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スマートウォッチの防水性能の見方を解説! 日常生活レベルなら気にしないで使える製品が大半です

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2021.09.13

購入するスマートウォッチを決めるときには、「Suicaが使えるかどうか」「予算が1万円以内」「登山で役立つ機能が充実しているほうがいい」などなど、人それぞれに基準があるでしょう。

そして、気にしている人がけっこう多いのが「防水性」。

本記事では、「各ブランドのスマートウォッチの防水性はどの程度なのか」「どのくらいの防水性があるのが望ましいのか」について解説します!

あなたが求めている防水はどの程度の防水?

スマートフォンを購入するにせよ、スマートウォッチを購入するにせよ、「防水性はどうなのか?」とチェックする人は一定数いるでしょう。

そうした人が気にする「防水性」とは一体どの程度の防水性なのでしょうか。

おそらくは「何かの拍子に水の中に落としてしまっても大丈夫か」「水道を使ってるとき、水滴が着いても気にしなくていいか」「お風呂でそのまま使えるか」といったレベルのものではないでしょうか。

「水泳中も使える防水性があるものがいい」という人はいるでしょうし、「ダイビングをするので水深30mくらいまでは潜れるスマートウォッチがいい」という人も中にはいるかもしれませんが、全体からすると少数派でしょう。

なおダイビングで本格的に使いたい方には、「スマートウォッチ」と呼ばれる腕時計より、ダイビング中の機能に特化した「ダイビングコンピューター」と呼ばれる腕時計がオススメです。

またスイミングに特化したスマートウォッチとしては、Garminがスイミング用GPSスマートウォッチを発売しています(上のサムネイル画像・動画の製品です)。

【あわせて読みたい】

水中の心拍数も無酸素運動の閾値速度も分かる! スイミング用GPSスマートウォッチ『Garmin Swim 2』とは
https://www.smartwatchlife.jp/4734/

日本時計協会 (JCWA)が定める防水性の種類とは

なお、ここまでの説明を読んでいて、「いや、水泳でもダイビングでもスマートウォッチを使わないし、もっと身近なレベルの防水性があればいいんだけど……」と感じた人が多いのではないでしょうか。

では、身近なレベルの防水性とはどの程度のものなのか、日本時計協会がホームページで記載していた「防水時計の種類と取扱い上の注意点」を見てみましょう。

名 称 仕 様 表示例 用途/取扱い注意事項
飽和潜水時計

(JIS2種
潜水時計)

200m
~1000m
防水
HE-GAS DIVER’S 300m 表示されている水深(例:300m)までの潜水に耐える防水性を備えています。
潜水時間、減圧時間を測定するのに必要な回転ベゼルなどの装置付で、ヘリウムと酸素の混合ガスの呼吸気体を利用し、深海で潜水する時(飽和潜水)に使用する時計です。
空気潜水時計

(JIS1種
潜水時計)

100m
~200m
防水
AIR DIVER’S 100m 表示されている水深(例:100m)までの耐圧性と長時間の水中使用に耐える防水性を備えています。
潜水時間、減圧時間を測定するのに必要な回転ベゼルなどの装置付で、ボンベに圧縮空気の呼吸気体を入れて浅海で潜水する時(スキューバダイビングなど)に使用する時計です。飽和潜水用に使用することはできません。
日常生活用
強化防水時計
(JIS2種
防水時計)
20気圧
防水
WATER RESIST 20BAR
WATER 20BAR RESIST
W.R.20BAR
水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)及び素潜り(スキンダイビング)をされる方にお使いいただけます。
飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
10気圧
防水
WATER RESIST 10BAR
WATER 10BAR RESIST
W.R.10BAR
5気圧
防水
WATER RESIST 5BAR
WATER 5BAR RESIST
W.R.5BAR
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。
日常生活用
防水時計
(JIS1種
防水時計)
2~3気圧
防水
WATER RESIST
W.R.
日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるものですが、水仕事、水上スポーツ、素潜り(スキンダイビング)、潜水には使用しないで下さい。
水圧の変化が激しい条件では使用しないで下さい。
非防水時計 裏ぶたに、WATER RESISTの表示がないものは、直接、水に触れないよう注意してご使用下さい。

日本時計協会 (JCWA)「防水時計の種類と取扱い上の注意点を教えて」より引用

これを見ると、多くの人が求めている防水性は2~3気圧防水のはずで、頻繁に水に触れる仕事(例に挙げられていたものだと洗車や食堂の洗い場など)の人でも5気圧防水程度になるでしょう。

逆に言えば、「10気圧防水」「20気圧防水」のような防水性能を備えたスマートウォッチは、日常生活ではハイスペックすぎるともいえます。

ハイスペックすぎて困ることはないですが、「5気圧防水の製品より10気圧防水の製品のほうがいいか」という基準で製品を選んでいると、予算が膨れ上がってしまうことはあるでしょう。

有名なスマートウォッチの防水性はこのくらい!

では、名前のよく知られたスマートウォッチの防水性はどの程度なのか、以下にいくつか例を挙げてみます。

・Apple Watch:50m耐水

・Fitbit Sense:50m耐水

・Garmin  ForeAthlete 55:5 ATM(50m耐水)

・Garmin fēnix 6 Pro Dual Power:10 ATM(100m耐水)

・Xiaomi Miスマートバンド6:5 ATM(50m耐水)

なお50m耐水とは、上の日本時計協会の基準で言うところの5気圧防水に相当します。

またApple Watchについては、ホームページ上に「Apple Watch Series 6、Apple Watch SE、およびApple Watch Series 3にはISO規格22810:2010にもとづく50メートルの耐水性能があります。これは、プールや海で泳ぐなど、浅水でのアクティビティで使用できることを意味します。ただし、スキューバダイビング、ウォータースキー、高速水流または低水深を超える潜水を伴うその他のアクティビティには使用しないでください」との記載があります。

なお、大手ブランドのスマートウォッチを色々とチェックしてみたところ、多くが30m耐水~50m耐水程度の防水性能を持っていました。

Garminの「防水等級について」のページも参考になる!

なお大きめのスマートウォッチブランドや腕時計ブランドのホームページには、防水性能について詳しく解説したページが用意されています。

Garminにも「防水等級について」というページがあり、以下のような記述がありました。

防水等級 定義 適合内容
IPX7 水深1mで、最長30分間の偶発的な浸水に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー
IPX6 暴噴流に対して保護直径12.5mmのノズルを使用して、100kN/m2の圧力で100リットル/分の水を3mの距離であらゆる方向から3分間噴射 大量の水しぶき、横殴りの雨、ボート洗浄、荒れた海上での屋外使用
1 ATM 水深10 mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー
3 ATM 水深30mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー、水中への飛び込み
5 ATM、スイム 水深50mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー、スイミング、水中への飛び込み、シュノーケリング
10 ATM 水深100mに相当する圧力に対応 水しぶき、雨または雪、シャワー、水泳、水中への飛び込み、シュノーケリング、高速でのウォータースポーツ

Garmin 「防水等級について 」より

こうした記述を見れば分かるように、「50m耐水」というのは「水深50mまで潜っても大丈夫」といいうわけではありません。

水深50mに相当する圧力に耐えられることは試験で証明済みですが、それはあくまで時計が静止した状態で一定時間のみ行われた試験の結果です。

実際に水深50mで腕時計を着用して動いてしまうと、より強い圧力がかかってしまうため、場合によっては圧力に耐えきれなくなってしまうケースがあるわけです。

日常生活レベルでは気にしないで平気!

少し難しい話になってしまいましたが、要するにスマートウォッチの防水性能は「3ATM~5ATM(30m~50m耐水)程度あれば日常使用レベルではまったく問題なし」というわけです。

防水性能については、その程度の基準をクリアしていたら「まあ大丈夫か」と思うようにして、他の基準を重視してスマートウォッチを選ぶようにすれば、より自分に合ったモデルに出会えると思います!

なお、スマートウォッチを選ぶ際の基準については、下記の関連リンクで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にどうぞ。

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