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ファーウェイの血圧計つきスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D3」が、2026年9月23日からヨーロッパで販売開始になりました。海外メディアのGSMArenaが伝えています。イギリスでの価格は400ポンド、ドイツでは450ユーロからです。
血圧が測れるとうたうスマートウォッチは増えましたが、その多くは光学式センサーで推定するタイプです。WATCH D3はストラップに空気で膨らむカフ(エアバッグ)を内蔵していて、病院や家庭にある血圧計と同じ原理で測ります。ここが他機種と大きく違うところです。
イギリスは400ポンド、体重計がおまけに付く
イギリスでは、ファーウェイの公式サイト、Amazon、Currys、Argosで購入できます。希望小売価格は400ポンド。GSMArenaによると、Amazonでは30ポンドの割引が入っています。
公式サイトで買う場合の特典が手厚く、スマート体重計のHUAWEI Scale 3が無料で付き、さらにポイントが6倍(11月3日まで)。加えて、デジタル診療や理学療法、メンタルヘルス相談などが受けられる「Bupa Well+」の10か月分(200ポンド相当)も付きます。
ドイツは450ユーロ、Amazonはクーポンで430ユーロ
ドイツでは公式サイトが450ユーロ、Amazonがクーポンコード「HUAWEIDE20」の適用で430ユーロです。Amazonではイヤホンとのセット割引もあり、FreeBuds Neoを一緒に買うと108ユーロから89ユーロになります。
公式ストアでは、Scale 3かFreeBuds SE 4 ANCのどちらかを無料で選べます。血圧計つきという性格上、体重計とセットで健康管理をひとまとめにさせたい狙いが見えます。
前モデルから薄く、画面は大きく
前モデルのWATCH D2と比べると、厚みは13.3mmから11.3mmへ、画面は1.82インチから1.92インチへと変わりました。ファーウェイの公式サイトによれば、全体の重さは9%、厚みは15%減っています。カフの幅も狭くなり、着け心地が改善されたとしています。
カフを内蔵する以上、どうしても普通のスマートウォッチより厚くなります。その厚みを2mm削ってきたのは、毎日着ける機器としては意味のある変化です。画面は3000ニトのピーク輝度に対応し、屋外でも見やすくなりました。
24時間の自動測定と、運動前後の血圧チェック
WATCH D3の中心にあるのは、1回きりではない血圧の測り方です。24時間の自動測定(ABPM)に対応していて、日中と夜間、そして24時間の平均値をまとめたレポートをHUAWEI Healthアプリから出せます。血圧は1回測っただけでは判断できない、という考え方に沿った作りです。
運動前後の測定にも対応しました。運動前の血圧が高すぎるときは激しい運動を控えるよう知らせ、運動後2分以内に測ることで、その運動が身体にどう響いたかを見られます。対応するのは屋外と屋内のランニング、ウォーキング、サイクリングです。
製品の動きは、ファーウェイの公式動画で確認できます。
血圧以外では、心電図(ECG)アプリ、不整脈の通知、睡眠の分析、HRV、感情の記録などが入っています。100種類を超えるワークアウトモードや、Bluetooth通話、NFC決済にも対応します。バッテリーは通常使用で最大6日間、24時間の自動測定を有効にすると最大1日です。
主な仕様
| 製品名 | HUAWEI WATCH D3 |
| サイズ | 46.5×41×11.3mm(厚みは本体のもっとも薄い部分。センサー部を除く) |
| 重さ | 約40g(ストラップを除く) |
| ディスプレイ | 1.92インチAMOLED、408×480ピクセル、328ppi、ピーク輝度3000ニト |
| 対応手首まわり | 130〜210mm(Mサイズ130〜160mm/Lサイズ161〜210mm) |
| センサー | 9軸IMU、光学式心拍、ECG、環境光、気圧、温度、差圧、ホール |
| 血圧測定 | 機械式エアバッグ+高精度圧力センサー(オシロメトリック法)、CE MDR認証 |
| 接続 | Bluetooth 6.0、NFC |
| 対応OS | Android 8.0以降/iOS 13.0以降 |
| バッテリー | 通常使用で最大6日間、24時間自動測定を有効にすると最大1日 |
| 充電 | ワイヤレス充電(75分) |
| カラー | モカゴールド、ゴールド、ブラック |
| 価格 | イギリス400ポンド、ドイツ450ユーロ |
日本での扱いは
今回の発売はヨーロッパが対象です。日本のファーウェイ公式サイトには、本稿執筆時点でWATCH D3のページがまだ用意されていません(前モデルのWATCH D2のページは公開されています)。
WATCH D2は夜間の血圧測定で医療レベルの精度が報告されているモデルで、日本でも販売されています。D3も時間差で入ってくる可能性はあります。ただし血圧計を内蔵する機器は、国ごとの医療機器の扱いが関わってくるため、他の機種より時間がかかることがあります。続報が入り次第お伝えします。
まとめ
スマートウォッチの血圧測定は、手軽さと引き換えに精度が議論になりがちな分野です。そのなかでWATCH D3は、カフを巻くという昔ながらの方法をそのまま手首に載せる道を選んでいます。厚みは残りますが、測った数字の意味がはっきりしているのは強みです。
24時間の自動測定に対応し、日中と夜間の平均まで出せる機器が、時計として毎日着けられる形になってきました。日本での展開を待ちたいところです。
Source: GSMArena/HUAWEI 公式サイト
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