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Apple Watchで「心電図」と「心拍数」は何が違う? 初心者にもわかる使い方&見分け方ガイド

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2025.06.03

「どっちも心臓に関係あるんでしょ?」と思っている人へ

Apple Watchには、「心拍数」と「心電図(ECG)」という2つの健康測定機能が搭載されています。

どちらも心臓に関わる機能ですが、役割も使い方もまったく違うのをご存じでしょうか?

この記事では、Apple Watchの2つの心臓系測定機能の違いを、初歩的なギモンにも答えながらわかりやすく解説します。

心拍数とは?:1分間に何回ドクンと打っているかを測定

・心拍数(しんぱくすう)は、1分間に心臓が打った回数(単位はbpm)
・Apple Watchの裏側にある光センサーで、手首の血流の変化を検知して測定
・日常生活中や運動中などに自動で記録されるのが特徴

心拍数が役立つシーン

・運動時の負荷チェック(心拍が上がっていれば運動効果も高い)
・安静時の体調確認(高すぎる or 低すぎると体調不良のサイン)
・睡眠やストレス状態の把握

心電図とは?:心臓の「電気的な動きの波形」を記録

・心電図(しんでんず)は、心臓の拍動をつかさどる電気信号の流れ(波形)を記録
・Apple WatchのDigital Crown(横の丸いボタン)に指を30秒間あてて測定
・医療でも使われる「1誘導心電図」と同様の仕組みで波形を描画

心電図が役立つシーン

・ドキドキが止まらない、不整脈のような感覚があるとき
・医師に相談したいときの記録として(PDFで書き出し可能)
・家族に心臓疾患の既往歴がある人の健康管理

初心者が持ちやすいギモンに答えます

Q. 心拍数と心電図、どう使い分けるの?

・心拍数は日常的な体調チェックや運動の指標に
・心電図は異常を感じたときに、より詳しく波形で確認したい場合に使います

Q. どっちも毎日測る必要ある?

・心拍数はApple Watchが自動で測ってくれるので気にしなくてもOK
・心電図は異常を感じたときなどに自分で手動で測るのが基本です

Q. 心電図を取ったら病気が見つかる?

・Apple Watchの心電図は心房細動(AFib)などの兆候を発見する補助的な機能です
・診断には医療機関の受診が必要です。異常が出たら医師に相談

Q. すべてのApple Watchで使えるの?

・心拍数:すべてのモデルで利用可能
・心電図:Apple Watch Series 4以降が対象、日本では22歳以上で使用可能

比較表:心拍数と心電図の違いをひと目で理解

項目 心拍数 心電図
何を測る? 心臓の拍動の回数(bpm) 心臓の電気信号の波形
測定の方法 光センサーで自動測定 Digital Crownに指を30秒間あてる
測定のタイミング 自動で定期的に記録 手動で必要なときに記録
主な用途 日常の体調や運動状態の把握 不整脈などの異常の兆候を記録
出力形式 数値とグラフ 波形+結果(PDF保存可)

活用のポイント:2つの機能を「併用」するのが賢い使い方

・普段は心拍数で体調をなんとなくチェック
・いつもと違う感覚があれば心電図で波形を記録
・心電図で異常が出たら早めに医師に相談

このように、2つの機能を使い分けることで、日常から異常の早期発見まで幅広く健康管理が可能になります。

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