今の時代、スマートウォッチを購入しようとする人の多くが、まず最初に行うのが「Amazonで検索する」ことではないでしょうか。
しかし実際に「スマートウォッチ」と検索してみると、目に飛び込んでくるのは見たことのないメーカー名や怪しい製品ばかり。
「令和最新モデル」「活動量計 万歩計付き」など、いかにも高機能そうなワードが並んでいますが、その多くは信頼できるメーカーの製品とは言いがたいのが現状です。
Amazonで「スマートウォッチ」と検索した結果。上位には見慣れないメーカーの商品がずらり。
スマートウォッチ専門サイトである当サイト編集部が実際にAmazon検索の上位20件をチェックしたところ、「有名メーカー製」と判断できたのはわずか4件(20件中)でした。
上位10件に絞ると、信頼できるメーカーはわずか1件という結果に。
知識のない人がそのまま購入してしまうと、「安かろう悪かろう」の商品を掴まされてしまうリスクが高いのです。
なお、比較的上位に表示されやすかった有名ブランドは、Xiaomi(シャオミ)、Amazfit(アマズフィット)、TicWatch(ティックウォッチ)などの中国系メーカーでした。
一方で、Apple Watch、Garmin、SUUNTOなどの欧米ブランドは、かなり下までスクロールしないと出てこない傾向があります。
検索結果のURLに「&emi=AN1VRQENFRJN5」を追加して怪しい商品を一掃!
では、どうすれば信頼できるメーカーのスマートウォッチだけを表示できるのでしょうか?
実はAmazon検索には、怪しい商品を一気に除外できる裏ワザ的なフィルタリング方法があります。
それが、検索結果ページのURL末尾に次の文字列を追加する方法です。
&emi=AN1VRQENFRJN5
この「&emi=AN1VRQENFRJN5」をURLの末尾に加えると、Amazon.co.jpが直接販売・発送している商品(Amazon本体販売)に限定して検索結果が表示されます。つまり、怪しいマーケットプレイス出品者の製品を一掃できるというわけです。
上の方法でフィルタをかけた検索結果。すべてが有名ブランド製品に!
この方法を使うと、上位には以下のような信頼性の高いメーカーが並びます。
・HUAWEI(ファーウェイ)
・Samsung(Galaxyシリーズ)
・Garmin(ガーミン)
・Fitbit(フィットビット)
・Apple(Apple Watch)
・SUUNTO(スント)
これらの製品はグローバルで販売実績のあるブランドであり、アプリの安定性・防水性能・センサー精度なども一定水準以上。レビュー数も多く、アフターサポートも充実しています。
注意点:マーケットプレイス経由の正規品も一部除外される
この検索フィルターを使うと、確かに怪しい商品はほぼ消えますが、一方でAmazon以外の正規販売店(公式代理店やメーカー直販)が出品している商品も除外されることがあります。
たとえばGarminの公式販売店や、一部のApple Watchアクセサリー専門店などはマーケットプレイスを利用しているため、検索に出てこない場合も。
そのため、「まずはこのフィルター付き検索で全体を絞り込み→必要に応じて通常検索でも補完」という使い方がオススメです。
まとめ:信頼できるスマートウォッチは「販売元」で見極めよう
Amazonでスマートウォッチを探すときは、まず以下の3点をチェックしましょう。
・検索結果URLに「&emi=AN1VRQENFRJN5」を追加して表示を絞り込む
・販売元がAmazon.co.jpまたは正規メーカーになっているか確認する
・ブランド名が明確に記載された商品を選ぶ(Apple、Garmin、HUAWEIなど)
これだけで、ほとんどの怪しい製品を避けられます。
「格安」「最新モデル」などのキャッチコピーに惑わされず、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
下記の記事では、Amazonで見かける「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴や、信頼できる人気ブランドのランキングも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴5つ。Amazonの商品名に機能列挙は要注意!
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