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Apple Watchで計測!自転車を30分のんびり漕ぐと何キロカロリー?

Apple Watchの使い方、基礎知識

公開日: 最終更新日:

 

日常のチャリ移動をちょっぴり頑張る感覚で、気軽に楽しめる運動がサイクリング。

ダイエット目的で積極的に取り組んでみたいと考えている人も多いでしょう。

でも「自転車を30分漕ぐとどのくらいのカロリーを消費できるのか」をきちんと把握できている人は少ないはず。

そこで今回の記事では、Apple Watchを着用して30分のサイクリングを実施。

消費カロリーを計測した結果をご紹介します。

一般的な計算方法では30分のサイクリングで何kcal消費できる?

Apple Watchでの計測結果をご紹介する前に、「一般的には30分のサイクリングで何kcal消費できるとされているのか」をご紹介します。

正確な消費カロリーを計測するには、さまざまな数値の計測や計算が必要ですが、簡易的な消費カロリー(Kcal)の計算は「1.05×エクササイズ(メッツ×時間)×体重(kg)」という数式で導き出すことが可能です。

メッツ値は、運動によるエネルギー消費量が安静時の何倍にあたるかを示す値で……と説明すると長くなるのですが、その計算をすごく簡単に行ってくれるウェブサイトやサービスが今は沢山あります。

たとえば「自転車の消費カロリーの計算 – 高精度計算サイト」というウェブサイトで、体重65kgの編集部員(30代・男性)が5.8メッツのママチャリの平均的な速度(時速15km程度)で30分間走った場合を計算すると、201kcalという結果でした。

では、Apple Watchで計測した結果は?

では実際に走ってみます。走った場所は荒川の河川敷。乗った自転車は編集部員の私物のシクロクロスバイク(ロードバイクっぽいフレームでタイヤが太い自転車)です。

Apple Watchの計測をはじめます。

なお、計測日は気持ちのいい晴天。計測時刻には30度には届かない温度だったので、うだるような暑さは感じませんでした。

ママチャリの一般的な速度が目安ということで、のんびり走ります。

そして水分補給や休憩、撮影などで、5分~10分に1回程度は静止。

走ってから5分経ってApple Watchを見ると、心拍数が安静時の数値よりほんのり上がってきたのが分かります。

15分経ったら折返し。心拍数は開始5分の頃と同じくらい。

そこまで日常的に運動をしていいない30代男性の筆者でも、特に息が切れることもない程度の運動強度です。

途中で水分補給も兼ねて10~15秒ほど休憩。

休憩するほど疲れる運動強度ではないですが、夏場はしっかり水分補給もしましょう!

間もなく30分。

のんびりと走っているだけでしたが、ちょっぴり疲れました。

そして30分が経過!

Apple Watchが計測した消費カロリーは135kcal。

先に計算した一般的な計算式による消費カロリーよりはかなり少なめでした。

途中でちょこちょこ休んだことや、ママチャリよりはスイスイ漕げる自転車に乗っていたことで、消費カロリーが少なめに算出されたのかもしれません。

実際にApple Watchのアクティビティリングを見ても、エクササイズ(速歩き以上の運動)の時間が30分を越えていませんでした。

ちょっとのんびり漕ぎすぎたようです。ダイエット目的でサイクリングをする人は、もうちょっと運動強度を上げてみてもよいでしょう。

 

ところで「アクティブカロリー」って何?

なお、Apple Watchの「アクティブカロリー」とは、「立ち上がったり体を動かしたりしたときに消費されるカロリー」のこと。つまりは運動による消費カロリーのことです。そして合計カロリーは、動かないでも消費される基礎代謝を含めたカロリーのことです。

Apple Watchはどうやってカロリーを計測しているの?

では、Apple Watchはどのようにして消費カロリーを計測しているのでしょうか。

まずApple Watchが計測する各種ワークアウト(運動)の消費カロリーは、事前に入力された身長、体重、性別、年齢などの個人情報も考慮されて導かれています。

そしてApple Watchは、日常の消費カロリーは「腕の動きと加速度センサー」をもとに計測していますが、ワークアウトを計測するときは、加速度センサーに加えて「心拍センサー」、「GPS」も計測基準に含んでいるとのこと。

だからこそ、ある程度は正確な消費カロリーを導けるわけですね。なお、Apple Watchの画面の表示するワークアウトの各種指標は、上記動画のようにカスタマイズが可能。また、計測の精度をさらに高める方法は下記の記事を参考にしてください。

消費カロリーを計測できればダイエットもより効果的に!


よくダイエットの世界では「消費カロリー(日常の動きや運動で消費したカロリー)が摂取カロリー(飲食で摂取したカロリー)を上回れば絶対に痩せる」と言われます。

だからこそ多くの人がダイエットのために運動をしたり、食事制限をしたりするわけですが、食事の消費カロリーをこまめに記録・制限しても痩せられない人は、自分の消費カロリーを正確に把握できていないことが原因かもしれません。

その点、Apple Watchなどのスマートウォッチは、正確な消費カロリーの記録の手助けになってくれること間違いなし。

ダイエットに励みたい人は、ぜひ購入を検討してください!

【関連記事】

Apple Watchの「アクティビティ」アプリはダイエット意識向上に役立つ!

Apple Watchの運動量計測の精度を上げる7つの方法。消費カロリーが増えない人は必見!

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

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