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スマートウォッチが教えてくれた、テレワークの落とし穴。減ったのは歩数と睡眠の深さだった

スマートウォッチの使い方、基礎知識

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コロナ

在宅勤務やテレワークが日常化した今、「なんだか体が重い」「夜に眠れない」と感じている人は多いのではないでしょうか。

実はその不調、スマートウォッチが見抜いてくれます。本記事では、長年スマートウォッチを使い続けている筆者が、自身のアクティビティデータから“テレワークの過酷な現実”をあぶり出した体験を紹介します。

テレワークで深刻化する運動不足。スマートウォッチが示した衝撃の数値

新型コロナウイルス流行以前から、筆者は自宅で原稿執筆を行う生活をしていました。外出といえば打ち合わせや取材くらい。それでも多少の移動はありましたが、テレワークが本格化してからというもの、移動量は激減。電動自転車のアシストを「最大」にしてコンビニへ行くような生活が続きました。

そんな筆者でも「これはマズい」と感じたのが、2020年春の緊急事態宣言の頃。体が重く、頭がぼんやりする日が増えたのです。原因を探るべく、スマートウォッチで集計した「Appleヘルスケア」のデータを確認してみると……。

歩数の推移

歩数の平均が、過去最低の3,320歩に!
2019年の年間平均が約5,800歩だったのに対し、2020年は約4,700歩と1,000歩以上の減少。グラフを見るだけで、テレワークによる活動量低下が一目瞭然です。

年間の歩数推移

歩数だけでなく、アクティブエネルギー(消費カロリー)ランニング・ウォーキング距離登った階数といった指標もすべて右肩下がり。

消費カロリーの変化
ウォーキングとランニング距離
登った階数

結果として、筆者の体重は過去最高の80kgを突破。階段を上るだけで息切れと膝痛……。スマートウォッチが突きつけたのは、「テレワークは便利だが、体には過酷」という事実でした。

運動不足だけじゃない。スマートウォッチが示す「睡眠の質」低下

運動量の低下も問題ですが、さらに深刻なのが「睡眠の質」の悪化です。筆者が毎晩着用しているスマートウォッチ「Gobe」で睡眠データを確認すると、驚くほど低スコアの日が続いていました。

睡眠の分析結果

筆者の典型的な1日は、午前4時過ぎに就寝、朝8時に子どもたちを起こして朝食、10時にようやく二度寝から起きるというリズム。これは完全に「夜型のテレワーカー」の典型です。

家庭の事情もあり、日中は子どもの世話、夜にようやく仕事という流れで、慢性的な睡眠不足に。集中力は落ち、疲労は蓄積し、仕事効率も低下。スマートウォッチのデータを見ると、睡眠の深い時間帯(ディープスリープ)が著しく短くなっていました。

データで気づく「健康の危機」。スマートウォッチでできるセルフケア

こうした生活の乱れを「可視化」できたのは、スマートウォッチを日常的に身につけていたからこそ。数値として自分の状態を突きつけられることで、ようやく改善意欲が湧いてきました。

筆者は次のような対策を始めました。

・1日5,000歩を最低ラインとして、家の中でも意識的に歩く
・深夜作業を減らし、睡眠時間を6時間以上に確保
・睡眠の質スコアを毎朝チェックして改善策を試す(寝る前のスマホ使用を控える、照明を落とすなど)

これらを意識して続けるだけでも、徐々に体調が改善。スマートウォッチは、単なる“便利ガジェット”ではなく、健康を取り戻す「鏡」のような存在です。

まとめ:体調不良を感じたら、まずはスマートウォッチで「見える化」しよう

テレワークによる運動不足や睡眠の乱れは、自覚しにくいのが怖いところ。だからこそ、スマートウォッチで日々のデータを「見える化」することが第一歩です。

もし最近「疲れが取れない」「眠れない」「集中力が続かない」と感じているなら、まずはスマートウォッチを手に取ってみてください。あなたの体が出しているSOSが、データとして現れているかもしれません。

スマートウォッチで健康を管理し、仕事も人生ももっと快適に。今こそ、“自分の身体データ”に耳を傾けてみましょう。

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スマートウォッチを使った健康管理術や、在宅勤務での活用法をもっと知りたい方はこちらもどうぞ。

スマートウォッチの使い方・基礎知識記事一覧
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