FitbitアプリがGoogle Healthアプリへと刷新され、Geminiを搭載したAI健康コーチ「Google Health コーチ」の提供が始まりました。私もさっそくiPhoneとGoogle Fitbit Airをペアリングし、Google Healthアプリを使い始めています。まだペアリングしたばかりで健康データが十分に蓄積されていない段階ですが、実際に触ってみて感じた率直な第一印象をお伝えします。
なおアプリ刷新と同時に発表された、画面なしの新モデル Fitbit Airについては、下記の記事でファーストインプレッションを紹介しています。
先行入手「Google Fitbit Air」外観レビュー:11gで”装着を忘れる”、その第一印象
ポップで見やすい——Googleのアプリらしいデザイン
Screenshot
Google Healthアプリを開いて最初に感じたのは、「いかにもGoogleらしいな」という印象です。ポップな見た目で、各種の健康データが非常に見やすい形でまとまっています。カラフルなグラフや数値がすっきり整理されていて、データが多くても「ごちゃごちゃしている」という感覚がありません。健康管理アプリはとかく情報量が多くて画面が複雑になりがちですが、開いた瞬間に「見たい情報がどこにあるか」が直感的にわかる設計になっていると感じました。
iPhoneのApple Healthデータも取り込める——健康データをこのアプリに集約できる
私はiPhoneをメインのスマートフォンとして使っていますが、Google HealthアプリはAppleのヘルスケアのデータも取り込むことができます。これは個人的にかなり大きなメリットだと感じました。
これまでは「iPhoneのヘルスケアアプリ」と「Fitbitアプリ」が別々に存在していて、それぞれのデータを行き来しなければならないことがありました。しかしGoogle Healthアプリ内にデータを集約できるのであれば、健康に関する情報を一か所で俯瞰できる体制が整います。まだ使い始めたばかりで蓄積が少ない状態ですが、使い続けるほど一元管理のメリットが実感できそうです。
ただし現時点では、Apple Health→Google Healthという一方向のデータ取り込みに対応しており、Google HealthのデータをApple Healthへ書き出す機能はまだ対応していません(今後数ヶ月内に対応予定とされています)。iPhoneユーザーとしてはこの点も念頭に置いておくと良いでしょう。
「Google Health コーチ」が新しい——AIと健康を相談できる

今回のアップデートで特に新しいと感じたのが、「Google Health コーチ」という機能です。ざっと見てみたところ、アプリ内にAIと相談できるコーナーがあるような感じで、目標の立て方を相談したり、今回のアップデートで何が新しくなったのかを聞いてみたりすることができます。
まだペアリングしたばかりでデータが揃っていない段階ですが、健康データが積み重なってきたときは「その読み解きを手伝ってもらう」という使い方ができそうです。これまでは心拍数や睡眠スコア、血中酸素、安静時心拍数、心拍変動といったデータを見ても「これって良いの?悪いの?」と感じることが正直ありました。Google Health コーチはそういった数値を自分が理解できる言葉で解説してくれたり、改善に向けた具体的な助言をくれたりすることが期待できます。
また、自分が目指したい姿——たとえば健康維持や減量——に合わせて、より自分の状態に合った運動スケジュールや目標の設定方法を手伝ってもくれそう。AIの分野で最前線を走っているGoogleならではのアプリになっているのではないかという期待があります。
その他の注目ポイント——発表情報からざっとご紹介

ここからは、以前Smart Watch Lifeで取り上げたGoogle Health コーチの発表記事の内容をもとに、私がまだ実際に触れていないポイントをざっとご紹介します。
料金とプランについて
Google Health コーチはGoogle Health Premium(旧Fitbit Premium)のサブスクリプションに含まれており、月額1,500円または年額13,000円(いずれも税込)で利用できます。なお、Google AI ProおよびUltraのユーザーであれば追加料金なしで自動的に含まれます。
なのでGeminiをガシガシ有料プランで使っている人は、実質無料でこのコーチ機能を使えるわけですね。
また、Google Fitbit Airを購入するとGoogle Health Premiumが3ヶ月間無料でついてきます。まず無料の期間に使い心地を試してみられるのは、はじめてGoogle Healthコーチを使う人にとってうれしい仕組みです。
アプリは4つのタブ構成
Google Healthアプリは「今日」「フィットネス」「睡眠」「健康」の4タブで構成されています。「今日」タブを中心に、フィットネスでは週間プランの管理、睡眠では1週間を通じたリズムの安定性を確認できます。さらに生理周期トラッキング・栄養管理・メンタルウェルビーイングといった機能も再設計されており、健康に関するデータをひとつのアプリで幅広くカバーできる設計です。
既存Fitbitユーザーは自動アップデートで移行完了
もともとFitbitアプリを使っていた方は、アプリの自動アップデートとしてGoogle Healthアプリへの移行が完了します。別途アプリをダウンロードし直す必要はなく、これまでのデータも自動で引き継がれます。
数百のアプリ・デバイスと連携可能
ヘルスコネクト・Apple Health・Google Health APIをはじめ、PelotonアプリやMyFitnessPalなど数百種類のアプリやデバイスと連携できます。複数のサービスに散らばっていた健康データをひとつのアプリにまとめて確認できるのは、日常的にいくつかのヘルスケアサービスを使っている方にとって大きな強みになりそうです。
プライバシーへの配慮
GoogleはFitbitの健康データやウェルネスデータをGoogle広告に使用しないことを明言しています。Fitbitアプリ時代からの約束がGoogle Healthアプリへの移行後も継続されるとのことで、プライバシー面での安心感があります。
Google Fitbit AirとGoogle Healthアプリの詳細レビューは後日お届けします
現在はGoogle Fitbit AirとiPhoneをペアリングしたばかりで、健康データが十分に蓄積されていない状態です。Google Health コーチの真価は日々のデータが積み重なってから発揮されると思うので、しばらく使い続けたうえで改めてレビューをお届けする予定です。Google Fitbit Air本体の使い心地やデザイン、装着感などについては外観レビュー記事もあわせてご覧ください。バッテリーは最長7日間持続し、5分の充電でおよそ1日分を補充できるので、普段使いのハードルも低そうです。健康データが揃った段階でのGoogle
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・Google HealthアプリとGoogle Health コーチの発表内容の詳細はこちら→GoogleがAI健康コーチ「Google Health コーチ」を発表——FitbitアプリはGoogle Healthアプリへ刷新、5月19日より順次提供開始
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