画面を持たないスマートバンド「b.race」が一般販売を開始|14,300円の買い切りでAI機能も月額0円

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b.race(ブレス)のカラーバリエーション。ダークブラックとスカイグレーの2色の本体とストラップ

運動中に通知で気が散る、寝るときに画面がまぶしい、充電を忘れるとデータが途切れる。スマートウォッチを使っていて、そう感じたことはないでしょうか。

そうした引き算の発想で作られたのが、画面を持たないバンド型のウェアラブルです。APPOSTER JAPANのスマートバンド「b.race(ブレス)」が2026年9月9日に発売され、9月18日には全国の家電量販店やオンラインストアでの一般販売が案内されました。価格は14,300円(税込)で、月額費用のかからない買い切り型です。

予告どおり9月9日に発売された

APPOSTER JAPANのスマートバンド「b.race(ブレス)」ダークブラックとスカイグレーの2色。画面を持たないストラップ型のウェアラブル

画面を持たないストラップ型のb.race(画像:APPOSTER JAPAN)

b.raceは、スマートリングを展開してきたブランド「b.ring(ブリング)」にとって初めてのバンド型モデルです。8月の発表どおり9月9日に発売され、8月26日から受け付けていた予約販売に続いて、一般販売が始まりました。

カラーはダークブラックとスカイグレーの2色です。同梱品は専用アームバンド付きの本体と充電ケーブルで、届いたその日から使い始められます。

どこで買えるのか

同社によると、取り扱いはAmazon.co.jp、楽天、公式ストアのほか、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ハンズなどです。家電量販店の店頭で実物を見てから決められるのは、着け心地が気になるバンド型では安心できるところです。

Amazonでは2色とも14,300円で販売されています(2026年9月20日時点)。

ダークブラックをAmazonで見る

スカイグレーをAmazonで見る

公式サイトで詳細を見る

画面をなくして軽さとバッテリーに振った設計

b.race(ブレス)を手首に装着した男性と、上腕用アームバンドに取り付けたダークブラック・スカイグレーの本体

手首だけでなく上腕にも装着できる(画像:APPOSTER JAPAN)

本体は約20gで、サイズは43.2×28×8.7mmです。素材はPCとナイロンで、手首周り180〜250mmに対応します。同梱のアームバンドを使えば、手首ではなく上腕に着けることもできます。

バッテリーは最長12日間、充電は約60分です。画面表示に電力を使わない分、充電の回数を減らせるのが画面なしバンドの強みで、睡眠を毎晩記録したい人には効いてきます。防水は5ATM相当です。

センサーは光学式心拍センサーと6軸モーションセンサーで、心拍数、血中酸素(SpO2)、心拍変動(HRV)、睡眠、ストレス、活動量(歩数・距離・消費カロリー)、月経管理に対応します。運動モードは19種類以上です。画面がないので、測った内容を確認するのはスマホのアプリ側になります。

この「画面をなくして軽さと電池に振る」という考え方は、Amazfit Helio Strapの実機レビューでも確かめたとおり、着けていることを忘れる装着感につながります。一方で、時刻や通知をその場で見たい人には物足りなく感じる部分でもあります。

アプリのAI機能は月額0円で使える

b.raceが対応するアプリApp 3.0の画面。ボディリズム、AIチャットボット、カロリーAI、AI健康レポート、暑さリスク、屋外運動ルート記録、データ共有、歩数ランキング、生理周期などの機能が並ぶ

アプリ「App 3.0」の主な機能(画像:APPOSTER JAPAN)

b.raceは、2026年7月に提供が始まったアプリの大型アップデート「App 3.0」に対応します。同社によると、主な機能は次のとおりです。

AI健康レポート 前日の睡眠・活動量・心拍などをまとめた「昨日のまとめ」と「今日の健康アドバイス」を毎日提供
カロリーAI 食事の写真を撮るとカロリーと主要栄養素を自動計算。日・週・月の栄養バランスを表示
ボディリズム 体内時計に基づくその日のコンディションを表示
暑さリスク 現在地付近の暑さ指数などに基づく暑さリスクの目安を表示
通知 電話・SMS・メッセージアプリの着信を振動で知らせる。アプリ内でのアラーム設定にも対応
その他 歩数ランキング、家族モニタリング

これらを含めて月額課金はありません。専用アプリ「b.ring」は無料で、購入後はすべての計測機能とAI機能を追加費用なしで使えると案内されています。同社は、AI健康レポートもカロリー解析も日本語のまま確認できる点を挙げています。

対応OSはiOS 15.6以降とAndroid 8.0以降で、AppleヘルスケアとGoogleヘルスコネクトに連携できます。

b.ringシリーズの中での位置づけ

スマートリングのb.ringシリーズと、新たに加わったバンド型のb.race(ブレス)を並べたブランドラインアップ

リング型のb.ringに、バンド型のb.raceが加わった(画像:APPOSTER JAPAN)

b.ringは指に着けるスマートリングを中心に展開してきたブランドで、日本では次のラインアップになります。

製品 タイプ 価格(税込)
b.race(ブレス) スマートバンド 14,300円
b.ring G1S スマートリング 8,800円〜
b.ring G2 スマートリング 13,200円〜
b.ring Pro スマートリング 24,200円

同社は、運動中も安定して測りたいという要望に応えるかたちでバンド型を用意したと説明しています。指輪型は日常の記録に向く一方、運動中は指の動きや汗の影響を受けやすい場面があります。リングとバンドのどちらを選ぶかは、運動の頻度で変わってきそうです。価格だけで見ると、エントリーのb.ring G1Sとb.ring G2の間にb.raceが入る形です。

画面なしバンドの選択肢はこの1年で増えた

画面を持たないバンド型は、ここ1年で各社から出そろってきました。SWLで取り上げてきたモデルと並べると、b.raceは価格の低い側に位置します。

製品 価格 特徴
b.race 14,300円(税込) 約20g、最長12日、月額なし
Amazfit Helio Strap 17,600円 ストラップ型、サブスクなしで回復スコアまで対応
MYAKU BAND 19,700円から 国内ブランド、バッテリー推定約30日
Garmin CIRQA 32,800円 Garmin初の画面なしバンド、サブスクなし

それぞれ測れる項目やアプリの作りが違うので、価格だけで決められるものではありません。ただ、国内ブランドのMYAKU BANDのように選択肢が増えてきたことで、画面なしという選び方自体が特殊なものではなくなってきました。

主な仕様

製品名 b.race(ブレス)
発売日 2026年9月9日(予約販売は8月26日10時から)
価格 14,300円(税込)
カラー ダークブラック/スカイグレー
主な計測項目 心拍数、血中酸素(SpO2)、心拍変動(HRV)、睡眠、ストレス、活動量(歩数・距離・消費カロリー)、月経管理、運動モード19種類以上
センサー 光学式心拍センサー、6軸モーションセンサー
重量・サイズ 約20g/43.2×28×8.7mm
素材 PC+ナイロン
バッテリー 最長12日間(使用条件により変動)/充電約60分
防水 5ATM
対応OS iOS 15.6以降/Android 8.0以降
連携 Appleヘルスケア/Googleヘルスコネクト
対応サイズ 手首周り180〜250mm
同梱物 専用アームバンド付き本体、充電ケーブル

まとめ

b.raceは、画面をなくすことで約20gの軽さと最長12日のバッテリーを実現したバンド型のウェアラブルです。14,300円の買い切りで、AI機能まで含めて月額費用がかからない点が、先行するモデルとの違いになります。

画面がない分、その場で数値を見る使い方には向きません。測ったデータはスマホのアプリで確認する前提なので、通知や時刻を手元で見たい人はスマートウォッチのほうが合います。逆に、運動と睡眠の記録を軽い装着感で続けたい人、充電の手間を減らしたい人には、選びやすい価格帯の1台です。

なお同社は、b.raceは医療機器ではなく、計測値は健康管理やウェルネスを目的としたもので、病気の診断や治療、予防を目的としたものではないとしています。

Source: 株式会社APPOSTER JAPAN プレスリリースb.ring公式サイト
画像: APPOSTER JAPAN

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