指にはめてささやくと文字入力、トラックパッドも内蔵のスマートリング「OASIS 1」登場|289ドルで予約開始【海外ニュース】

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キーボードやマウス、タッチスクリーンに代わる新しい入力方法として、指輪型のデバイスが登場しました。スタートアップのOASISが発表した「OASIS 1」は、指にはめてささやくだけで文字を入力できるスマートリングです。しかも、リング本体には小さなトラックパッドが内蔵されており、音声入力の誤りを指先の操作でその場で直せるのが特徴です。

海外テックメディアDigital Trendsが報じたもので、価格は289ドルから。まずは公式が公開したポストをご覧ください。

指にはめて“ささやく”だけのAI音声入力

OASISはこのデバイスを「キーボードの次の一歩」と表現しています。使い方はシンプルで、リングに向かって小さな声でささやくと、内蔵マイクが拾った声をWisprFlowのAI音声認識技術がテキストに変換します。

デモ映像では、周囲の人に気づかれないよう静かに文章を書き込む様子が紹介されています。声を張り上げる必要がある従来の音声アシスタントと違い、ささやき声で入力できるため、オフィスや移動中でも使いやすいというのが売りです。

マイクとトラックパッドを1つの指輪に

OASIS 1が面白いのは、音声入力を直したいときの仕組みです。従来なら誤変換を直すのにキーボードへ手を伸ばす必要がありましたが、OASIS 1にはハプティック(触覚)フィードバック付きの静電容量式トラックパッドが内蔵されています。指先のわずかな動きでカーソルを動かし、テキストを編集し、画面を操作できるというわけです。

OASISによると、本体にはノイズを抑えるマイクや最大16時間持続するバッテリーを搭載し、複数のデバイスを切り替えながら使えるように設計されているとしています。「ささやいて入力し、指先で直す」という一連の操作が、指輪1つで完結する点が新しいところです。

目指すのは音声操作ではなく「キーボードの置き換え」

OASISは、この指輪を使って今すぐ働き方を全部変えてほしいと言っているわけではありません。あくまで、いまのキーボードと、AIがあらゆるデバイスでユーザーの意図をくみ取る未来との“橋渡し”として位置づけています。音声だけに頼らず、使い慣れたポインティングデバイス(トラックパッド)を組み合わせたのも、そのためだといいます。

もっとも、混み合ったオフィスで指輪に向かってささやく姿は、まだ少し奇妙に映るかもしれません。それでも、音声入力をタイピングと同じくらい自然で人目を気にせず使えるものにできれば、キーボードが「必須」ではなく「選択肢の一つ」になる未来に近づく可能性があります。

価格・予約・発売時期

OASIS 1は現在289ドルで予約を受け付けており、最初の出荷は2026年のクリスマス頃を予定しています。ただし、初回ロットの数量は限られるとOASISは説明しています。日本での展開については、現時点で情報は出ていません。

まとめ

OASIS 1は、ささやき声でのAI音声入力と、指輪に組み込んだトラックパッドを組み合わせた、これまでにないタイプのスマートリングです。健康管理を主眼とした一般的なスマートリングとは方向性が異なり、あくまで「入力デバイス」として設計されている点がユニークといえます。

万人向けの製品ではないかもしれませんが、キーボードに代わる入力手段を模索する試みとして注目に値します。日本での展開や実際の使い心地が明らかになれば、あらためて続報をお届けします。

Source: Digital Trends

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