ポケモンスリープをApple Watchで|睡眠計測の精度・使い方とおすすめデバイス比較

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ポケモンスリープ(『Pokémon Sleep』)は、寝ることがそのままゲームの進行になる睡眠トラッカーです。もっと快適に、そして正確に楽しむなら、睡眠を何で計測するかが分かれ目になります。

この記事では、Apple Watchを使う場合のメリットと設定手順を中心に、iPhone単体やポケモンGO Plus +との違いをまとめます。あわせて、iPhoneでもGarminやFitbitの睡眠データを使えることも整理しました。

iPhone側で必要になる連携の仕組み

最初に全体像を押さえておきます。ポケモンスリープとスマートウォッチが直接つながるわけではありません。あいだに「Appleヘルスケア」が入ります。

必要なのは2つの接続です。ひとつはポケモンスリープとAppleヘルスケアの連携。もうひとつは、Appleヘルスケアと「Apple Watch」「Garmin Connect」「Google Health」のいずれかの連携です。

つまり、腕に着けたデバイスが記録した睡眠データは、Appleヘルスケアを経由してポケモンスリープに届きます。ポケモンスリープのアプリそのものはスマートウォッチ上では動かず、ゲームはiPhone側で進む、という分担です。

Apple Watchで睡眠計測を行うメリット

スマートウォッチを装着したまま眠っている女性

腕に着けていれば操作不要で、計測忘れがない

Apple Watchは一度設定を終えれば、あとは着けて寝るだけで自動的に計測されます。毎晩アプリを操作する必要がないので、計測忘れの心配がありません。

精度の高い計測ができる

Apple Watchは心拍数や体の動きをもとに睡眠を記録します。加速度センサーだけで判定するiPhone単体よりも、睡眠の状態を細かくとらえられます。

iPhoneを枕元に置かなくてよい

Apple Watchがあれば、iPhoneを別の部屋や離れた場所に置いたままでも睡眠を記録できます。就寝中に枕元へスマートフォンを置きたくない人には、この点が大きく効きます。

ほかの健康データともつながる

Apple Watchの睡眠データはAppleヘルスケアに記録されるため、心拍数や活動量といったほかのデータと同じ場所で見返せます。ポケモンスリープへの連携も、このヘルスケア経由で行われます。

バイブアラームや通知制限も使える

睡眠中でも振動だけで静かに起こしてくれるアラームや、通知を抑える睡眠モードが使えます。ゲームのためだけでなく、睡眠そのものを整える道具としても働きます。

対応していないApple Watchもある

見落としやすい点ですが、すべてのApple Watchが対象というわけではありません。公式サイトは次の機種を対象外としています。

区分 機種
対象 下記を除くApple Watchシリーズ
対象外 Apple Watch(第1世代)、Apple Watch Series 1、Apple Watch Series 2(全モデル)

対象外になっているのは初期の3世代です。中古で安いApple Watchを睡眠計測用に買い足そうと考えている場合は、ここを先に確認しておくと無駄がありません。

Apple Watchでの設定手順

Apple Watchを着けた手首のアップ

手順は5つです。

1.Apple WatchとiPhoneをペアリングしておく

2.ポケモンスリープをiPhoneにインストールする

3.アプリ内でAppleヘルスケアへのアクセスを許可する

4.iPhoneの「Watch」アプリから「マイウォッチ」→「睡眠」と進み、Apple Watchで睡眠を記録する設定をオンにする

5.ポケモンスリープ側で連携を確認し、就寝前にApple Watchを装着する

うまく同期されない場合は、iPhoneの「設定」から「ヘルスケア」→「データアクセスとデバイス」→「Pokémon Sleep」と進み、アクセスがすべて許可されているかを確認します。

GarminやFitbitもiPhoneで使える

ポケモンスリープの連携先はApple Watchだけではありません。iPhoneを使っている場合でも、GarminとFitbitの睡眠データを取り込めます。経路がひとつ増えるだけで、考え方は同じです。

Garminの場合は、Garmin Connectアプリを設定してデバイスをペアリングし、Garmin ConnectからAppleヘルスケアへ睡眠データを共有します。Fitbitの場合は、Google Healthアプリでデバイスを設定し、Google HealthとAppleヘルスケアを接続します。

Fitbitについては対象外の機種が公表されています。Fitbit Classic、Ultra、One、Zip、Flex、Force、Charge、Charge HR、Surge、Alta、Ace、Ace 2、Ace 3、Inspire、Ace LTEが対象外で、それ以外のシリーズは対象です。画面を持たない初期のトラッカーと、子ども向けのAceシリーズが中心に並んでいます。

Garminについては、公式サイトに「対象端末はこちら」というリンクがありますが、本稿執筆時点でリンク先はエラーになっています。Garmin側のサポートページによれば、光学式心拍計を搭載したGarminデバイスであれば、日本向けの旧モデル8機種(fēnix 3J HR、fēnix J Chronos、ForeAthlete 225J、ForeAthlete 235J、ForeAthlete 735XTJ、vívoactive J HR、vívosmart HR J、vívosmart J HR+)を除いて対応しています。

iPhone単体での睡眠計測

枕元に置いて睡眠計測に使えるiPhone

デバイスを買い足さず、iPhoneだけで始めることもできます。

1.アプリを起動して睡眠計測を開始する

2.画面を下にして枕元にiPhoneを置く

3.起きたら計測を終了する

手軽さが利点です。デバイスを追加で用意する必要がなく、操作もシンプルに済みます。

一方で弱点もあります。毎晩の操作が必要なので計測忘れが起こりやすく、iPhoneを枕元に置く前提になります。精度の面でもApple Watchや専用デバイスには及びません。

ポケモンGO Plus + での睡眠計測

ポケモンGO Plus +本体の外観

「ポケモンGO Plus +(プラスプラス)」は、ポケモンスリープに対応した公式の睡眠計測デバイスです。

使い方は4ステップです。アプリとBluetoothでペアリングし、寝る前に白いボタンを長押しします。ピカチュウの「おやすみ」の声で計測が始まり、起きたらもう一度ボタンを押すと「おはよう」で終了します。あとはスマートフォンと接続したときにデータが反映されます。

スマートフォンもApple Watchも使わずに済むこと、ボタンひとつで操作できること、電池式で3か月ほど持つことが利点です。ピカチュウの音声も、この製品ならではの魅力になっています。

ただし記録できるのは体の動きだけで、心拍などの細かいデータは残りません。枕元に本体を置く必要があり、データを同期するにはBluetooth接続が要ります。寝る前の操作が必要な点はiPhone単体と同じで、計測忘れは起こりえます。

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デバイス別の比較

デバイス 計測方式と手軽さ
Apple Watch 心拍と体の動きで計測。装着は必要だが操作は不要で計測忘れがない。ヘルスケア連携と機能の豊富さが強み
Garmin 心拍と体の動きで計測。Garmin ConnectをAppleヘルスケアにつなぐ手順が一度だけ必要
Fitbit 心拍と体の動きで計測。Google Healthを挟んでAppleヘルスケアにつなぐ
iPhone単体 体の動きで計測。買い足し不要だが、毎晩の操作と枕元への設置が必要
ポケモンGO Plus + 体の動きで計測。スマートウォッチ不要でボタン操作だけ。音声つきで操作は最も簡単

同期できないときに見る場所

データが取り込めないときは、まずAppleヘルスケア側でポケモンスリープに睡眠データへのアクセス許可が出ているかを確認します。次に、Appleヘルスケアにその睡眠データ自体が登録されているかを見ます。

ここで知っておきたい条件が2つあります。連携したあとに計測した睡眠データしか同期できません。そして手入力した睡眠データは同期されません。過去の記録をさかのぼって取り込むことはできない、という前提で使うことになります。

まとめ|目的に合わせて選ぶ

自動で正確に記録したいならApple Watchです。着けて寝るだけで済み、心拍まで含めたデータが残ります。すでにGarminやFitbitを持っているなら、それをそのまま使う手もあります。

操作の簡単さを優先するなら、ポケモンGO Plus +が向いています。ボタンひとつで完結するので、子どもでも扱えます。

まずは持ち物を増やさずに始めたいなら、iPhone単体でも計測できます。続きそうだと感じてから、デバイスを検討しても遅くはありません。

自分の生活に合ったやり方を選ぶことが、結果として睡眠の記録を続けるいちばんの近道になります。

Source: 『Pokémon Sleep』公式サイト「Apple Watch、Garmin、Fitbitとの連携」/Garmin サポートセンター「Garminデバイスと『Pokémon Sleep』を連携する」

©Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。

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●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者8000人程度)でも各種レビューを行っています!

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