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「スマホ」は人と世界のつながりをどう変えたのか?依存・人間関係・民主主義等の観点からスマホと社会を考察する書籍が発売

BOOK

2022.04.14

今や「1人1台」が当たり前のものになり、日常の買い物の決済から緊急時の連絡まで、ありとあらゆる場面で利用するものになったスマートフォン。

その存在は、この社会のあり方も大きく変えてきたことは想像に難くないでしょう。

では、「スマホ」は人と世界のつながりをどう変えたのでしょうか?

そんなことを考えるうえで面白そうな書籍『スマートフォンと○○の世界』(ナカニシヤ出版)が発売になりました。

同書では、依存・人間関係・意思決定・社会調査・企業間国際競争・民主主義という6つの切り口から、スマートフォンと共にある社会を考察。

政治、経済、社会、そして人間関係がスマホでどう変わったのか。そんなことに興味がある人にはオススメの一冊です。

『スマートフォンと○○の世界』(ナカニシヤ出版)

source:Amazon

A5/84ページ 税込990円
Amazonで詳細を見る
公式サイトで詳細を見る

本の内容

はじめに

第1章 スマートフォンと依存の世界 (正司哲朗)

一 インターネット上で提供されるサービスの歴史

二 インターネット・スマートフォン依存

三 大学生を対象としたネット依存に関する調査

四 ネット依存の分析と傾向

第2章 スマートフォンと人間関係の世界 (中原洪二郎)

一 スマートフォンの利用目的

二 SNSと人間関係

三 SNSにおけるコミュニケーションのかたち

四 SNSは「スマート」なのか

五 クローズ型SNSのここに気をつけよう

第3章 スマートフォンと意思決定の世界 (中坊勇太)

一 はじめに

二 経済学で意思決定を考える

三 スマートフォンを「思ったよりも」使いすぎてしまうメカニズム

四 現在バイアスがもたらす問題への対処法

五 おわりに

第4章 スマートフォンと社会調査の世界 (吉村治正)

一 はじめに

二 ウェブ調査への着目と問題点

三 背景にある社会調査法の問題点

四 ウェブ調査の偏りの検証

五 これからの社会調査

第5章 スマートフォンと企業間国際競争の世界 (尾上正人)

一 世界市場で戦えなくなった日本の製品

二 iPhone を分解して現れる日本企業

三 「準日本製」のボーイング旅客機

四 BtoC企業とBtoB企業

五 BtoCからBtoBへの華麗なる転身?

六 掃除機のダイソン氏の賞賛と嘆き

七 おわりに

第6章 スマートフォンと民主主義の世界 (竹中 浩)

一 はじめに

二 個人情報の集積と利用

三 情報のパーソナル化とSNS

四 おわりに

本の著者

正司哲朗(しょうじ・てつお)
奈良大学教授。情報学。和歌山県紀の川市生まれ。龍谷大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。
主な著書 「深層学習による画像診断を利用した動物遺存体の同定技術の構築に向けて」〔共著〕(『考古学ジャーナル』、 二〇二一)、『ズーン・バイトラグ川流域の考古学』(モンゴル語)〔共著〕(モンゴル科学アカデミー歴史・考古学研究所、二〇一八)ほか。

中原洪二郎(なかはら・こうじろう)
奈良大学教授。社会心理学。京都府京都市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。修士(文学)。
主な著書 『社会の見方、測り方~ 計量社会学への招待』〔共著〕(勁草書房、二〇〇六)ほか。

中坊勇太(なかぼう・ゆうた)
奈良大学講師。マクロ経済学。京都府生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。
主な著書 “Capital accumulation game with quasi-geometric discounting and consumption externalities.” 〔共著〕 Economic Theory, 71(1), 2021, pp.251-281.

吉村治正(よしむら・はるまさ)
奈良大学教授。社会学、社会調査法。北海道札幌市生まれ。シカゴ大学社会学部(大学院)修了。Ph.D.
主な著書 『社会調査における非標本誤差』〔単著〕(東信堂、二〇一七)、『近代日本社会学者小伝』〔共著〕(勁草書房、一九九八)ほか。

尾上正人(おのうえ・まさと)
奈良大学教授。産業社会学、社会生物学。岡山県瀬戸内市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)
主な著書 『モビリティ社会への展望』〔共著〕(慶應義塾大学出版会、一九九八)、『中小企業の競争力基盤と人的資源』〔共著〕(文真堂、一九九九)、『遺伝子社会学の試み』〔共編著〕(日本評論社、二〇二一)

竹中 浩(たけなか・ゆたか)
奈良大学教授。政治学・西洋政治思想史。岐阜県岐阜市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。
主な著書 『模索するロシア帝国―大いなる非西欧国家の一九世紀末―」〔単著〕(大阪大学出版会、二〇一九)、『言葉の壁を越える―東アジアの国際理解と法―』〔編著〕(大阪大学出版会、二〇一五)、『近代ロシアへの転換―大改革時代の自由主義思想―』〔単著〕(東京大学出版会、一九九九)ほか。

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