Apple Watch本体の話をするとき、ほぼ必ず話題に出てくるのが「心拍数機能」です。
Apple Watchは、医療機器ではありませんが、日常的な心拍数の計測と、それを活かした様々な健康機能を搭載しています。
たとえば「高心拍数・低心拍数の通知機能」「心房細動(AFib)の検知と通知(モデルによる)」「心拍数が高い状態が続くとアラートを受け取れる機能」など。また、VO2Maxと呼ばれる最大酸素摂取量を計算するためにも心拍数が活用されています。
そして、最近では「心拍数回復(HRR)」という指標が注目されています。その詳細についてはこちら。
▶ Apple Watchで計測可能な「心拍数回復」とは? その指標が重要な理由
今回の記事では、Apple Watchの心拍数機能の基本情報と、高精度な計測のためのコツを解説します。
Apple Watchの心拍数機能の仕組み

Apple Watchの裏面には、緑色のLEDライトと光センサーが搭載されています。
腕に当てて、緑色のLEDで皮膚を照らし、血液が光を吸収する量を光センサーが検知することで心拍数を計測します(フォトプレチスモグラフィ、PPGと呼ばれる方式)。
赤外線センサーは、心拍数の常時計測よりも頻度の低い計測に使用されます(血中酸素ウェルネスアプリによる計測もこの方式)。
Apple Watchは通常、1日を通して心拍数を定期的に計測しています。
Apple Watchの心拍数に関する機能
Apple Watchに搭載されている心拍数に関連した機能は次の通りです。
・高心拍数の通知(心拍数が設定した数値を10分間超えた場合に通知)
・低心拍数の通知(心拍数が設定した数値を10分間下回った場合に通知)
・不規則な心拍の通知(心房細動に関するもの)
・ワークアウト中の心拍数
・VO2Maxの推定
・心拍数回復(Apple Watch Series 8・Apple Watch Ultra以降の一部モデル)
Apple Watchの心拍数計測を高精度にするためのコツ

Apple Watchの心拍数の精度に大きく影響するのが「装着の仕方」です。
Apple Watchの公式サポートページにも記述がありますが、手首の骨から指2本分上(手首の内側)に装着するのがベストです。
また、フィット感も大切です。きつ過ぎると血流が阻害され、ゆる過ぎると動いた際に光センサーに影響を与えます。
ワークアウト時はゆるめになりがちなので、少し締め付け感があるぐらいでもいいでしょう。
なお、文身(タトゥー)は光の反射・吸収に影響を与えるため、タトゥーがある部分への装着を避けることもApple公式が推奨しています。
心拍数が高い時の対処法
Apple Watchを使っていて、心拍数が高いという通知が頻繁に届く場合は、次のことを確認しましょう。
・激しい運動をした直後ではないか
・カフェインを多く摂取していないか
・ストレスが高い状態ではないか
・発熱していないか
上記に心当たりがない、または通知が何度も繰り返される場合は、医療機関の受診を検討してください。
Apple Watchで心拍数に関する通知を受け取るには、「ヘルスケア」アプリで設定が必要です。iPhoneの「ヘルスケア」アプリを開き、「ブラウズ」→「心臓」→「高心拍数」(または「低心拍数」)からしきい値を設定します。
Apple Watchの心拍数に関するよくある質問
Apple Watchで正確な心拍数を測るための方法は?
手首の骨から指2本分上にしっかりフィットするように装着することで、精度が上がります。タトゥーがある部分への装着は避けましょう。
Apple Watchの高心拍数通知はいつ届く?
設定したしきい値(デフォルトは120bpm)を10分間超えた場合に通知されます。iPhoneの「ヘルスケア」アプリから設定・変更できます。
Apple Watchは心房細動(AFib)を検知できる?
Apple Watch Series 4以降の一部モデルでは、不規則な心拍の通知機能を使って心房細動の兆候を検知できます。ただし医療機器ではないため、確定診断には医師への相談が必要です。
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