検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. スマートウォッチの使い方、基礎知識
  3. 加速度センサーとは? スマートウォッチやスマホで歩数が分かる仕組みを解説!

加速度センサーとは? スマートウォッチやスマホで歩数が分かる仕組みを解説!

Apple Watchをはじめとするスマートウォッチやスマートフォンでは、日々の歩数が自動的に記録されます。この便利な機能は、多くの人にとってすでに「当たり前」のものになっていますが、「GPSを使っていないのに、なぜ歩数がわかるの?」と疑問に思ったことがある人も多いでしょう。

その答えは「加速度センサー」という小さな装置にあります。本記事では、スマートウォッチやスマホの歩数計測に欠かせない加速度センサーの仕組みを、初心者向けにわかりやすく解説します。

加速度センサーとは? スマホやスマートウォッチに搭載される理由

加速度センサーとは、その名の通り「加速度(速度の変化)」を測定するためのセンサーです。たとえば、時速3kmから4kmにスピードアップしたとき、その変化を数値として把握できるのがこのセンサーです。

特にスマートウォッチやスマートフォンに搭載されているのは「3軸加速度センサー」と呼ばれるタイプで、縦・横・高さの3方向すべての動きを感知できます。これにより、単なる上下の揺れだけでなく、傾きや落下、衝撃など多様な動きを検知することが可能です。

加速度センサーによって検出できる主な動きには、以下のようなものがあります。

・移動速度の変化
・振動や衝撃
・重力による傾き(姿勢の変化)
・動作やジェスチャーの判定

こうした情報が組み合わさることで、ユーザーがどのように体を動かしているのか、どれだけ移動しているのかが正確に把握できるようになります。

スマートウォッチやスマホで歩数が計測できる理由

スマートウォッチが歩数をカウントできるのは、この加速度センサーのおかげです。歩くたびに発生する身体の微妙な上下動や揺れをセンサーが検知し、それを歩数として記録しているのです。

この仕組みは、スマートウォッチに限らず、昔ながらの歩数計にも使われてきました。初期の歩数計は「1軸加速度センサー」を搭載し、上下方向の動きだけで歩数をカウントしていたため、ポケットに入れて使用する必要がありました。

しかし、現在の多くのスマホやスマートウォッチでは「3軸加速度センサー」が標準装備されており、ポケットやバッグの中でも高精度に歩数を計測できるようになっています。これが、「GPSが無くても歩数が正確にわかる」理由です。

また、加速度センサーは「寝返りの検知」や「スマホを振って操作を取り消す(シェイク)」といった動作にも活用されており、スマートデバイスの利便性を支える重要な部品なのです。

Apple Watchでも活用! アクティビティの精度向上にも貢献

Apple Watchでは、加速度センサーがアクティビティ計測やフィットネス記録にも活用されています。Appleの公式サイトでも、ランニングやウォーキング時の速度や歩幅を測定・調整するために加速度センサーが使われていることが明記されています。

このセンサーがあることで、ユーザーが運動しているかどうかの判定ができ、消費カロリーや運動量の精度が大きく向上するのです。

スマホで加速度センサーを可視化するには?

加速度センサーは普段あまり意識されませんが、専用アプリを使えばその動作を確認することが可能です。たとえば、iPhone / Apple Watchに対応したアプリ「もせろぐ」では、モーションセンサーの数値をリアルタイムで表示したり、ログとして保存することができます。

加速度センサーとジャイロセンサーの違いは?

加速度センサーと似たセンサーに「ジャイロセンサー」があります。加速度センサーが「速度の変化や傾き」を検知するのに対し、ジャイロセンサーは「角度の変化(回転)」を測定します。

最近のスマートウォッチでは、3軸加速度センサー+3軸ジャイロセンサーを組み合わせた「6軸センサー」が主流となっており、より高度な動作検知が可能になっています。

まとめ:加速度センサーは日常に溶け込むテクノロジー

加速度センサーは、歩数計測や運動の記録、姿勢の検知、衝撃や振動の把握など、多くのスマートデバイスの「体の動きを測る」機能の根幹を担っています。

普段はあまり意識されない部品ですが、実はあなたの健康や生活を支える、とても重要なセンサーなのです。

あわせて読みたい関連記事

スマホにも船にも飛行機にも搭載の「ジャイロセンサー」って何?

Apple Watchの運動量計測の精度を上げる方法7選。消費カロリーが増えない人は必見!

Apple Watchやスマートウォッチをダイエットに活用するなら「日常生活全体の消費エネルギー」に注目すべし!

スマートウォッチの機能や仕組みにもっと興味がある方は、以下のリンクもぜひご覧ください。

スマートウォッチの使い方、基礎知識

Apple Watchに関する記事一覧はこちら

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. 【チタン製で3,980円!】超軽量&小傷に強いApple Watchチタンバンドが新登場!

  2. 【徹底比較】Xiaomi Smart Band 10の進化ポイントは?前モデル「Smart Band 9」との違いを検証!

  3. 二宮和也さんのApple Watch投稿が話題に!「622kcal」の意味をスマートウォッチ専門メディアが徹底解説

  4. Apple Watchで使える電子マネーを完全解説!【2025年版】 Suica、QUICPay、iDをApplePayで使う方法とその便利さとは

  5. iPhoneとApple Watchを同時に高速充電!CIOの2in1ワイヤレス充電器『NovaWave 3Way +』が登場

  6. 【驚きの完成度】HUAWEI WATCH FIT 4 Pro レビュー!4万円以下で手に入る“Ultra級”スマートウォッチ

  7. 実際にやってみた!マイナンバーカードをiPhoneに追加する方法を写真つきで解説

  8. Xiaomi Smart Band 10が日本上陸!高精度ヘルスケア&最大21日間バッテリーを搭載した最新モデル

  9. 激安から高級路線まで!ドン・キホーテのスマートウォッチまとめ【使用レビューリンクあり】

  10. Apple Watchの心電図は医療機器?スマートウォッチの医療機器認証をめぐる正しい知識

   

NEW CONTENTS

  1. イタリア産高級本革×18Kゴールドの極上Apple Watchバンド。GOLDEN CONCEPTが新作を発表。

  2. 「Apple Watch・スマートウォッチ外来」続々誕生!国内外の最新活用事例まとめ

  3. 杏林大学医学部付属杉並病院が「スマートウォッチ外来」を新設!Apple WatchなどのPHR活用で次世代医療へ

  4. ウェアラブル血圧計「HUAWEI WATCH D2」が日本の病院で入院患者に初導入! 恵寿総合病院が実証実験を開始

  5. Apple Watchはなぜバッテリーが短い?「毎日充電でも買い」の理由を徹底解説

  6. Xiaomiスマートウォッチ 主要モデル&選び方ガイド【2025年最新版】

  7. 1万円以下で買える!コスパ最強のスマートウォッチ6選【Xiaomi・HUAWEIなど】

  8. Apple WatchはApple全体の売上の何%?将来性は?データから見る最新動向

  9. Apple Watchの心電図は医療機器?スマートウォッチの医療機器認証をめぐる正しい知識

  10. Apple Watchの保証はどうなってる? AppleCare+の内容と加入方法まとめ