認できます。そのほか、常時表示のオン・オフや、強化された高電圧リニアモーターによる振動フィードバックなど、日常の使い勝手を高める機能を備えています。大きく見やすい画面で通知や時刻をサッと確認でき、充電の頻度も少なく済むため、スマートウォッチに不慣れな人でも生活に取り入れやすい仕上がりです。

健康の機能をチェック

Xiaomi Smart Band 10 Pro の画面に表示された心拍数グラフと現在の心拍数82BPM

健康まわりでは、デュアル光源・デュアルPDセンサーを備えた新しいPPGモジュールにより、心拍数の計測精度が高められています。実際に着用してもらったところ、心拍数の計測はバッチリ行えており、1日の推移もグラフで分かりやすく確認できました。

Xiaomi Smart Band 10 Pro の健康計測画面。心拍数・血中酸素レベル98%・ストレスレベルをグラフ表示

心拍数に加えて、血中酸素レベルやストレスレベルもグラフで記録され、腕に着けているだけで一日のコンディションを可視化できます。血中酸素の測定、ストレスレベルのモニタリング、女性の健康管理、深呼吸エクササイズにも対応しており、毎日の体調づくりを幅広く支えてくれます。

Xiaomi Smart Band 10 Pro の睡眠スコア71と睡眠段階(6時間20分)の画面

睡眠面では、専門の睡眠機関と共同開発した「睡眠アルゴリズム2.0」を新たに搭載し、前世代と比べて入眠・起床の検出精度や睡眠ステージ判定の正確性が向上しています。睡眠スコアや睡眠段階(深い・浅い・レム)、睡眠中の平均HRV(心拍変動)まで記録され、体の回復状態の把握をサポート。就寝から起床までの流れがひと目で分かります。

Xiaomi Smart Band 10 Pro の睡眠効率94%と睡眠改善アドバイスの画面

さらに、睡眠効率や平均睡眠時心拍数、睡眠データの解釈と改善アドバイスまで表示されるので、「なんとなく眠れていない気がする」を数値で振り返れるのは、健康を意識しはじめた人にとって心強い機能だと感じました。

運動の機能をチェック

Xiaomi Smart Band 10 Pro の活動量画面。カロリー・歩数・活力スコアをグラフで表示

運動面では、150種類以上のスポーツモードに対応。5ATM防水を活かした水中心拍数モニタリングで水泳の計測もでき、ランニングトラック向けにコーナーのズレを補正する「トラックモード」、スマホをサイクルコンピューター代わりに使える「サイクリングモード」も新搭載されました。GPS・GLONASS・BeiDou・Galileo・QZSSの5つの衛星システムに対応した独立GNSSを備えているので、スマートフォンを持たずにランニングやウォーキングのルートを記録できるのも心強いところです。

今回は本格的な運動計測までは試していませんが、歩数や消費カロリーが分かりやすいグラフで表示されるため、着用した女性は「数字で見えると運動のモチベーションになる」と話していました。運動計測中の画面には心拍ゾーンなどもグラフで表示され、ランニング初心者が見ても状況を把握しやすい作りになっています。Xiaomiのスマートウォッチは運動計測にも定評があるので、本格的なランニングやワークアウトでもしっかり活躍してくれるはずです。

まとめ

専門メディアの視点で見ても、Xiaomi Smart Band 10 Pro は「充電の頻度が少ない」「画面が大きく見やすい」「通知がしっかり確認できる」と、日常使いのポイントを堅実に押さえた1台でした。心拍や睡眠、運動の記録といった基本をしっかりカバーしつつ、価格は1万円台から。バンド型でありながら画面の横幅がしっかりあって見やすく、それでいてスクエア型のスマートウォッチと比べると腕元で邪魔になりにくいのも魅力です。着用した女性からも、リーズナブルで操作しやすいのに見た目に高級感があって可愛い、と好評でした。物理ボタンがない点や電子マネー決済に非対応な点は惜しいものの、「まずは気軽に健康管理を始めてみたい」という初心者や、スマートウォッチのゴツさが苦手な女性にこそフィットしやすい、入門にぴったりの1台だと言えます。手ごろな価格帯のブランド選びに迷う方は、「買っていい」中華系スマートウォッチ4ブランドも参考になります。

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