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2026年7月22日に開催されたGalaxy Unpackedは、Galaxy Watch9/Watch Ultra2やスマートグラス、Galaxy Z Fold8シリーズと話題が続きましたが、スマートリング「Galaxy Ring(ギャラクシーリング)」の新型については、ほとんど語られませんでした。「もしかして一代限りで終わるのでは」と心配した方もいるかもしれません。
そんな中、海外テックメディアのTechRadarが、SamsungのMX(モバイルエクスペリエンス)部門でProduct and Marketing担当バイスプレジデントを務めるアニカ・ビゾン氏(Annika Bizon)への独占インタビューを公開しました。次期Galaxy Ringについて聞かれたビゾン氏は、「それは必ず、今後のウェアラブル製品群の一部になります」と答えています。発売時期も価格もまだ何ひとつ決まっていませんが、「Galaxy Ringはこれで終わり」ではないことがはっきりした形です。
Unpackedの主役はWatchとスマートグラス、Ringはほぼ登場せず
今回のUnpackedでSamsungが打ち出したのは、AI健康機能を強化したGalaxy Watch9とGalaxy Watch Ultra2、Gentle MonsterやWarby Parkerと組んだインテリジェントアイウェア(スマートグラス)、そして折りたたみスマホのGalaxy Z Fold8/Z Flip8でした。ウェアラブルの未来像を見せる場としては十分に濃い内容でしたが、Galaxy Ringの新型は姿を見せませんでした。
Ringについて触れられたのは、初代Galaxy Ringの睡眠時無呼吸の検出機能が米FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を取得したという一点だけ。健康デバイスとしては大きな意味を持つ話題ですが、新製品を待っていた人にとっては物足りない扱いだったのは確かです。Unpackedで実際に何が発表されたのかは、こちらの記事にまとめています。
Galaxy Unpacked新製品まとめ|Galaxy Watch9・Watch Ultra2が国内で8月7日発売|予約は7月23日から。(Z Fold8/Flip8も同日)
幹部の言葉「必ず今後のウェアラブル製品群の一部になる」
TechRadarのインタビューで「Galaxy Ring 2について何か言えることはあるか」と問われたビゾン氏は、次のように答えています。
「イエスと言っておきましょう。私たちはRingの未来を検討しています。この先に注目していてください」
そのうえで、「それは必ず、今後のウェアラブル製品群の一部になります」と続けました。製品名も時期も語られていないため、これを「Galaxy Ring 2の正式な予告」と受け取るのは早計です。ただし、ここで語られているのは第三者のリーカーによる噂ではなく、製品とマーケティングを統括する立場の幹部自身の発言である点は見逃せません。
実は、Samsung幹部がGalaxy Ringの次世代モデルに言及したのは今回が初めてではありません。Unpackedを前にした2026年7月には、デジタルヘルス責任者のホン・パク博士も開発を認める発言をしていました。
Samsungが「Galaxy Ring 2」の開発を認める|幹部が明言、今度はiPhone対応か?Unpackedでの発表に注目【海外ニュース】
幹部自身も着用「控えめに健康を測ってくれるのがいい」
TechRadarの記者は、インタビュー中のビゾン氏がGalaxy Ringを実際に着けていた点にも触れています。その理由を聞かれたビゾン氏は、「私はこれが好きなんです。控えめなヘルスケア(discreet health)だから」と語りました。
さらに「必要なことをいくつか教えてくれますし、時計を着け直せば、ふたつは一緒に働いてくれます」とも述べています。スマートリングを「スマートウォッチの代わり」ではなく「時計を外している時間を埋める相棒」として位置づける考え方で、現行のGalaxy Ringが目指してきた方向性そのままです。時計を外して眠りたい人、仕事中に時計を着けられない人にとって、この設計思想は今も魅力的でしょう。
初代Galaxy Ringが実際どんな使い心地だったのかは、編集部の実機レビューで詳しく紹介しています。
スマートリング 「Samsung Galaxy Ring」徹底使用レビュー
現行モデルの価格や在庫は販売店によって差があります。いま手に入る取り扱いを確認したい方は、こちらから探せます。
「一代限り」説が後退した理由
初代Galaxy Ringは2024年7月にグローバル発表され、日本では2025年2月14日に発売されました。その後、目立った後継モデルの話が出てこなかったことから、海外では「Galaxy Ringは一代限りで終わるのでは」という見方も出ていました。今回の発言は、その空気を打ち消すものです。
もうひとつの根拠が、冒頭でも触れたFDA認可です。認可の取得には時間もコストもかかります。すでに販売中の初代モデルに対してSamsungが認証取得を積極的に進めているという事実自体が、この小さなウェアラブルに投資を続ける意思の表れだと受け取れます。
なお、次期モデルの中身については、これまでも海外で複数の報道が出ています。バッテリー駆動の延長や薄型化など、初代の弱点を潰しにくる内容が伝えられてきました。
【海外報道】Galaxy Ring 2は2027年発売か? バッテリー9〜10日・薄型軽量化・センサー強化の改良点が報道
スマートリング市場そのものにも追い風
Samsungが慎重に構えている間にも、スマートリングのライバルは動き続けています。2026年にはOura Ring 5が登場し、元Android責任者のトム・モス氏が手がける血圧測定スマートリング「Signal Ring」のような新興プレイヤーも現れました。指先で測るという発想の可能性は、まだ広がっている最中です。
市場の数字も、この分野への追い風を示しています。スマートウォッチが買い替え疲れで伸び悩む一方、スマートリングは前年比で大きく伸びるという予測が出ています。Samsungが「必ず今後のウェアラブル製品群の一部になる」と言い切った背景には、こうした市場環境もあるはずです。
2026年のウェアラブル市場は3%減へ|スマートウォッチは「買い替え疲れ」で4%減、スマートリングは53%増と明暗くっきり【海外ニュース】
まとめ|今わかっていること、まだわからないこと
今回のTechRadarの独占インタビューでわかったのは、次の点です。
・SamsungのProduct and Marketing担当VPが「Ringの未来を検討している」と明言した
・「必ず今後のウェアラブル製品群の一部になる」と、継続の意思を示した
・初代Galaxy Ringの睡眠時無呼吸検出はFDA認可を取得済み
・一方で、製品名・発売時期・価格・iPhone対応の有無はすべて未発表
「Galaxy Ring 2」という名前も、それがいつ出るのかも、まだ何も確定していません。ここは冷静に見ておきたいところです。それでも、Unpackedでの沈黙を「撤退のサイン」と読む必要はなくなりました。いま初代Galaxy Ringを使っている方は、しばらく安心して使い続けられそうです。
これからスマートリングを選ぶ方は、日本で買える主要モデルを横断で比較したこちらの記事もあわせてどうぞ。Smart Watch Lifeでは、Galaxy Ringの続報も引き続き追いかけていきます。
日本で購入可能なスマートリング11選をレビュー付きで徹底比較(2026年版)
Source: TechRadar
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