スマートホーム関連機器の所有者は2割弱、やってみたいことは「外出先からの遠隔操作」「防犯」が上位|マイボイスコム調査

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マイボイスコム『スマートホームに関する調査』2026年4月実施のメインビジュアル

「スマートホーム」という言葉はよく聞くようになりましたが、実際にどれくらいの人が関連機器を使い、どんな使い方をしているのでしょうか。マイボイスコムが2026年4月に約11,000人を対象に行ったインターネット調査の結果が公表され、日本の家庭でのスマートホーム事情が見えてきました。スマートウォッチやスマートリングと同じく「日々の暮らしを便利にするスマートデバイス」のひとつとして気になっている方も多いはず。今回は、その調査結果のポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

マイボイスコム『スマートホームに関する調査』2026年4月実施のメインビジュアル

Source:マイボイスコム「スマートホームに関する調査」

スマートホームの認知度は約7割、ただし「内容まで知っている」は15%

調査ではまず、スマートホームという言葉自体の認知度が聞かれています。「内容について知っている」「聞いたことがある程度」を合わせた認知率は約7割で、言葉としてはかなり浸透している印象です。

一方で「内容について知っている」と答えた人は15.2%にとどまっており、具体的に何ができるのかまで理解している人はまだ少数派と言えそうです。男性10〜20代では「内容まで知っている」が約3割と高めですが、同じ層では「知らない」と答えた人も4割強おり、若い世代の中でも関心の濃淡が大きく分かれている様子がうかがえます。

スマートホーム関連機器の所有者は2割弱、人気はスピーカーとリモコン

マイボイスコム調査のスマートホーム関連機器所有状況グラフ。スマートスピーカーが5.9%でトップ。

実際にスマートホーム機器やスマート家電を所有している人は、全体の約2割弱。まだ「これから普及していくフェーズ」であることがよく分かる数字です。

所有している機器を聞いたところ、トップは「スマートスピーカー」で5.9%、続いて「スマートリモコン」が4.9%でした。「スマート電球・照明」「ロボット掃除機」「見守りカメラ、ネットワークカメラ」がそれぞれ約4%で並んでいます。スマートスピーカーは女性30代で1割強とやや高くなっており、子育て世代を中心に音声操作の便利さが受け入れられていることがうかがえます。

所有しているスマートホーム関連機器(複数回答) 所有率
スマートスピーカー 5.9%
スマートリモコン 4.9%
スマート電球・照明 約4%
ロボット掃除機 約4%
見守りカメラ・ネットワークカメラ 約4%

使い方は「遠隔操作」が中心、音声操作は約16%

マイボイスコム調査のスマートホーム関連機器の利用状況グラフ。自宅・外出時の遠隔操作が上位。

所有者にどんな使い方をしているか尋ねたところ、「自宅で、家電・設備をスマートフォンやタブレット端末から遠隔操作」が24.1%でトップ。続いて「外出時に、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」が22.7%、「音声で家電・設備を操作」が15.7%でした。

「外出時の遠隔操作」や「スケジュール機能やタイマーで時間や曜日を設定し、家電の操作を自動化」する使い方は、30〜40代で比率が高くなっています。共働きや子育て世代にとって、帰宅前にエアコンを動かしておく、決まった時間に照明をつけるといった使い方は、毎日の負担をぐっと軽くしてくれる存在になっているようです。

導入のきっかけは「買い替え」「時短」「防犯」

スマートホーム関連機器を所有しようと思ったきっかけとして多かったのは、「家電・設備の購入・買い替え時」が17.5%、「日常生活の効率化・時短」が15.4%、「自宅のセキュリティ強化、防犯対策」が13.1%です。

性別・年代別では傾向が少し変わり、男性30代は「家事負担を軽減したい」が1位、男性40〜50代や女性30代は「日常生活の効率化・時短」が1位となっています。30代では「住宅の購入・引っ越し時」の比率も高く、ライフスタイルの大きな節目で導入を検討する人が多い様子がうかがえます。

これから「やってみたいこと」は遠隔操作と防犯

所有していない人も含めて「スマートホームでやってみたいこと」を聞いた項目では、「外出時に、家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」が22.3%、「自宅のセキュリティ対策」が18.0%となりました。

若年層ほど「家電・設備をスマートフォンから遠隔操作」や「生活パターンにあわせて、家電・設備の動作を設定」といった、暮らしを自動化する使い方への関心が高い傾向があります。一方で70代では「自宅のセキュリティ対策」が1位となっており、年代によって「便利さ」と「安心」のどちらに重きを置くかが分かれていることが分かります。

調査では実際の利用者のコメントも紹介されており、「飼い犬の見守りカメラやスマートロックで安心安全に暮らせている」「寝室のカーテンをスケジュール設定して朝日の光で起きる」といった声も寄せられています。「家族旅行の帰り道に冷暖房をつけておきたい」「帰宅したらちょうど洗濯が終わっていてほしい」といった、まだ所有していない人のリアルな願望もまとまっており、スマートホームに何を期待しているのかが伝わってくる内容です。

まとめ:スマートホームはまだ「これからの市場」

今回のマイボイスコムの調査からは、スマートホームという言葉自体は広く知られつつあるものの、実際の所有率はまだ2割弱で、本格的な普及はこれからというフェーズであることが見えてきました。一方で、外出先からの遠隔操作や防犯への期待値は高く、スマートウォッチやスマートリングと同様に「日々の暮らしをスマートデバイスでアップデートする」流れは確実に進んでいきそうです。

Smart Watch Lifeでも、スマートウォッチを起点にスマートホーム機器・スマート家電・見守りデバイスといった周辺ジャンルの動向を、引き続き取り上げていきます。

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