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Fitbit Charge 6使用レビュー。Suica搭載の軽量モデルで23800円!

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2023.10.16

Google傘下のブランドで、高性能でデザイン性の高いスマートウォッチを数多く発売してきたFitbit。

その最新モデル「 Fitbit Charge 6」の使用レビューを本記事ではお届けします。

非常に軽量コンパクトながら、健康関連の測定機能に優れたモデルで、なおかつSuicaも使える点が非常に優秀に感じました。

Fitbit Charge 6

 

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Google ストアや Fitbit.comやAmazonなどで購入可能で、価格は23,800 円(税込)。

Android 9.0 以降または iOS 15 以降を搭載したほとんどのスマートフォンで使用が可能です。

Obsidian/Black、Porcelain/Silver、Coral/Champagne Goldの3カラーが用意されており、今回レビューするのはCoral/Champagne Goldのカラー(機能はどのカラーも一緒です)。

ペアリングしたスマートフォンはiPhone 13になります。

なお本モデルはブランド側から貸与いただいたものを使用していますが、広告記事ではありませんので、感想は率直にお伝えします!

主要な機能をチェック!

まずは当サイトが使用しているスマートウォッチの主要機能表を使って、本モデルの搭載機能をチェックしていきます。

緑色になっている部分が搭載している機能です。

まず注目すべきはSuicaの搭載ですね。

合わせてVisaのタッチ決済も使用可能なことが確認できています(ただし、対応しているカードはは非常に限られます)。

そのほかスマホの通知機能はもちろんのこと、血中酸素飽和度などの健康系の機能、運動系の運動系の機能はオールラウンドに揃っています。

体表温度の測定などの比較的新しい機能に対応している点もポイントが高いですね。

一方でマイクとスピーカーは非搭載で、Googleアシスタントなどの音声入力は使えません。

またGoogle Pixel WatchやGalaxy  WatchのシリーズのようにAndroid系のアプリを自由に追加できる機能はありません。

そして、この価格帯のスマートウォッチでは当たり前に付いている天気予報のチェックもできない……というのは意外でした。

ただ、全体としてみればオールラウンドな機能が揃ったモデルといえますし、Suica対応で2万円台前半という価格は非常に魅力です!

いざ開封

では製品を開封してレビューしていきます。

パッケージはこのような雰囲気。

Fitbit by Googleの文字があるように、Google系列のブランドであることが分かります。

こちらが時計本体です。

続けて同梱品もチェックしていきましょう。

充電ケーブルと、同色のバンドの長さが長いタイプ、そして説明書類が同梱されていました。

なお167cmの男性の私は、元から装着されていた短い方のバンドで問題なく装着できたので、大半の人は上記のバンドに付け替えなくてもそのまま着用できると思います。

見た目をチェック!

本モデルはバンド型ながら、ケース部分はアルミで作られているのが特徴。

アルミ部分のカラーはブラック、シャンパンゴールド、シルバーの3色で、今回レビューするモデルはシャンパンゴールドです。

バンド型のモデルはともすると安っぽくなりがちですが、高級感もしっかりあるモデルです。

なお水深50mまでの耐水仕様のモデルでもあります。

また、見た目がスッキリ見えるのは、大きく出っ張った物理ボタンが存在しないため。

え、ボタンが一切ないの……?と感じるデザインですが、左側面にわずかな突起があり、この部分がボタンの役割を果たしています。

小さな突起ですが、操作がしづらいということはありません。

重量はバンド込みで28g。バンドなしのケースのみだと14gと非常に軽量です。

軽さとコンパクトさを重視する人には、この点は魅力的ですね。

ディスプレイのサイズは縦 3.87cm、横 1.86cm、高さ 1.17cm。

Apple Watchのようなスクエア型、Galaxy WatchやPixel Watchのようなラウンド型のモデルと比べると、やはり横幅が狭いのが特徴です。

そのぶん着用感は非常に軽く、腕を動かした際や、長袖の服を脱ぎ着するときに邪魔になることもありません。

ブラックカラーのものなら、スーツと合わせて着用していても悪目立ちはしないはずですし、別売のレザーベルトなどと合わせれば、よりスタイリッシュに見えるでしょう。

シリコンのバンドはワンタッチで着脱が可能。

今回のレビューではかなりポップなコーラル(オレンジ色)のバンドをしていますが、替えバンドは公式サイトでも多数販売されていますし、ケースもバンドもブラックの製品もあるので、お好きなもので揃えましょう。

画面はバンド型で小型なため、細かいデータを閲覧したい人には不向きですが、「健康のデータを計測しつつ、Suicaの決済に使いたい」という人には向いたモデルです。

なおケースの両側面の金属部分は、皮膚電気活動 (EDA) スキャンをする際にも使用します(詳しくは後述)。

基本的な操作

1ボタンのスマートウォッチなので、操作法は特に難しくありません。

ボタンはウォッチフェイスの状態に戻ったり、消えていた画面を点灯させたりする、いわゆるホームボタンの役割を果たしています。

素早く2回タップするとSuicaやクレジットカードなどの決済画面を呼び出せます(なお規定に設定した支払い方法は操作不要で支払いができます)。

ほかの操作は上下左右のスワイプで各種機能を呼び出せます。

まとめると以下のような形です。

・下から上にスワイプ→歩数、心拍数、血中酸素濃度などの健康、運動系のデータの閲覧

・上から下にスワイプ→支払い決済、おやすみモードの設定ほか、各種設定

・右や左のスワイプ→通知、エクササイズ、YouTubeMusicの操作、タイマーほか各種アプリの画面

・操作が進んだ画面から左にスワイプ→「戻る」の役割

・文字盤の状態で画面をタップ→表示されている一部の指標が変更

使えるアプリも限られているので、一度慣れれば操作に迷うことはないでしょう。

なお、不要なアプリについてはアンインストールすることも可能なようです。

ウォッチフェイスはスマホのFitbit アプリから変更が可能。

様々なバリエーションのものが用意されています。

文字盤によっては、タップした際に表示する項目のカスタムも可能です。

文字盤は常時表示も可能な点もポイントが高いですね(常時表示中は文字盤がややシンプルな見た目になります)。

なおバッテリーは最大7日間持続との公式表記。

文字盤を常時表示にしない状態だと、1日使っても15%程度しか減らない日もあったので、実際に7日程度バッテリーが持つ使い方も可能そうです。

ただし画面を常時表示にすると、バッテリーの消費速度は2倍以上に増えた感じだったので、常時表示だと2日ちょっとでバッテリー切れになる感じでしょうか。

日常の機能

では具体的な機能をチェックしていきます。

まずは日常で使う機能です。

頻繁に受け取る通知については、どのアプリから受け取るのかをスマホのFitbitアプリから設定が可能。

LINEは内容を読むことはできないですが、メールや他のアプリからの通知では、冒頭のほうの文章が表示されるものもあります。

細かな内容はスマートウォッチ上で見ないけど、スマホを見るきっかけとして通知を受け取りたい……という人には必要十分な機能といえるでしょう。

またアラームやタイマーといった機能も揃っています。

ただ、このスマートウォッチは縦長の画面+1ボタンなので、画面の縦スワイプを繰り返すことでしか時間を設定できないところは難点。

音声入力でタイマーをかけたりもできないので、タイマー機能を頻繁に使う人には不向きかもしれません。

一方で決まった時間にアラームをかけるだけの人なら、一度時間を決めて繰り返しの設定にするだけなので、手間にはならないでしょう。

スマホの音楽の再生・停止機能についてはYouTube Musicが使えますが、ほかの音楽アプリは使用不可。

またYouTube Musicのプレミアム登録が必要な点も難点といえそうです。

Suicaはやっぱり超便利

SuicaはスマホのFitbitのアプリの「ウォレット」の項目から新規追加が可能。

最初に1000円をチャージすることで、すぐ使えるようになります。

規定のカードに設定しておけば、タッチ操作不要で使える点も非常に便利です。

改札通過にコンビニや自販機での買い物など、いろいろ使ってみましたが不具合も特にありませんでした。

チャージもFitbitのスマホアプリ上から簡単に行なえます。

ただ、装着後は一度、設定した4桁の暗証番号の入力が必要。

この入力が少し面倒で、細長い画面のスクロールを4回行って、4つの数字を選ばなければいけません。

ここがやや難点に感じました。

またクレジットカードのタッチ決済も使えるのですが、公式サイトの対応しているカードを見ると、現状使えるのはPayPay銀行とソニー銀行のカードのみ。

筆者は偶然にも両方とも持っているので、ソニー銀行のほうでウォレットから設定をしてみました。

設定をする際は、画面に表示されたソニー銀行のカスターマー窓口まで電話をすることが必要で、窓口の方と本人確認を行ったうえで使用が可能になりました。

今はクレジットカードのタッチ決済がコンビニ等でも使えるようになったので、こちらも設定しておくと便利かと思います。

なお「Googleマップが使える」という触れ込みでしたが、実際の機能としては、スマホでGoogleマップのナビを立ち上げていると、次に曲がるべき場所などのナビがCharge 6の画面にも表示される……といった内容。

スマホの補助的な使い方という感じでした。

健康の機能

次は健康の機能をチェックします。

先述のように画面を下から上にスワイプすると、スマートウォッチの画面上で各種の健康指標をチェックできます。

ただ、タップして細かいデータが見れるわけではないので、計測結果の確認はスマホのFitbitアプリで行うことになります。

睡眠のデータについては、こちらのようにスコアのほか、「目覚めていた時間」「レム睡眠」「浅い眠り」「深い眠り」の時間をグラフで確認が可能。

ちょっと目が覚めた時間なども正確に記録されていて、こちらの精度は申し分ないと感じました。

睡眠中の血中酸素濃度の推定もしてくれたりする点もポイントが高いです。

またFitbit Premiumに加入すると「睡眠中の心拍数」「一晩にどのくらい寝返りをしたか」などのデータも確認ができ、さらに計測結果が詳細になります。

新規ユーザーの方はFitbit Premium(月額640円、年間なら6400円と少し割安)を購入から6ヶ月間無料で使うこともできるので、お試し感覚で使ってみると良いでしょう。

心拍数についてもFitbit Premium未加入でも詳細なデータが閲覧可能。

Charge 6 は、Fitbit のト ラッカー史上、最も正確な心拍数測定機能を搭載しているそうで、こちらの精度もさすがの高さという印象です。

そのほか夜間の血中酸素濃度や推定睡眠時皮膚温の変動なども確認が可能です。

このあたりの数値は医療用途を意図したものではないので、参考程度にチェックするとよいでしょう。

皮膚電気活動 (EDA) スキャンという機能もあります。

こちらは時計のケースの側面を3分間タッチしつづけるマインドフルネスセッションを行わなければいけませんが、その最中に心拍数と皮膚電気反応(皮膚上での微小な電気的変化)を記録。

セッション中の体の反応を確認できます。

またストレスマネジメントスコアや今日のエナジースコアという数値も表示してくれます。

こちらの詳細はFitbit Premiumに加入すると確認が可能ですが、健康系の機能は有料会員にならなくても十分に優れたものといえるでしょう。。

運動の機能

運動の計測結果もチェックしてみます。

ウォーキング、ランニングほか、40種以上の運動を計測可能です。

こちらのスマートウォッチはGPSを搭載しているので、スマホなしでも移動の軌跡を含めた運動の記録が可能となっています。

運動中の画面表示は上記のような形。

画面が小さいため、一画面に表示できるデータは少ないですが、タップするたびに「経過時間」「リアルタイムの心拍数」など表示が切り替わります。

タップの手間はありますが、表示できるデータは結構豊富だといえるでしょう。

またランニング中は、今の心拍ゾーンが有酸素運動のゾーンにあることなどもバイブで通知してくれました。

実際に10分ちょっとのランニングを計測した結果が上記のものになります。

移動の軌跡はかなり正確に記録できている印象でした。

運動中の各々の心拍ゾーンの時間、心拍数の変動のグラフなども見やすく表示してくれます。

ランニング向けのモデルほどの充実度ではないですが、日常の運動を計測するには問題のない精度でしょう。

なおウォーキング等は自動で計測をしてくれる機能もあり、歩きはじめると自然に計測が始まっていることがよくありました。

運動をくまなく記録したい人には便利な機能といえるでしょう。

またトレッドミル、クロストレーナー、ローイングマシン、フィットネスバイクなどの対応するエクササイズマシンにCharge 6 を接続することで、心拍数をリアルタイムで表示する機能もあります。

Suica+健康管理の軽量モデルならベストな選択

といった形でしばらく使ってきましたが、使っているときに感じたのは軽さと快適さ。

大型ディスプレイのモデルは画面の見やすさや操作のしやすさが魅力ですが、そのぶん重くなり、腕に着けていて邪魔に感じる場面も増えます。

一方でCharge 6はとにかく小さく軽いので、装着中のストレスはほぼゼロでした。

また健康機能のレベルの高さは流石だなということ。

そして、Suicaが使えるのはやはり非常に便利です。

一方で画面が小さい分、画面上で見れる項目は少なく、なおかつタイマーの設定など入力が必要な機能は不便な部分も。

なので、「スマートウォッチは数値を計測する目的で使うので、画面上では細かなことは見れなくていい」という人向けのモデルなのかなという印象です。

そうした欠点はありつつも「とにかく軽くて小さい」「なおかつSuicaが使える」という点が大きな魅力なので、このレビューで魅力を感じた方には非常にオススメしたいモデルです!

なお、同じくAndroidで使える高性能モデルのGalaxyシリーズのレビューや、他のSuicaが使えるスマートウォッチのレビューは、下記の関連記事にて是非チェックを!

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Galaxy watch 6使用レビュー。Android向けスマートウォッチの最強モデル! 

2023年10月時点の「Suicaが使えるスマートウォッチ」12選。Apple Watch、Fitbit、Google、SONY、Galaxy、Garminの主要モデルを網羅!

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