ドコモ、暗闇で光る防災充電器「備える充電器」を9月1日発売|ACアダプタ・モバイルバッテリー・非常用電源の1台3役で5,000mAh、6,600円

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NTTドコモの防災商品「備える充電器」。蓄光素材を使ったACアダプタ兼モバイルバッテリー

停電したとき、まず困るのは「暗くて必要なものが見つからない」ことだといいます。懐中電灯も、モバイルバッテリーも、どこに置いたか思い出せない。しかもバッテリーは、いざ使おうとすると充電が切れている。

NTTドコモが2026年9月1日、その2つを同時に解決しようとした防災充電器「備える充電器」を、全国のドコモショップとドコモオンラインショップで発売しました。価格は6,600円(税込)です。

暗闇で光る蓄光素材を本体に採用し、普段の充電がそのまま備蓄になる設計。応援購入サービスのMakuakeで先行販売した際は当初予定数量が完売しました。スマートウォッチも充電が切れれば止まるので、腕まわりの備えとしても見ておきたい製品です。

NTTドコモの防災商品「備える充電器」。蓄光素材を使ったACアダプタ兼モバイルバッテリー

9月1日発売の「備える充電器」(画像:NTTドコモ)

ACアダプタ・モバイルバッテリー・非常用電源の1台3役

この製品の考え方は、防災グッズを「しまっておくもの」にしないという点にあります。

普段はコンセントに挿してACアダプタとして使います。そのときスマートフォンを充電しながら、本体内蔵の蓄電池にも自動で充電が入ります。つまり特別な操作をしなくても、常に満充電のモバイルバッテリーが手元にある状態になります。

「備える充電器」がACアダプタ・モバイルバッテリー・非常用電源の3役を果たすことを示す図

自宅ではACアダプタ、外出時はモバイルバッテリー、災害時は非常用電源(画像:NTTドコモ)

外出時はそのまま持ち出してモバイルバッテリーに、停電時は非常用電源になります。防災用に別途モバイルバッテリーを買って、半年後に残量ゼロで発見する、という失敗が起きにくい作りです。

コンセントに挿すだけで蓄電池が充電されるので、充電用のケーブルやポートを選ぶ必要もありません。

暗闇で光る蓄光素材は、枕元に置ける明るさ

もうひとつの特徴が蓄光素材です。本体そのものが光を蓄えて、停電で真っ暗になったときにぼんやりと発光します。

「備える充電器」の本体に採用された蓄光素材が暗闇で発光している様子

蓄光素材を採用し、停電で真っ暗になっても見つけられる(画像:NTTドコモ)

ドコモによれば、光の強さにもこだわったとのことです。日常的に枕元へ置いて使ってもらうため、睡眠を妨げない範囲のやさしい光に調整されています。防災用品は「使う日が来ないかもしれないもの」なので、日常で邪魔にならないことが結果的に備えにつながる、という設計思想です。

停電への備えという意味では、停電時に自動点灯するLEDナイトライトのように、電気が消えた瞬間に働く製品も出てきています。

主なスペック

ドコモオンラインショップに掲載されている仕様は次のとおりです。

容量 5,000mAh(3.7V/18.5Wh)
出力(Type-Cポート) 5V/3A、7V/2.86A、9V/2.22A、12V/1.67A[最大20W]
入力(AC) AC100-240V 50/60Hz 0.6A
サイズ 約W50×D32×H80mm
重量 約160g
使用回数 約1,000回
使用温度 充電時・放電時とも0〜35℃
カラー ホワイト
同梱品 取扱説明書、保証書
価格 6,600円(税込)

Type-CポートはUSB PD(Power Delivery)に対応し、最大20Wでスマートフォンを高速充電できます。問い合わせ先はオウルテックのサポートセンターが担当します。

なお、仕様表に出力として記載があるのはType-Cポートのみです。複数台を同時に充電したい場合は、対応状況をドコモの製品ページで確認しておくと安心です。腕の時計まで含めて考えるなら、Apple Watchの磁気充電を内蔵したモバイルバッテリーのような製品と役割を分けることになりそうです。

発火を防ぐ3つの仕組み

モバイルバッテリーは発火事故の報道が続いている分野でもあります。この製品はドコモの安全基準をクリアしたとして、3つの仕組みを挙げています。

「備える充電器」がショート対策や異常検知機能などドコモの安全基準を満たすことを示す図

発火・発熱を防ぐドコモの安全基準をクリア(画像:NTTドコモ)

ひとつ目がショート対策で、万が一ショートしても給電を抑えて発熱や発火を防ぎます。ふたつ目が温度上昇制限機能で、高温になると自動で給電を止めます。3つ目が異常検知機能で、専用ICを積んで過電流と過電圧を検知します。

枕元に置いて毎日使う前提の製品なので、ここは価格以上に見ておきたい部分です。

Makuakeで完売、防災グッズ大賞の優秀賞も

この製品は、いきなり店頭に並んだわけではありません。2026年4月16日から6月15日までMakuakeで先行販売され、当初予定数量が完売しました。応援購入総額1,000万円以上とサポーター1,000人以上を示す「Makuakeグッドプロジェクトマーク」も獲得しています。

さらに、災害防止研究所が主催する「防災グッズ大賞2026」で優秀賞を受賞し、日常時と非常時の両方で価値を持つ製品に与えられる「フェーズフリー認証」も取得しました。

売上の1%相当は、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の「災害支援そなえ令和基金」へ寄付されます。寄付の対象は2026年12月31日販売分までです。今年は各地で災害が続いており、メーカー各社が被災地へ電源機材を提供する動きも相次いでいます。

まとめ

「備える充電器」は、ACアダプタ・モバイルバッテリー・非常用電源を1台にまとめ、蓄光素材で暗闇でも見つけられるようにした防災充電器です。5,000mAh・最大20WのType-C出力で、約160g、6,600円(税込)。ドコモショップとドコモオンラインショップで9月1日から購入できます。

いちばんの価値は、防災用品なのに普段使いを前提にしているところだと思います。しまい込んだ防災グッズは、必要なときに限って充電が切れているか、どこにあるか分からないものです。毎日の充電器がそのまま非常用電源になるなら、その2つの失敗は起きません。

スマートウォッチを使っている方は、停電時に時計の充電をどうするかもあわせて考えておくと、備えとして一段しっかりします。

Source:株式会社NTTドコモ プレスリリースドコモオンラインショップ(画像:NTTドコモ)

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