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2026年6月30日にオープンする「Yodobashi-Ikebukuro(ヨドバシ池袋)」。オープン前日のメディアツアーで、常務取締役店長・池島政広氏らの案内とともに館内をまわってきました。地下1階と1階(スマートフォン売り場)はオープン直前で準備中だったため、メディアツアーで実際に見てきたのは2階から7階まで。この記事ではその2階から7階を1フロアずつ丁寧に紹介し、ツアーでは公開されていない8階から上のフロアは、配布資料をもとに補足します。会見全体の様子は記者会見・メディアツアー全体のレポートにまとめています。
2階|カメラ・美容家電・コスメ・時計|「全品お試し」とハッセルブラッド国内初
ツアーがスタートしたのは、創業以来の主役であるカメラ売り場から。2階は、カメラに加えて美容家電、コスメ、時計、旅行用品、ドラッグまでをそろえたフロアです。

エスカレーターを上がってすぐ、Insta360やGoProなどのアクションカメラがずらりと並ぶ
エスカレーターを降りてすぐ、目の前にはInsta360やGoProといったアクションカメラ、DJI Osmoなどのジンバル・カメラがずらりと並んでいて、いかにも「今っぽい」並びだと感じました。動画・SNS時代の入り口にふさわしい顔ぶれです。

ニコンなどデジタル一眼の広々としたコーナー。レンズフィルターやアクセサリーも充実
奥に進むと、デジタル一眼(ミラーレス・一眼レフ)のコーナーは非常に広々としていて、品揃えも豊富そう。じっくり見比べたいカメラ好きにはたまらない空間でした。店長は、カメラ売り場へのこだわりをこう話します。
「弊社はカメラ事業から開始した会社です。会長の藤沢が毎日お店に通い、レイアウトを決めている、こだわりのカメラ売り場になっています。鉄道マニアや星景写真好き、元プロカメラマンの社員もいますので、撮影セミナーなど学びも体験いただけます」

日本国内初というハッセルブラッドの体験スペース

ヨドバシカメラ5店舗目となるライカブティックも新設
注目は、日本国内初となる「ハッセルブラッド エクスペリエンス スペース」。その隣にはドイツの老舗カメラメーカー・ライカのライカブティック(ヨドバシカメラ5店舗目)も新設されました。高額な海外製品も、知識豊富なスタッフが説明してくれる体制です。美容家電のコーナーでは、ドライヤーやヘアアイロンをほぼ全品お試しできる体験コーナーが用意されているのも特徴。熱器具は危険も伴うため、専門スタッフを配置して安全に体感できるようになっています。
3階|生活家電|ヨドバシカメラ初導入の輸入冷蔵庫
3階は、冷蔵庫・洗濯機・エアコンといった生活家電のフロアです。ここで目を引いたのが、ヨドバシカメラ初導入となる輸入冷蔵庫。西武池袋本店との相互送客も意識した品揃えです。

ヨドバシカメラ初導入というドイツ・アメリカ製などの輸入冷蔵庫。ワインセラー内蔵モデルも
ドイツ製・アメリカ製や埋め込み型のスタイリッシュな冷蔵庫がそろい、ワインセラー内蔵タイプには1台220万円台という高価格帯の製品も並んでいました。これはヨドバシカメラ池袋店ならではの取り扱いだそうです。
4階|テレビ・オーディオ・PC・文具|360度の大型テレビ比較とApple売り場
4階は、テレビ、オーディオ、パソコン、文房具のフロア。ここで店長が「ちょっとしたエピソード」として教えてくれたのが、大型テレビ売り場のレイアウトです。

大型テレビを円形に並べ、ぐるりと回りながら見比べられるテレビ売り場
「テレビ売り場は普通、直線で作るのですが、一度縦に作った売り場を壊して、横で作り、また壊して……最終的に会長の『丸にしよう』という一言で、360度ぐるりと大型テレビを比較できる売り場になりました」
大型画面を円形に並べ、売り場を回りながら見比べられる構成は、たしかにほかではあまり見かけません。そして、このフロアにはApple製品をまとめた売り場もあり、iPhoneやMacなどと並んでApple Watchも販売されていました。Apple Watchを実機で見て選びたい人にとっては、4階も見逃せないポイントです(スマートウォッチ売り場の詳細はスマートウォッチ売り場のレポートで紹介しています)。
5階|おもちゃ・ゲーム・ホビー|圧巻のカプセルトイと広いおもちゃ売り場
5階は、ゲーム、玩具、プラモデル、そしてガチャガチャやUFOキャッチャーといったホビー・エンターテインメントのフロアです。

フロアを埋め尽くすように広がる、圧巻のカプセルトイ売り場
「特にガチャガチャは女性に人気がありますので、大規模なコーナーを用意しました」と店長。実際に見たカプセルトイ売り場は約3,000種類という規模で、その広さは本当に圧巻でした。国内のお客さんだけでなく、インバウンドで訪れた人も含めて、かなり話題になりそうだと感じました。ずらりと並ぶマシンを眺めて歩くだけでも、ちょっとしたアトラクションのような楽しさがあります。

TAMIYAのミニ四駆サーキットや大型プラモデルのコーナー

プラレールなど、子ども向けのおもちゃも幅広くそろう
プラモデルやおもちゃ売り場も非常に広く、幅広い商品が置かれている印象でした。子連れで訪れても、お子さんへのプレゼント探しなどにじっくり付き合える広さで、家族で立ち寄る場所としても非常におすすめだと感じました。
6階|石井スポーツ・アートスポーツ|約100mのシューズ売り場と修理対応
6階は、グループのアウトドア・スポーツ専門店「石井スポーツ」と「アートスポーツ」のフロア。約1,700坪という広さで、案内してくれた石井スポーツ ヨドバシ池袋店の店長は、売り場の作り込みをこう説明します。

石井スポーツ・アートスポーツのウェア売り場。フィッティングルームも備える
「一番の売りはランニング、いわゆる靴の売り場で、約100メートルの面積があります。ウォーキングシューズからランニング、トレイルランニング、登山用のトレッキング、エキスパートモデル、さらにクライミングシューズまで。靴についてはどんな相談でも受けられる状況を作っています」
売り場には22社のメーカーがショップインショップで参加し、ボトルメーカーのYETI(国内初出店)や、イタリアのLa Sportiva(アジア初のショップインショップ)、スイスのOnなど、いま注目のブランドが並びます。さらに、小売店では珍しい「メンテナンス・リペアコーナー」を常設。自社の製靴工場と連携し、靴底の修理などにも対応できる体制で、「売って終わりではない」差別化を打ち出していました。

ガーミンなど、ランニング向けのスマートウォッチも幅広く並ぶ
なお、このフロアにはランニング向けのスマートウォッチも幅広く並んでおり、その様子はスマートウォッチ売り場のレポートでも紹介しています。
7階|ヨドバシゴルフ|トラックマン試打室で「Find Your Best」
7階は、池袋エリア最大級のヨドバシゴルフ。世界最高水準の弾道測定器「トラックマン(TrackMan)」を備えた試打室があり、専門フィッターが一人ひとりに最適なクラブ選びをサポートします。ゴルフショップの増永隆一氏は、品揃えの厚さを強調しました。

開店記念価格の表示も見えた、ヨドバシゴルフのクラブ売り場
「世界一正確な弾道測定器トラックマンを使い、お客様に合った一番のクラブを見つける『Find Your Best』を心がけています。キャディーバッグもグリップも、他店と比べて10倍近い品揃えで在庫を抱えています」
アパレルもピン、ニューバランス、アンパシー、トミー ヒルフィガーなど人気ブランドを展開。また、人気アウトドアブランド「THE NORTH FACE」の特設ストアが、2026年秋までの期間限定で7階にオープンしています。
ここから先の8階以上のフロアは、今回のメディアツアーでは公開されていませんでした。以下は、配布資料(プレスキット)をもとにした紹介です。
8階|LINKS DINING&淀橋横丁|計43店舗が6月30日グランドオープン

西武池袋本店と一体になったヨドバシHD池袋ビル。8階以上には飲食街やロフト、屋上BBQが入る
8階は飲食ゾーン「LINKS DINING&淀橋横丁」。6月30日に新店を加えてグランドオープンし、既存19店舗に新規23店舗を加えた計43店舗規模の大きな食の拠点になります。
中国料理「銀座アスター」、天ぷら「銀座天一」、江戸前寿司「すし魚寿」、とんかつ「まい泉」といった名店に加え、つけめんの「六厘舎」、回転寿司「根室花まる」、フレンチカフェ「カフェ オーバカナル」などが順次オープン。さらに、本場・重慶の麻辣湯専門店「毎味毎客」や、台湾の人気小籠包専門店「梁山泊小籠湯包」など、日本初上陸の話題店も登場します。
9〜12階|ロフトと、9階の個性派ライフスタイル専門店
9階から12階は、生活雑貨の大型店「ロフト(Loft)」がフロアごとにテーマを分けて展開します。9階はMoMA Design Storeとグラフィックス、10階は美容・健康雑貨、11階は家庭用品・インテリア雑貨、12階は文具という構成です。
9階にはほかにも、美容室「AIR」、総合ペットショップ「LAVITA」、サボテン・多肉植物の専門店「鶴仙園」といった個性的なお店が集まります。屋上の開放空間では、クラブ音楽を楽しめるDJイベント「YODO GROOVE」も不定期で開催される予定です。
9階屋上|都内最大級573席のBBQ「グリルピア」
9階屋上の都市型BBQスペース「グリルピア」は、2026年4月にすでにオープンしており、屋上のBBQ施設としては都内最大級となる573席を備えます。「駅近・手ぶらでBBQ」をコンセプトに、オリジナルの食材セットを用意するほか、西武池袋本店のデパ地下などで買った惣菜・生鮮食品の持ち込みも可能。会社の懇親会から音楽イベント、推し活まで、幅広いシーンで使える開放的な空間です。
まとめ|2階から7階で感じた、まる一日楽しめる新拠点
2階から7階まで実際に歩いて感じたのは、家電・カメラの枠を超えて、スポーツやゴルフまでが詰め込まれた「一日中いられる施設」だということ。各フロアに体験型の仕掛けが用意され、店長が語っていた「目的地になる場所」というコンセプトが随所に表れていました。資料で見るかぎり、その上の8階以上には飲食やロフト、屋上のBBQまで控えており、館全体では文字どおり一日楽しめるスケールです。この広大な売り場の規模感と、池袋の家電量販店の勢力図についてはこちらのコラムで掘り下げています。
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