海外でプレスリリースを配信するBusiness Wireによると、Amazfitは2026年5月13日、トレイルランニング特化型のスマートウォッチ「Cheetah 2 Ultra」を発表した。グレード5チタンを採用したボディに33時間のGPSバッテリー、フルカラーの地形図ナビゲーションを搭載するなど、ウルトラランナーや山岳レースを目指すランナーに向けた本格的な1台だ。現時点では米国での発売が発表されており、日本版の発売はまだ発表されていない。国内での登場が待たれるモデルのひとつとして、注目しておきたい。
ウルトラレースを想定した設計思想
Cheetah 2 Ultraは、同時期に発表されたロードマラソン向けモデル「Cheetah 2 Pro」の兄弟機にあたる。Pro がアスファルトを走るランナー向けに設計されたのに対し、Ultraは標高差のあるテクニカルな山道を長時間移動するランナーのために設計されている。
ボディにはグレード5チタンをベゼル・フレーム・裏蓋に採用し、傷に強いサファイアガラスで画面を保護する。重量を抑えながら高い耐久性を確保するという、山岳レースならではのバランスを意識した構造だ。ディスプレイは1.5インチのAMOLEDで、最大輝度3,000ニット。早朝のアルペンスタートから日差しの強い稜線まで、どんな環境でも視認しやすい明るさを確保している。
また本体にデュアルモードフラッシュライトを内蔵し、白・赤・SOS・ブーストの4モードに対応する。最大300ルクスの光量を持ち、早朝や夜間の山岳行動でも安心だ。
トレイルランニングモードで33時間のGPSバッテリー
山岳レースにおいてバッテリーは生命線になる。Cheetah 2 Ultraは、常時表示・心拍測定・デュアル周波数GPS・全衛星測位・地図ナビゲーションをすべてオンにした「トレイルランニングモード」で、最大33時間の連続動作を実現した。100マイルや100kmクラスのウルトラレースを想定した数字であることは間違いない。
日常使いでは最大30日間の電池持ちが見込まれており、トレーニングサイクルの合間も充電を気にしすぎずに使えるよう設計されている。
山岳地形に対応した精密ナビゲーション
ナビゲーション機能はトレイル特化型として大幅に強化されている。円偏波GPSアンテナを採用したデュアル周波数・6衛星測位により、深い森や急峻な谷でも精度の高い経路追跡が可能だ。
地図機能では、フルカラーのトポグラフィックマップと等高線マップを搭載。レンダリング速度は従来比2.5倍、地図のリフレッシュ速度は12倍に向上し、走りながらのルート確認がよりスムーズになった。スマートフォンやネットワーク接続なしに、ポイント間のルート作成、周辺の地点検索、自動リルートに対応する。
また、アップデートされたトレイルランニングモードには「標高概要」機能が追加された。ルート全体にわたって斜面の難易度をカラーで色分けして表示し、次に来る登りの厳しさを一目で把握できる。傾斜・地形抵抗・累積標高差による「負荷係数計算」も取り入れられており、山岳レースでの消費エネルギーをより正確に反映したデータが得られる。
トレーニング管理とリカバリー追跡
連動するZeppアプリの「ハイブリッドトレーニング」機能は、持久力・筋力・リカバリーのバランスをまとめて管理できるプラットフォームだ。週ごとのトレーニング負荷の分布を可視化する「週間ストラクチャー」機能により、疲労を蓄積させすぎずに走行量を積み上げていくための計画が立てやすくなっている。
独自の「BioCharge」エネルギーモニタリングは、夜間の回復状態を数値化して翌日のコンディション指標として提示する。VO₂マックス・疲労レベル・トレーニングステータス・HRV・睡眠・トレーニング負荷といった指標と組み合わせることで、いつ追い込み、いつ抑えるべきかの判断材料が増える。
先進的なランニング指標としては、乳酸閾値・ランニングパワー・ペーシング分析・歩容トラッキング・フィニッシュタイム予測を搭載。接地時間と姿勢のトラッキングも備えており、テクニカルな地形を走る際のバイオメカニクス的な改善にも活用できる。
外部プラットフォームとの連携にも対応しており、TrainingPeaks・Runna・Intervals.icuとのデータ連携、そしてStravaへのアクティビティ自動同期が可能だ。本体には64GBのストレージを搭載し、100時間以上のポッドキャストや追加地図データの保存もできる。
価格と発売情報(米国)
Cheetah 2 Ultraは2026年5月13日より米国のAmazfit公式サイト(amazfit.com)にて販売を開始。価格は599.99ドル(日本円換算で約9万円前後)となる。
現時点では日本向けの発売は発表されていない。国内のトレイルランナーやウルトラマラソン愛好者からの期待は大きく、日本版の発表が待たれる状況だ。Amazfitはこれまでもグローバル発表から一定期間を経て日本市場に展開してきた実績があり、続報に注目しておきたい。
Source: Business Wire(2026年5月13日)
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