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電源タップを、足元に隠さなくてよくなります。
朝日電器が2026年9月15日11時から、デザイン電源タップ「モンタップ(montap)」のMakuake先行販売を開始しました。受付は12月15日22時まで、一般販売は2027年1月以降を予定しています。
4本脚で立つ形と、16種類のフィギュア付きキャップ。見た目の話が先に立ちますが、作っているのは全国有力家電量販店での電源タップ販売シェア2年連続1位(自社集計)を掲げる「ELPA」のメーカーです。安全面の作り込みも含めて見ていきます。
「隠す配線」から「魅せる配線」へ

本体・脚・コード・L字プラグまで同一色で統一している(画像:朝日電器)
電源タップは長らく「生活感が出るので足元に隠すもの」でした。そこに手を入れたのが今回の製品です。
朝日電器が挙げている背景は、リモートワークの定着と、SNSでの「デスクツアー」文化の広がりです。手元に置くものの見た目に関心が向かうようになった、という読みです。
デザインで徹底しているのが色です。本体、シリコン脚、コード、L字プラグまで同一色で揃えてあり、表面には陶器を思わせるマットなシボ加工が施されています。コードも独自配合で、シリコンのような柔軟性を持たせてねじれや浮きを抑えたとしています。
カラーはサンドベージュ、アーバングレー、サニーオレンジ、ナチュラルホワイトの4色です。4本脚のシルエットは意匠出願中。自社の3Dプリンタを使い、角度・重心・差込口の間隔をミリ単位で検証したと説明されています。
シリコン脚は滑り止めとして効く

4本脚のフォルムで、デスクに置いても生活感が出にくい(画像:朝日電器)
4本脚は見た目のためだけではありません。
脚には柔らかく高摩擦なシリコンが使われていて、プラグを抜き差ししたりコードを引っ張ったりしたときに横滑りしにくい設計です。デスクに置いて手元で抜き差しする前提なら、ここは効いてきます。デスク面を傷つけにくいのも、机上に置く製品として理にかなっています。
デスク周りの配線をどう扱うかは、机に挟むクランプ式のタップなど各社が解き方を変えて挑んでいる分野です。モンタップは「机の上に堂々と置く」方向へ振った製品です。
2タイプあるが、定格が違う

USB-Cポート付きタイプは最大20WのPD充電に対応(画像:朝日電器)
ラインナップは2タイプです。ここは仕様をよく見たほうがいい部分があります。
| タイプ | 構成 | 定格 | 本体サイズ |
|---|---|---|---|
| AC3個口 +USB-C |
AC3個口+ USB Type-C(PD20W) |
AC100V 14A | 155×42×46mm |
| AC3個口 | AC3個口 | AC125V 15A | 117×42×46mm |
注意したいのは、2タイプで定格が違う点です。電圧の表記も異なるためアンペアだけでは比べられませんが、ワットに直すとUSB-C付きが100V×14Aで1,400W、AC3個口が15Aで1,500W相当になります。電気ストーブやドライヤーのような消費電力の大きい機器をつなぐ予定があるなら、先にここを確認しておきたいところです。
USB-Cは最大20WのPD充電に対応します。スマートフォンやスマートウォッチの充電には十分ですが、ノートPCを充電する用途には足りません。ノートPCまで1台でまかないたい場合は、高出力のUSB-C充電器を別に用意する形になります。
コード長は1.5m、プラグはL字型で、家具の裏など狭い隙間でも使えるとしています。
安全対策を、遊びに変えた

キャップは差込口に挿す形。未使用ポートのホコリとトラッキングを防ぐ(画像:朝日電器)
いちばん目を引くのが16種類のフィギュア付きコンセントキャップです。
これは飾りだけのパーツではありません。キャップの下にはプラグの刃が付いており、未使用の差込口に挿して塞ぐ形です。ホコリの侵入とトラッキング火災を防ぐ、従来からあるコンセントキャップの役割をそのまま持っています。
トラッキング火災は、差込口まわりにたまったホコリが湿気を含み、微小な放電が繰り返されて絶縁部分が炭化し、最終的に発火する現象です。電源タップの寿命は3〜5年という注意喚起もあるように、普段見えない場所ほど起きやすい事故です。使っていない口を塞いでホコリの侵入を防ぐこと自体は昔からある対策で、それを着せ替えの楽しみに変えたのがこの製品の発想です。
フィギュアは360度回転し、帽子をかぶせたり背中に背負わせたりできます。全16種のうち1種はシークレットで、何が出るか分からないランダムパッケージ。そしてキャップは別売です。ただしMakuakeの全リターンには付属するとしています。
特定電気用品のPSEマークを取得
安全面でもうひとつ挙げられているのが、電気用品安全法に基づく「特定電気用品」としてのPSEマーク認証です。
PSEマークには2種類あります。特定電気用品は菱形で、国に登録された第三者検査機関による適合性検査を受けることが義務づけられています。もう一方の丸形(特定電気用品以外)には、第三者機関による適合性検査までは義務づけられていません。
朝日電器はモンタップについて、この特定電気用品としてのPSEマークを「正式認証を取得」と明記しています。デザインが目を引く製品ほど、この土台があるかどうかは見ておきたい点です。
身のまわりの電気製品による火災は実際に起きていて、消費者庁が9月に公表した重大事故では火災58件のうち3分の2が充電池を積んだ製品でした。安い製品を選ぶ前に、認証の有無を確かめる価値はあります。
価格とプロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | モンタップ(montap) |
| 先行販売 | 2026年9月15日11:00 〜12月15日22:00 |
| リターン | 最大30%OFFの先行割引、複数台セットなど 全リターンにフィギュア付きキャップが付属 |
| お届け予定 | 2027年1月中旬より順次 |
| 一般販売 | 2027年1月以降を予定 |
| バリエーション | AC3個口+USB-C(PD20W)/AC3個口 |
| カラー | サンドベージュ/アーバングレー サニーオレンジ/ナチュラルホワイト |
| コード長 | 1.5m(L字プラグ) |
| 素材 | ABS+PC(本体)、ユリア樹脂(刃受け) シリコン樹脂(脚部) |
| 販売元 | 朝日電器株式会社(ELPA) |
先行価格の具体的な金額はプレスリリースに記載がなく、最大30%OFFという割引率のみ公表されています。実際の金額はプロジェクトページで確認が必要です。
まとめ
モンタップは、朝日電器(ELPA)が手がけるデザイン電源タップです。Makuakeでの先行販売は2026年9月15日11時から12月15日22時まで、お届けは2027年1月中旬から、一般販売は2027年1月以降を予定しています。
4本脚のシルエットは意匠出願中で、本体からコード、L字プラグまで同一色。脚のシリコンは滑り止めとして機能し、16種類のフィギュア付きキャップは未使用の差込口を塞いでトラッキングを防ぎます。安全対策を着せ替えの楽しみに変えたのが、この製品の面白いところです。
実用面で見ておきたいのは、USB-C付きタイプの合計が1,400W相当である点、USB-Cの出力が最大20Wである点、そしてキャップが別売でランダムである点の3つです。土台としては特定電気用品のPSEマークを取得しており、老舗メーカーらしい押さえ方です。
Source: 朝日電器株式会社 プレスリリース/画像:朝日電器
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