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新型スマートフォンの噂のなかで、いちばん転びやすいのが「色」です。本体の仕様と違って、最後まで複数の案が並行して動いていることがあるためです。
Appleが9月9日(日本時間9月10日午前2時)に開くスペシャルイベントを前に、折りたたみiPhoneとされる「iPhone Ultra」のカラーについて新しい情報が出ました。ただしこの情報は、出てから数時間のうちに別の記者によって否定されています。
海外メディアの9to5Macが2026年8月26日に報じた内容をもとに、いま何が言われているのかを整理します。
リーカーが示した3色に、赤が入っていた
情報を出したのは、リーカーとして知られるEvan Blass氏です。iPhone Ultraに3色が用意されるとして、そのなかに赤が含まれると投稿しました。
— Evan Blass (@_evanblass_) August 26, 2026
これが意外だったのは、iPhone Ultraについてはこれまで黒と白の2色だけ、あるいは白のみという見方が主流だったからです。折りたたみという構造上、塗装や仕上げの選択肢が通常のiPhoneより狭いのではないか、という見立てもありました。
同じ日に、Gurman氏が「赤はない」と否定
ところがこの投稿の直後、BloombergのMark Gurman氏がXでiPhone Ultraに赤の選択肢は来ないと投稿し、Blass氏の主張を正面から否定しました。
Gurman氏はAppleの製品計画について実績のある記者で、iPhone Ultraについても発売時期やテスターの評価を継続して伝えてきた人物です。同じ日のうちに、名前の出ている書き手同士が真逆のことを言っている状態になりました。
実機に触れたテスターの評価については、こちらの記事でまとめています。
折りたたみ「iPhone Ultra」は買いなのか? 初期テスターの評判は上々、唯一の不満は望遠なしカメラ【海外ニュース】
画像そのものがAI生成の可能性を指摘されている
もうひとつ気になるのが、投稿された画像の出どころです。
9to5Macは、これらの画像がAIで生成されたものに見えると指摘しています。根拠として挙げているのが、ステータスバーの表示です。iPhone Ultraに載るはずのiOS 27ではなく、ひとつ前のiOS 26のバッテリー表示のデザインが使われているというものです。
細かい話に見えますが、実機の写真であればまず起こらない食い違いです。手元の実機を撮ったのではなく、既存の情報から画像を作り起こしたのではないか、という疑いにつながります。
ただし9to5Macは、画像がAI生成だからといって色の情報まで間違いとは限らないとも書いています。文章で得た情報を、見せるために画像化しただけ、という可能性は残ります。そのうえで、赤についてはこれまで信頼できる噂が出ていないこと、フラッグシップ2機種がそろって赤を持つのは通例として珍しいことから、慎重に見るべきだとしています。
8月上旬の噂は「シルバーとダークブルー」だった
色の噂が動いているのは今回が初めてではありません。
8月上旬には、iPhone Ultraがシルバーとダークブルーの2色になるのではないか、という見方が出ていました。こちらの根拠は本体写真ではなく、カメラ部分にかぶせるサードパーティ製の保護アクセサリーの流出画像でした。
折りたたみ「iPhone Ultra」はシルバーとダークブルーの2色になるのか? カメラ保護アクセサリーの流出画像が示唆、発表は来月の見込み【海外リーク】
整理すると、この1か月ほどで次のように振れています。
| 時期 | 言われていた色 | 根拠 |
| 8月上旬 | シルバー、ダークブルー | カメラ保護アクセサリーの流出画像 |
| それ以前から | 黒と白のみ、あるいは白のみ | 複数の噂 |
| 8月26日 | 3色。うち1色は赤 | Evan Blass氏の投稿(画像はAI生成の疑い) |
| 同日 | 赤はない | Mark Gurman氏の投稿 |
アクセサリーの型から色を推測する方法にも、限界があります。保護アクセサリーは本体の色に合わせて作られるとは限らず、メーカー側が想定で用意していることもあるためです。8月上旬の2色説も、確定した情報として扱えるものではありませんでした。
iPhone 18 Proの色のほうは、ある程度固まっている
一方、同時に発表されるとみられるiPhone 18 Proについては、色の見立てがかなり収束しています。
9to5Macによれば、濃い赤系のダークチェリー(バーガンディ)、ライトブルー、シルバー、そしてスペースグレイの可能性、という並びで見方が一致しつつあります。
ここで効いてくるのが、9to5Macが挙げた「フラッグシップ2機種がそろって赤系を持つのは珍しい」という指摘です。iPhone 18 Proに濃い赤系が入るなら、iPhone Ultraにも赤を用意する必然性は下がります。赤に懐疑的な見方には、この筋の通り方があります。
答え合わせは9月9日
Appleのスペシャルイベントは現地時間9月9日午前10時、日本時間では9月10日午前2時からです。
Appleが9月9日にスペシャルイベント開催|日本時間は9月10日午前2時、日本語のタグラインは「おはよう世界。」Apple Watch Series 12とUltra 4も本命
残り2週間ほどで、公式の答えが出ます。色の噂はイベント直前にもう一度動く可能性が高いので、いま出ている情報で買う色を決めてしまう必要はありません。
まとめ
Evan Blass氏がiPhone Ultraの3色を投稿し、そこに赤が含まれていました。しかし同じ日にMark Gurman氏が赤の存在を否定しています。
投稿された画像には、ステータスバーのバッテリー表示が旧世代のものになっているという不自然さがあり、AIで生成された可能性が指摘されています。それ自体は色の情報の真偽を決めるものではありませんが、確度を測る材料にはなります。
この1か月だけでも、色の噂は「黒と白のみ」「シルバーとダークブルー」「赤を含む3色」と振れ続けています。発表まで動き続ける情報だと理解したうえで眺めるのが、いちばん疲れない付き合い方です。
Source: 9to5Mac/Evan Blass氏の投稿/Mark Gurman氏の投稿/アイキャッチはイメージ写真であり、iPhone Ultraの実機ではありません
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