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窓拭きは、家事のなかでもとくに後回しにしやすい作業ではないでしょうか。高いところに手が届かない、外側は危なくて拭けない、拭いたつもりでも窓枠の際に汚れが残ってしまう。そんな理由で「気になってはいるけれど、なかなか手をつけられない」という方は多いはずです。
エコバックスジャパンは2026年8月21日、窓拭きロボット掃除機「WINBOT」シリーズの最新モデル「WINBOT W2S PRO OMNI」と「WINBOT W2S PRO」の2機種を発売しました。今回のモデルでは、これまで拭き残しが出やすかった窓枠の際まで届くエッジ清掃が強化されています。
窓枠の際まで届く「TruEdge 2.0」と、3方向から水を吹く新ノズル

今回の目玉が、進化したエッジ清掃技術「TruEdge 2.0」です。独自の「ラジアル・エッジロック構造」と呼ばれる八方向放射状のブラシ配列によって、窓の端までブラシが届くようになりました。耐久性と吸水性に優れた高密度フェルトブラシが、頑固な汚れや雨ジミ、たまったホコリを落としていきます。
窓拭きロボットは、窓枠にぶつかって止まったり、引っ掛かって動けなくなったりすることが弱点になりがちです。W2S PROでは、内側と外側の2軸で窓枠を検知する「デュアルアクシス・エッジ検知システム」と、サイドブラシを自動で昇降させる「ダイナミック・リフト&ラン機構」を組み合わせることで、引っ掛かりを減らして安定して走れるようにしています。
水の吹き方も変わりました。「3方向ノズル噴水技術」により3つのノズルから広角に噴射し、最大90%の散水カバー率を実現しています。細かいミストがガラス面に均一な水膜をつくって汚れを浮かせ、クリーニングパッドで拭き取る仕組みです。
水タンクは120mlで、従来のW1 PROおよびW2 PROと比べて容量が100%増えました。これにより清掃できる範囲は約25%広がり、一度の給水で最大75平方メートルまで続けて掃除できます。窓が多い家でも、途中で何度も水を足しに戻る手間が減りそうです。
なお同社は床用のロボット掃除機も手がけており、7月にはエコバックス「DEEBOT N50 OMNI」7月29日発売|毛絡み防止「ZeroTangle 3.0」を初搭載を発売しています。
7つの清掃モードを搭載。フレームのない窓や浴室の鏡にも対応

走行アルゴリズムには「WIN-SLAM 4.0」を採用し、窓の種類や使い方に合わせて効率的なルートを自動で組み立てます。清掃モードはスポット清掃、分割清掃、エッジ清掃、徹底清掃、念入清掃、高速清掃、ハイパワーダストの7種類で、ワンタッチで切り替えられます。
対応する窓のサイズは、最大8メートル×2.5メートルの大きな窓から、最小30センチ×40センチの小さな窓まで。開閉式の窓やテラスのガラスにも使えます。さらにガラス面の端を検知する「フォトカプラセンサー」を備えているため、フレームがない窓や浴室の鏡にも対応します。窓以外にも使い道があるのは、価格を考えるうえで意外と効いてくるポイントです。
動作音は4つの静音技術によって66dBに抑えられています。専用アプリ「ECOVACS HOME」から清掃モードの選択や遠隔操作ができるほか、音声ガイダンスが動作状況を知らせてくれます。
落下対策は多層構造。バッテリーが減っても約30分は吸着を維持

窓拭きロボットで誰もが気にするのが「落ちないのか」という点でしょう。W2S PROは、自動気圧補正機能、10,000Paの吸着力、フローティング式クリーニングパッドプレートなど、複数のハードウェアによる落下防止機能を組み合わせています。
とくに安心材料になりそうなのが、バッテリー残量が低下した場合でも約30分間はガラス面に吸着した状態を保つという点です。万一の停止時にも、すぐに落ちてしまうわけではない設計になっています。
加えて、本体の状態を検知する重力加速度センサーと、0.007秒という高速応答で窓の端を検知するフォトカプラセンサーを搭載。障害物を避けるほか、走行中に引っ掛かった場合は自動で抜け出します。
上位モデルの決め手は「OMNIステーション」

2機種の違いは、多機能OMNIステーションが付くかどうかです。上位の「WINBOT W2S PRO OMNI」にはこれが付属します。
安全ロープと電源コードを一体化した「2-in-1複合ケーブル」と自動ケーブル収納機能により、準備から片付けまでの手間が減ります。窓拭きロボットは本体の性能よりも「出すのが面倒」で使わなくなりがちなので、この部分の作り込みは地味ながら重要です。
ステーションには大容量の一体型リチウムバッテリーを内蔵し、満充電で最大110分の連続稼働が可能です。コンセントを確保しにくい場所の窓でも使えます。操作パネルからはケーブルの自動収納や清掃モードの選択など5つの操作ができ、本体やアクセサリーをまとめて収納するスペースも用意されています。
高層階の外窓を掃除する場合に効いてくるのが、3つの落下防止システムです。5kgのステーションカウンターウェイト、800Nを超える吸着力、最大1,000Nの力に耐える5.5メートルの安全ロープを組み合わせています。
主な仕様
| 製品名 | WINBOT W2S PRO OMNI | WINBOT W2S PRO |
|---|---|---|
| サイズ | 本体 272×272×76mm/ステーション 312×215×327mm | 本体 272×272×76mm |
| 本体重量 | 本体 2.1±0.1kg/ステーション 5±0.2kg | 本体 2.1±0.1kg |
| 最大吸着力 | 10,000Pa | 10,000Pa |
| 清掃モード | 高速/念入り/徹底的/エッジ/スポット/分割/ハイパワーダスト | 高速/念入り/徹底的/エッジ/スポット/分割/ハイパワーダスト |
| 走行アルゴリズム | WIN-SLAM 4.0 | WIN-SLAM 4.0 |
| OMNIステーション | 付属 | なし |
価格と販売店
| 製品名 | メーカー希望小売価格 | 発売日 |
|---|---|---|
| WINBOT W2S PRO OMNI | 99,800円(税込) | 2026年8月21日(金) |
| WINBOT W2S PRO | 69,800円(税込) | 2026年8月21日(金) |
3万円の価格差をどう見るかは、窓の環境しだいです。高層階の外窓を掃除したい、コンセントが遠い窓が多い、片付けの手間を減らしたいという場合はOMNI付きが向きます。手が届く範囲の窓が中心なら、下位モデルでも清掃性能そのものは同じです。
掃除ロボット全般の価格と機能の関係についてはロボット掃除機は価格で何が変わる?おすすめの選び方を2万円台・7万円前後・10万円超の違い・相場から実機で整理で整理しています。
販売はエディオン、ケーズデンキ、コジマ、Joshin、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなどの家電量販店(実店舗および各社ECサイト)と、以下のオンラインストアで行われます。
まとめ
WINBOT W2S PRO OMNIとWINBOT W2S PROは、窓枠の際まで届く「TruEdge 2.0」と3方向ノズル噴水技術によって、これまで拭き残しが出やすかった部分を埋めにきたモデルです。7つの清掃モードとWIN-SLAM 4.0で窓のサイズや形を選ばず、フレームのない窓や浴室の鏡にも使えます。
落下対策も、吸着力だけに頼らずセンサーと安全ロープを組み合わせた多層構造になっており、バッテリーが減っても約30分は吸着を維持します。窓拭きを「やらなければと思いつつ手が回っていない家事」のままにしている方にとっては、任せてしまうという選択肢が現実的になってきました。実際に暮らしのなかで役に立ったスマート家電は72㎡・子育て+猫世帯で本当に役立ったスマート家電6選|ロボット掃除機・加湿器・除湿機を実機レビューで総まとめにまとめています。
Source: エコバックスジャパン株式会社 プレスリリース
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